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Outer Wildsが面白すぎてゾンビになった2020年【俺GOTY2020】

ゲームライターマガジン、1月のテーマは【俺ゲーム・オブ・ザ・イヤー2020】です。もう発表する前からバレてる気がしますけど……いやいやまだわかりませんよ!

ちなみに去年(2019年)の自分的ベストゲームはこんな感じでした。

【2019年僕のベストゲーム
1位:DEATH STRANDING
2位:SEKIRO
3位:フィットボクシング


――さて、あらためて2020年に遊んだゲームを振り返ってみると、印象に残っているのはこのあたり。今年はコロナ禍で本業の方がてんやわんやだったり、プライベートの方でも子どもが1歳になったりであんまりゲームには時間をさけなかった……と思ってたんだけど、こうして見るとけっこうトロコンしてるな!

(※プレイした順/★はトロコンまで遊んだゲーム)

★十三機兵防衛圏(※2019年発売)
★龍が如く7 光と闇の行方
・あつまれ どうぶつの森
★FINAL FANTASY VII REMAKE
★Outer Wilds(※2019年発売)
・The Last of Us Part II
★バトルガレッガ Rev.2016(※2016年発売)
★ゴースト・オブ・ツシマ
★The Witness(※2016年発売)
★天穂のサクナヒメ

もちろん遊んだ数自体は全然大したことないんだけど、今年はなんと言っても、5月にクリアした「Outer Wilds」が衝撃的すぎてゾンビになったり、あと20年前に挫折してずっと心残りだった「バトルガレッガ」でようやくワンコインクリアを達成したりと、自分的にはかなり濃いゲーム体験ができた1年間だった気がします。肝心のサイバーパンク2077をまだ全然遊べていないのと、やたら2019年以前のゲームが多いのは……すまん。

さて、この中で栄えある【俺GOTY2020】に輝いたのは――。







「Outer Wilds」です! 「Outer Wilds」です!

「Outer Wilds」です! 「Outer Wilds」です!

「Outer Wilds」です! 「Outer Wilds」です!


(以下9,318,054回省略)



いやもう、僕のTwitterを見てる人なら、僕が昨年後半(今もだけど)、どれだけこのゲームに傾倒していたかはもうご存知かと思います。仕事でもらったメールにまで「Outer Wilds流行るといいですね」って書かれていたときはさすがにちょっと自重しようかと思った(最近はこれでもかなり自重してツイートしているつもりです)。そもそも2019年発売じゃねーかという声もあるかとは思いますが、まあ去年も3位にフィットボクシング(2018年発売)とか入れてたからね……。

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ともかく、このゲームについてはnoteでもTwitterでもさんざん書いてきたので今さらあらためて言うことは特にありません。

――とでも言うと思ったか?! いやもう、ネタバレさえ気にしなくていいんなら、まだまだ24時間くらいはノンストップでしゃべっていられるくらい、このゲームについては語りたいことが山ほどあるんですよ。早くネタバレを気にせずクリア後トークができるように全人類遊びやがれください。前にも書いたけど、僕個人としてはGOTYどころか10年に1本クラスの傑作だと思っています。

まあ、言うてもまだまだネタバレは避けておきたいのと、このゲームについてはもっとしかるべき機会にちゃんと書きたいテーマがたくさんあるので、ここでは代わりに僕の個人的な感想というか近況を。

このゲーム、既クリア者がしばしば「Outer Wildsゾンビ」なる病態を発症することが知られておりまして、どういう症状か以下、エリートゾンビの一人である砂義出雲さんのブログから引用します。

『Outer Wilds』をクリアしたファンは、恐らくとある事実に絶望することだろう。
それは、「このゲームをもう二度と初見でプレイすることはできない」という事実である。記憶というものは、(基本的には)一度知ってしまったものを元に戻すことができないからだ。
そこで、我々は他者に希望を託す。
初見で実況している人の配信を観るのだ。
『Outer Wilds』プレイヤーの新鮮な反応を求めて、配信者の元にわらわらと群がる既プレイ者の様子はゾンビになぞらえて「Outer Wildsゾンビ」と一部で呼ばれている。


要は「自分ではもう初見の楽しさを味わえないから、他者の新鮮な反応を求めて配信や感想を異様に渇望するようになる」ということですね。そしてお察しの通り、2020年後半から今現在にかけての僕が完全にこれでした。

僕の場合、初見プレイヤーの配信を見るだけでは飽き足らず、「Twitterで『Outer Wilds lang:ja』『アウターワイルド OR アウターワイルズ OR アウタワ』で1日50回くらい検索してしまう」とか、「noteで感想エントリを見つけると反射的にサポート(投げ銭)してしまう」とか、「5chでうっかり流行ったりしていないか1日1回検索してしまう」とか……生配信・アーカイブ含めるとかれこれ20人くらいのハーシアンたちのエンディングに立ち会ってきたし、中にはこのゲームがきっかけで知り合ったり親しくなったりした人もいた(気に入った配信者の過去の動画を見たりもした)。

さらに付け加えると、このゲームがきっかけで「ナラティブっぽいゲーム」熱が再燃し、先行作品っぽいやつを片っ端から遊んだり(その流れで「The Witness」という同じくらいのド傑作にも出会えた)、しまいには少しでも後続プレイヤーを増やしたくて「ねとらぼに記事を寄稿する」という最終手段に出たり、Togetterに感想ツイートをまとめたり……このへんも含めると恐らく、通算で1000時間以上は「ゾンビ活動」に費やしてきたんじゃないかと思う。違うんです、僕がおかしいんじゃなくて、人をこれだけの熱情に駆り立てるOuter Wildsというゲームがおかしいんです。


ええと、なんか話がそれきたので強引に締めると、つまりは「それくらいハマってたんだからもう(2019年発売だろうが)これがGOTYでいいだろ」ということです。

しかし、かえすがえすも残念だったのは、これだけの傑作にリアルタイムで反応できなかった己のアンテナの低さですね……この悔しさを噛み締めつつ、2021年はもっともっといろんなゲームに触っていかないとなと思います。長くなりそうなのでひとまずこれで締め!


※追記:急いで記事書いたので忘れてたけど、1位~3位までの順位も出しておきます。

【2019年僕のベストゲーム
1位:Outer Wilds
2位:天穂のサクナヒメ
3位:The Last of Us Part II
番外/殿堂入り:The Witness


あとせっかくなので、その他の印象に残ったゲームについてはマガジン購読者向けに有料部分で。


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