LGBT 性を考えるときは4つの切り口から
LGBT研修を受けて自分が思ったことは、個性を尊重し、個人を尊重することに尽きるということ。
性を考えるときには4つの切り口がありました。 生物学的な性別(sex)、性自認(Gender Identity)、性表現(gender expression)、性的指向(sexual orientation)、この4つの切り口の組み合わせによって、多様な性の在り方について理解しやすくなりました。
性自認について自分の場合を考えたときに、35年間何も違和感なく、ただただ単純に自分は男だと思って生きてきたために、性自認は男となっているかもしれないということに気づきました。ただ、自分はシンプルに男だと思います。違和感ないので。ただ、そのことにも気づかずにより広い視点があることに気づかずに画一的な考えで生きているのは怖いし、嫌だなとも思いました。
このように4つの切り口によって、性が男と女だけではなくてたくさんの在り方があって多様なんだということを理解できるようになるための助けになります。これで自分の視野を広げることで、これから、性マイノリティの方々を意図せず傷つけてしまったり、なにかふとした時にサポートできるようになったり、まだ知らない人へ伝えることができるようになることはとても重要なことだし、自分としては嬉しいと思いました。
なぜ、男でもなく女でもない人がいるのか?遺伝?環境?そんなことは考えたってわからないし、実際いるんだからがそれが全て。ただ、男と女が全てという考え前提で出来てしまっている社会で、性マイノリティと意味づけしたりしなかったり、尊重したり軽蔑したり、理解したり理解しようとしなかったりするのは全て、周りにいる私達(社会)です。
日本だけでもLGBT人口は諸説あるようですが7.6~8%の割合いるという統計データが有るようで、AB型や左利き(10%)とあまり変わらない割合だそうです。そうすると13人に1人くらいということで、かなり身近にいるんだなという感覚です。
なので、今はもう女、男だけの社会という価値観、考え方も薄れてきたし、みんなが同じことを同じ用に繰り返してお金を稼ぐ時代でもない、自由に考えて、やりたいことやって、表現することができるようになってきた今だからこそ、多数が勝つとか偉いとかではなくて、92%の人が性の4つの切り口を理解するとか、LGBTについて理解し普通に接することが出来るようになることは、8%しかいないと見ることも出来ないかもしれないけど、だれも仲間はずれにはしたくない。それに、8%の人たちがもっともっと社会で活躍しやすい社会になることで、日本が世界がより良くなることは間違いないと思います。
今回はLGBTをきっかけに性マイノリティについて学ぶことが出来、Allyになれるように日々勉強して行こうと思えるようにもなれました。性だけでなく、色々なものはいろんな見方ができます。だからこそ、マインドセットとしては、個性を尊重し、個人を尊重することを大事にするに尽きると思います。