AIによって仕事はなくなるか?について本を読んで考える
ChatGPTをはじめとする生成AIは一般にも広く普及されている。
野村総合研究所によると7割の人がChatGPTについて認知しているそうだ。
AIの普及によって引き起こされる可能性のある問題に「AIによって雇用が奪われる」という問題がある。
車・セルフレジなどテクノロジーの普及によって人間の仕事はつねに自動化・効率化されてきた。
大きな問題となるのはこれまでの技術による労働の置換の対象であった、手順が決められた仕事ではなく、創造性・知的生産などの人間の特権的な能力とされてきた部分に対してもAIによる置換が発生するのではないかとされている部分だ。
人のあらゆる仕事がAIによって代替された場合、働き口はなくなり社会に大きな混乱が引き起こされる危険性がある。
この論点について考えを深めるため、この本を読んでみた。
AIによってどのように仕事がなくなるのかと、それに対する対策が記された本だ。
詳細はAmazonリンクから読んでもらえればと思う。
この記事ではこの本を読んだことをベースにした現在の考えを書いていきたい。
結論
現状の結論としては下記である。
AIによって仕事は減るのか?に対する回答
補完力<代替力となり、仕事はAIによって置換されテクノロジー失業が多発する
AIをうまく活用できる人材の生産性は向上し、より格差が拡大する
AIによって仕事が減るという問題に対してどのように対策すべきか?
個人:教育の質を向上させ人ができることを増やす
企業:AIに代替されない未開拓の仕事を増やす
国家:ロボット税などの導入により所得の再分配を行う
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