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【コスパだけは最強】基本情報技術者試験 合格体験記【3歳ママ妊婦】


でで〜ん!

基本情報技術者試験に合格しました!

そんなにドヤるほどの資格ではないですが…
この業界未経験の私にはいい経験になりました(^-^)♡


なぜ受けようと思ったか?

パートで働いていた一応ワーママの私が、どうして必要でもない資格取得に挑戦したか?
それは、ITについて学びたかったからです。

うっすい動機だし、言葉遣いがこれで合っているのかも定かではありませんが…苦笑

今は退職しましたが、アプリやWebでのサービスを提供・運用していた会社で働かせてもらうようになり、以前からPythonを齧っていたこともあってかなりこの業界に関して興味を持つようになりました。

今年初め頃に、C#でVisual Studioを使って今日の業務のToDoリストを確認できるというだけのしょぼいツールでしたが生まれて初めての成果物を作ることができました。

それを機に、他にも色々作ってみようかなと思ったのですが、特に作りたいものも思い浮かばず…
競技プログラミングというものに出会い、C++を少し触ってみました。
本当に基礎の基礎ですが、まあある程度知識はついたかなあ、って頃に、向かいの席の方から「アルゴリズムについて学んでみるといい」という助言をいただきました。

手始めにメルカリで『Pythonで学ぶアルゴリズム入門』という本を購入してみて、「ほうほう、アルゴリズムってこういう感じか」みたいな状態まではいけました。

そしてその方に、「基本情報とってみるのはどうか」と教えてもらいました。
そのかたはIPAの資格をたくさん取得してらっしゃって、学歴もおお〜と声が出るくらいのもので、うーんこの人が言うならみたいな感じで基本情報技術者試験について調べてみました。

ぶっちゃけ、なんやねんこれ、みたいな印象で(笑)
B問題については、まあわからなくもなかったですが、A問題に関しては答えられるものなんて3つくらい…
これ勉強するんか〜と思ったのですがまあ興味がある内容ではあったので、トライしてみることに。

ただし私がここで一番気をつけたかったことは、「目標は取得することではない」ということです。
本をさらっと読むだけのお勉強の定着率ではあまり納得いかず、ある程度知識を身につけたいと思っていました。
資格取得って、私の個人的な感想ですが、過去問何個もやって傾向掴めばこれが出やすいとかわかってしまってそこばっかり対策してしまうと思うのです。
そういう方法で資格を取った経験もあるので(汗)それに注意して、勉強を始めることにしました。

基本情報技術者試験は、特に事情がない限りはCBT(なんかパソコンでカチカチ選択肢を選んでいって回答するやつ)での受験なので、試験自体はこの日に!と決まっているわけではありません。
最寄りの受験会場の空きがあれば受験できる、みたいな感じでした。

なので、はじめは「秋くらいには取れたらいいかな〜」というふわっとした期限のみを決めて始めました。
10月が誕生日だったので、24歳になるくらいで取れたらいいな〜みたいな。

私の環境

基本的なステータスというか、めっちゃ暇な人とめっちゃ忙しい人とでは勉強時間とか方法も変わってくると思うので…
私のその時の状況を書いておきます。

・3歳児のママ

・(平日)朝9時前に保育園→9:30~14:30の勤務→16:00お迎え→寝かしつけが終わるまでは基本的にフリータイムはなし

・8月ごろからは金曜も休日でしたが、そこに娘の通院や療育、普段できない掃除などの予定を入れることが多かったのであまり勉強に費やしていた記憶はありません

・仕事は、何時に何をするみたいな定例業務をする(たまにイレギュラーもあり)感じで、その定例業務どうしの間は暇(その時間も使って勉強していましたがメールやエラー発生などは見逃さないように注意しながらでした)

・6〜8月ごろは妊娠初期〜中期入りかけくらいの時期で、つわりでダウンしていてあまり勉強時間が確保できませんでした

・本格的に勉強を始めたのは8月下旬くらいからで、それまでは仕事中だけみたいな感じでした

・主な勉強時間は、
勤務中・退勤後からお迎えまでの時間(この時間はサボり気味)・夜寝かしつけが終わった後または早朝・妊婦健診の待ち時間(結構長い)

・主人は交代勤務(夜勤あり)で、主人は結構しっかり家事育児をやってくれるタイプの旦那様です

勉強に使った教材

こちらです。(現在は令和7年度版が出ています)
過去問だけで行ったんかよ。
結局傾向と対策かよ。
ってなると思いますがまた後ほど…

勉強方法

A問題の対策

まず、先ほど紹介した過去問を、電子版の付録はのぞいて一周します。
一周といってもほとんどわからないので真剣には解かず、わからないことを全て「Anki」というアプリに一問一答形式で登録していきます。

※Ankiは平たく言えば暗記カードみたいなイメージです。それの電子版。
画像をアップロードして穴埋め問題を作ったりもできます。
私はわからない用語一つに対してめちゃくちゃ長い説明文を登録することもざらにありました。

解説部分に書いてくれてあるものはもちろん、これってどういう意味?とか、ふわっとはわかるけど口では説明できないな、みたいなものも調べて書き込んでいきました。

一通り登録できたら、9月の半ばくらいまではひたすらAnkiで用語について暗記する日々でした(自分で想像していたよりもこの工程に時間がかかっていました)。
用語一つに対して長い説明文も登録していた、と書きましたが、もちろんそれを一字一句覚えている必要はないので、要点がおさられていたらOKという基準で進めました。

9月半ばくらいになってようやく2周目以降を始めました。
最終的に3〜4周??くらいしたと思います。
8割正答の壁がデカかった気がします。

B問題の対策

これもA問題と同じくはじめに1周します。
こちらは読めばわかるものも多いので、ちゃんと解いていきました。
わからなかったところは解説を読んだり、たまには調べたりもしました。
大体は調べる段階で解決できたので、人に聞くということはありませんでした。

A問題に躓きまくってなかなかB問題に時間を割けず、Ankiをやりこんでいる時期はほぼ触れていません。

やっとA問題2周目って時にB問題も2周目に入りました。

大まかな流れ

4月 受験を決意。ぼちぼち勉強を始める。

5月 ゆる〜く1周目を始める。この頃は夜に勉強するということもあまりなく、ほとんど勤務中の隙間時間だけでお勉強。

6月 上旬に第二子妊娠発覚。意外としっかりつわりがあってお勉強どころではない。でも勤務中にぼちぼちAnkiへの書き込みをする。

7月 まだまだつわり。半ばくらいにはAnkiに知らないことを書き込む作業が終わっていたように思う。

8月 上旬くらいまでつわり。徐々にお勉強できるようになる。多すぎる「知らないこと」を暗記する作業をひたすら。(中旬から金曜も休日に)この辺りで受験申し込む。後期に入るまでには終わらせておこうと10月半ばに設定。

9月 やっと本腰を入れ始める。終わらないAnki… 妥協もしつつなんとかAnkiフェーズを終えて過去問を再び始める。

10月 過去問ある程度できてから初めて電子版付録に触る。あまり活用せず。(というかそんな時間なかった)→13日に受験!


余談ですが、リサーチが甘く(私の悪い癖)、その日は最寄りの受験会場周辺は大規模なお祭りでした。
うるさいし電車も駅も大混雑で散々でした(笑)
ただ、普段は行かない方面だったので、帰りに美術館に寄って楽しんできました♡

受験日が近づくにつれて、7,000ちょいを無駄にしたくない…という気持ちが出てきて、受かることを目標にしてしまっていた節はありますが、とてもいい経験になったと思います。

かかった費用

テキスト:¥1,595
受験料:¥7,500
電車賃:往復で¥700くらい
+通信費

でした。

あまり役立つ資格ではないといわれていますが、半年くらいかかってしまったし、初学者にはなかなか手応えある内容でした。し、合格ギリギリの点数となってしまいました。

まあママとして妊婦としては大健闘したのではという感想です(自分に甘い)

最近は物価も上がりあまりお金をかけたくないというのが本音だったので、その点ではかなり自分を評価しております。

最後に

果たして真の目標だった「知識を身につける」「知らないことを知る」というのを達成できたのかというのが最も大事なところです。

そして、できたと言えると思います。

このテキストには出題可能性みたいなパーセンテージを示してくれているのですが、そこはガン無視で、内容に優劣をつけず浅く広く学んだかな〜って感じです。

趣味程度にはなってしまうと思いますが、楽しくはあるので、これからもお勉強は続けていくつもりです。
何より、自分磨きも好きだし…ね…

次に働くときはこういう業界でまた働けたらな〜と思っているので、ぼちぼち!(何回言うねん)頑張っていこうと思います。


読んでいただいてありがとうございました。
未熟者ですがお勉強のことについても投稿していこうと思うのでまたぜひ読んでください(^-^)

誰かの参考になればいいなあ〜!

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