エクストラレギュレーションオリジンディアルガVstar調整録【2024年版】
初めに
皆さん初めまして、おにまいが終わったという事実に悲しみを隠しきれないてっかまっきーです。二期きてくれ…(いつの話をしてるんや…)
普段はデュエマやポケカをしていたり、Twitterで可愛い子のイラストをいいねしたりするインターネットモンスターです。
今回は2022年12月の下旬から2023年3月末まで開催されていたエクストラバトルの日で私がひたすら調整していたデッキについて備忘録として書いていこうと思います。
拙い文章ではございますが、最後までお読みしていただけると幸いです。
ちなみに今回の記事のデッキは「エクストラバトルの日優勝!」とか「CL愛知エクストラ完走!」などといった実績が一切無い上に、まだ構築自体が最終結論であるという自信が無い為、話半分で聞いていただけると幸いです。
そして、前回同様身の上話が長い為、デッキリストを見たい方は目次から「構築について」を押してもらうとデッキの構築について書かれているところから見れるはずなので是非ご活用してみてください。
謝罪【追記部分】
では本題に入る前に1つ読者に対して謝らないといけない事がございます。それは
・書いたけど1年以上放置したこと
です。本当は昨年のエクストラバトルが終了した6月に投稿しようと考えていたのですが、noteを書いたことをすっかり忘れていました。その為、リストは最新の物では無い上に、昔書いていた事と矛盾が発生してしまっている可能性がありますのでその点をご留意していただけますと幸いです。
それでは本題の方に移ります。
組んだ経緯と見えてきた欠点
まず組んだ経緯について少し話させていただきます。私自身エクストラレギュレーションに凄く興味があり、エクストラのデッキも組んでみたいなと思っていました。そして2022年12月10日の2023CL京都の最新情報の発表でエクストラバトルの開催が発表されました。今回のエクストラバトルの日ではプロモパックが配られるとの事でその中身が…
・タマタマ(ぞうしょく)
・ミュウ(はじまりのきおく)
・デデンネGX
・バトルサーチャー
・バトルコンプレッサー
・かるいし
・トレーナーズポスト
・パソコン通信
・ダウジングマシン
・サイレントラボ
といった豪華な内容であり、始めるしかねぇ!!!って事で始めようとしました。しかし、いざエクストラバトルの日が開催されると大量の人で溢れており、全国で抽選が発生して大変な状況になっていました。抽選落ちして虚無虚無プリンにはなりたくないということで少しの間は参加しないで様子見していました。
その間に私はエクストラレギュの動画などを見て使いたいデッキをぼんやりと考えていました。そうして動画を見ているとふととある考えが頭の中によぎりました。それは…
ディアルガで追加ターンを取りまくるの気持ちよすぎだろ!!!
という考えでした。この考えに辿り着いた私は安定と信頼のかちゃえもん先生(@kattiyan_pokeca)に相談してみました。
そうして最初に頂いたリストがコレです。
コレだったのですが…エクストラの汎用パーツをほぼ持っていない人からすると組むのが困難だったので、最初にエクストラバトルの日に参加した時のリストはコレです。
こんな感じの無課金Lv.5ぐらいの構築で遊んでいました。その後は個人的な都合で1ヶ月ぐらい忙しくてエクストラバトルの日に参加する事が出来なくて次に出たのが1月下旬ぐらいの頃です。そうして上の画像の構築を使って遊んでいました。2月の上旬頃とある出来事が起こりました。それは…
エクストラの汎用パーツを買い揃えた事です。そうして新しくなった構築がこちらです。
こちらの構築でしばらくエクストラバトルの日に参加していました。しかし、使っていくにつれてこの構築の欠点がいくつか浮かび上がってきました。それは…
・ベンチ枠が足りない事
・後攻を取らないとほぼ負ける事
・安定しない事
・25分以内に決着を付けないといけない事
主にこの4点が浮かび上がってきました。では順に1つずつ説明していきます。
まず、ベンチ枠が足りない事についてです。コレはスカイフィールド込みでの話です。ベンチに置いておきたいポケモンとしてオリジンディアルガVstar×1(余裕があれば2体)、ディアルガGX×1、ドータクン×2(メタルトランス×1、メタルチェーン×1)(余裕があればメタルチェーン持ちを2体)、かがやくゲッコウガ×1、暁の翼ネクロズマGX×1の計6体(理想の場合は8体)になります。更にここからデデンネGXやクロバットV、カプテテフGXなどといったルーター系のカードもベンチに置くと余裕でベンチ上限を越えてしまいます。だからこそ限界まで置くポケモンの数を少なくするべきだと思いました。コレが1つ目の課題です。
次に後攻を取らないとほぼ負ける事についてです。このデッキにはドーミラー(ぬけがけしんか)やゴニョニョ(ごうきゅう)、ミカンなどといった後攻の最初の番に使う事で真価を発揮するカードが入っています。
しかし、裏を返せば先攻を取ってしまうとドーミラーはHP50の進化元になり、ミカンは鋼ポケモン1枚だけしか持ってこれないボール系統の下位互換になり、ゴニョニョは悪く言ってしまえば逃げエネ2個のお荷物になってしまいます。コレが2つ目の課題です。
次に安定しない事についてです。このデッキはメインであるオリジンディアルガVstarとドータクンが共に進化が必要なポケモンであり、進化ラインが2つあります。その上、メタルチェーンやメタルソーサーが主なエネ加速の手段でありどちらもエネルギーの供給元がトラッシュからなのでトラッシュにもエネルギーを補給しなければいけません。その為進化が出来なくてまともにエネルギーを供給できずに負けたという事例がいくつかありました。コレが3つ目の課題です。
最後に25分以内に決着を付けないといけない事についてです。一見すると「お前何言ってるんだ?」状態になると思います。ですので例を出しながら1回軽く説明していきたいと思います。
まず、普通のポケカなら以下のように
相手の番→自分の番→相手の番→自分の番→相手の番→自分の番…
といった感じにゲームが進行していきます。
しかし、このディアルガデッキは以下のように
相手の番→自分の番→相手の番→自分の番→自分のexターン(スタークロノスの分)→自分のexターン(タイムレスGXの分)→相手の番→自分の番…
といった感じで間髪入れずに自分の番が2回きます。つまり1ターン、2ターン先の動きまで考えてプレイをしなければいけません。何も考えずに追加ターンを取る為にVstarパワーやGX技を使って、その次のターンに何をするかを考えてからプレイをして…なんて事をしていると25分経過してしまい両者敗北になるという事例も発生しました。コレが4つ目の課題です。
1つ目〜3つ目のまでの欠点は構築により気持ちカバーはできたと思っています。4つ目の欠点に関しては単純にプレイングの問題なので頑張って練習してください()
構築について
デッキリスト解説
お待たせいたしました。今期のエクストラバトルの日で私が握っていたデッキの最新構築です。それではリスト解説の方に移っていきます。1枚ずつ解説していきます。
・オリジンディアルガVstar×2、オリジンディアルガV×2
コンセプトカードなので確定採用。このデッキのメインアタッカーである点とサイド落ちを考慮して最低限の2-2採用。
・ディアルガGX×1
コンセプトカードなので確定採用。アタッカーとしては火力不足感が否めない上にデッキ内に入っている全てボール系統のカードで回収可能な為、1枚採用。クロックアップが意外に強かったりする。(そういうことしてる時は大体負けてる)
・ドータクン×3(内訳:メタルチェーン×2、メタルトランス×1)
コンセプトカードなので確定枠。主な役割はエネ加速とエネルギー付け替えである。メタルチェーンの方はあればあるほど強いので2枚採用、メタルトランスの方は1枚あれば充分である点と枠の都合で1枚採用。2枚採用してもいいと個人的には思う。
・ドータクンBREAK×1
直近2〜3年でポケカを始めた人は絶対に知らなそうなカード。スタークロノスやタイムレスGXを使って220ダメージや150ダメージをばら撒いて残ったポケモンをドータクンBREAKの技、ゴールドレインで残ったポケモンにダメージを与えてサイドを一気に取ったりしたり、メタルチェーンのドータクンの上に乗せてHPを底上げしたりする役割を持つカード。役割としてはフィニッシャーの為に1枚採用。BREAK進化の為、ドータクンを乗せた後すぐに進化が出来ないので気をつけよう!!!(1敗)
Break進化するとルール持ちになって雪道等の対象として引っかかっちゃうから気をつけよう!!!(1敗)
・ドーミラー×3(内訳:ぬけがけしんか×3)
後攻を取る理由1つ目。序盤のうちになるべくベンチに置いておきたいカード。4枚採用してもいいけど枠の都合で3枚採用している。
・ザシアンV×1(内訳:ブレイブキャリバー×1)
先攻を押し付けられた際の解答札兼サブアタッカー。
先攻を押し付けられた時にベンチに展開して特性のふとうのつるぎを使う事によって鋼エネルギーがザシアンVに付き、次のターンのスタークロノスやタイムレスGXを打つ際に貢献してくれたり、手札が潤沢になり次のターンのプレイの幅を広げたらする事が出来る。
更に初期のポケカソード&シールド環境をやっていた人達はふとうのつるぎを使われたターンの返しにはマリィやNなどの手札干渉を打たなければならないという考えが染み付いている可能性がある為、相手のプレイを歪ませられる可能性もあるかもしれない。
そしてサブアタッカーとしても優秀であり、ブレイブキャリバー単体でVをワンパン、ブレイブキャリバー+ゴールドレイン1回でゲンガー&ミミッキュGXやガブリアス&ギラティナGXなどのTAGTEAMのGXを倒せたりします。採用枚数はサブアタッカーとしての運用なので1枚採用です。
・ジラーチEX×1、カプテテフGX×1
ジラーチEX、マジで高い()
正直高いカードを勧めたくは無いけど、涙をこらえながら書いていきます()
まず、ジラーチEXとカプテテフGXの主な役割としてはサポート回収(主にミカン)である。
これだけを聞けば「テテフ2枚でいいやん」って意見もから可能性があるので次にジラーチEXとカプテテフGXの差別化点について書いていこう。
まずはジラーチEXについて
鋼タイプだからメタルソーサー、ミカン対応
ヒプノストライクでねむりに出来てチャンスを作る事が出来る
オシャレ()
次にカプテテフGXについて
超タイプだからソーナンス(がまんのかべ)で止まらない
エナジードライブ中打点を出す事が出来る
弱点が無い
安い()
といった感じだと個人的に思っている。個人的には1-1の採用にしておくと例えば最初の対面でソーナンスが出てきた時にはカプテテフを出してからミカンや博士を使って展開したり、ピンチから逆転を狙う時はジラーチからNを使った後に前に出てヒプノストライクで眠りにしたりといった感じで使い分かる事が出来るからどちらも1枚ずつ入れるといいと思う。もし鋼タイプのポケモンだけを持ってこれるボールが出たら全部ジラーチEXに変えても良いかもしれない。また環境にがまんのかべソーナンスが増えてきたら全部カプテテフGXに変えるべきだと思う。
・クロバットV×1、デデンネGX×1
デッキの潤滑油みたいな役割のカードです。一番最初に置きたくないのでどちらも最低限の1枚採用。デデンネGXには鋼抵抗-20を持っている為、オリジンディアルガVstarの3エネ付いた状態でのメタルブラストでは倒せません(1敗)、しっかり4エネ付けるか予めダメージを与えておきましょう。ディアルガ使いの方々、くれぐれもSM期以前の雷タイプのポケモンには気をつけてください!!!(2敗)
ちなみに今度発売されるスノーハザードに収録されるイキリンコexも採用した方がいい。
上の特性も潤滑油として優秀であり、更に下技のきあいをいれるによってトラッシュに落としたエネルギーをディアルガに付ける事が出来るので本当に優秀である。(詳しいことは新弾発売後のリストの下に書いてあります)
・ゴニョニョ×1(内訳:ごうきゅう×1)
後攻を取る理由2つ目。後攻最初の番にごうきゅうを打てるとグッズやポケモンのどうぐ、サポート、スタジアムを使う事が出来なくなり、実質的なexターンを得ることが出来ます。しかし逃げエネが2個と少々重いので相手に倒してもらうかスカイフィールドを破壊された時に一緒にトラッシュしましょう。
ちなみに黒馬対面相手にごうきゅうを打つと何故か盤面のエネの数と手札がめっちゃ増えてたり、レジドラゴ対面だとレガシースターから無理やり技を打ってきたりするので本当に気休め程度に打つのをお勧めします。相手が全く動かなかったらニコニコしましょう(^ω^)
採用枚数は後攻1ターン目しか使わないので1枚採用としている。
・クイックボール×4、ハイパーボール×3、ヒスイのヘビーボール×1
展開札としての採用、ボール系統の中で採用を検討していたカードとしてバトルVIPパスとポケモン通信があったが、前者のバトルVIPパスは最初の番にしか使えず、2ターン目以降は腐り札と化してしまう為採用を見送りました。後者のポケモン通信は特定の状況下で使いたくて今の状況では使いたくないポケモンを山に戻しながら使いたいポケモンを持ってくる行為より手札の使わないカードやトラッシュにあると嬉しい鋼エネルギーを切りながら使いたいポケモンを持ってこれる行為の方が個人的には強いと思ったので採用を見送りました。採用枚数はクイックボールは全てが優秀なので4枚採用。ハイパーボールは4枚欲しかったけど枠の都合で3枚採用。ヒスイのヘビーボールはサイド落ちしたポケモンを拾ってくる為の採用なので1枚で充分だと思います。
・メタルソーサー×4
主な役割としては足りない鋼エネルギーを補給する役割である。例えばガブリアス&ギラティナGXのジージーエンドGXでメタルチェーンドータクンをトラッシュに送られて盤面にエネルギーが無い状態でもメタルソーサーを4枚抱えておけば、メタルソーサーで4枚エネ加速ができ、手張りをすればタイムレスGXやスタークロノスを打って追加ターンを取って逆転勝ちをするといった事も出来たりするカードである。なるべく序盤のうちはメタルソーサーを温存してメタルチェーンでエネ加速をするだと個人的に思う。3枚でも回してみたけど、必須級のカードなので絶対4枚欲しい。
・バトルサーチャー×3
サポートをトラッシュから回収してもう一回使う為に採用している。時々トラッシュからミカンを回収して山札からオリジンディアルガVstarやドータクンBREAK、ジラーチEXを持ってきたりする。枚数は4枚欲しかったけど、枠の都合で3枚採用している。
・バトルコンプレッサー×3
メタルチェーンやメタルソーサーで鋼エネルギーをトラッシュから付ける為にトラッシュに鋼エネルギーを落としたり、2ターン目以降に使わなかったゴニョニョやミカンを落としたり、サーチャー経由でサポートを打ちたい時にサポートを落としたり、終盤に使わないカードをトラッシュに送って山札を圧縮する為に採用している。4枚採用したいけど、枠の都合で3枚採用している。
・かるいし×2
主にディアルガVstarやGXに付けて連続でVstarパワーやGX技を打つ為に採用している。正直ここの枠はあなぬけのひもでも良いと思っている。ディアルガVstarとGXに貼れればいいと思い、2枚採用している。
・あなぬけのひも×1
主に前述したようにディアルガVstarやGXを入れ替えて連続でVstarパワーやGX技を打つ為に採用している。あなぬけのひもの利点としては前にがまんのかべソーナンスが出てきた時にあなぬけのひもを使う事で特性ロックを解除する事が出来たりする。他にもかるいしと違ってポケモンのどうぐでは無いから別のどうぐを付けられるなどといった利点があったりする。正直あなぬけのひもを3枚積んでもいいとは思っているが、BW6のあなぬけのひもが売ってないのでかるいし×2、あなぬけ×1にしている()
・レスキュータンカ×1
主な役割としては序盤に倒されたディアルガVやGX、ドータクンを手札や山札に戻す役割がある。後攻1ターン目にクロックアップを打った返しにやられたディアルガGXを回収してベンチに出してエネ加速をしてタイムレスGXを打つ展開は時々あったりする。採用枚数としては2枚以上入れるとノイズになりそうな事を考慮して1枚の採用としている。
・フィールドブロアー×1
主に相手のポケモンのどうぐやフィールドを破壊する為に採用している。ダストダスの特性であるダストオキシンを食らってしまうとデッキ全体が機能不全に陥ってしまったり、サイレントラボや雪道で動きを止められてしまうと戦う事が出来ないので採用している。採用枚数は枠の都合で1枚である。
・パソコン通信×1
主な役割は足りないパーツを引っ張ってくる為の最強カード。エネルギーが足りないならメタルソーサー、入れ替えたいならあなぬけのひも、展開したいならミカン…といった感じで後1枚の足りないパーツを使いたい時にそのカードの5枚目みたいになるカード。手札コストは鋼エネルギーやゴニョニョなどを捨てたら解決するのであまり気にならないと思う。
昔はエーススペック枠にポケモン回収サイクロンを採用していたが、自分の動きを押し通した方が強いデッキだと思っているので好きなカードを持ってこれるパソコン通信の方が強いと思います。採用枚数は当然ながら1枚。
・ミカン×1
後攻を取る最大の理由。鋼タイプにだけ許された最強クラスの展開札。主な役割は当然の如く展開札である。後攻1ターン目のミカンで持ってくるポケモンはベンチにもよるけど、基本的にはオリジンディアルガV×1、ドータクン×2(メタルチェーン×1、メタルトランス×1)、ドーミラー×2を持ってくると良いと思う。前述したが、バトルサーチャーミカンでオリジンディアルガVstarやドータクンBREAK、ジラーチEXを持ってくる事も頭の片隅に入れておいて欲しい。採用枚数は2枚以上入れるとパワーが低下してしまう感じがする為、1枚採用としている。
・アララギ博士(博士の研究)×1
採用理由は主に手札入れ替えや手札補充である。後述するアクロマと一緒に1-1で採用するのがベストだと思っている。ちなみにアララギ博士にしている理由としてはデッキがエクストラのデッキかどうかが一瞬で判別する事が出来るようにしている為である。採用枚数は枠の都合で1枚である。
・N×1
主な役割としては、相手の手札干渉である。前述したとおりジラーチEXと組み合わせることによって、ジラーチEXの特性であるほしのみちびきでNを持ってきてNを使って相手の手札を少なくした後にジラーチEXの技であるヒプノストライクを打つことによって相手のポケモンを眠りにしながら少ない手札でどうやって返せるんですか?という状況を作ることが出来ます。ジラーチEXを採用している場合なら基本的にNやマリィ、ジャッジマン、ツツジ、ナンジャモなどといった手札干渉系のサポートを採用することをお勧めします。逆にジラーチEXを採用しない場合は手札干渉系のサポートを採用しなくてもいいと思います。
余談ですが、私は新弾発売後はNの枠をナンジャモに変えようと思います。(詳しいことは新弾発売後のリストの下に書いてあります)
・グズマ×1
主に相手のベンチポケモンを倒したり、自分のディアルガVstarやGXを入れ替えさせる為に採用している。採用枚数は枠の都合で1枚であるが2枚採用してもいいと思われる。
・アクロマ×1
主な役割は手札補充兼手札入れ替えである。後述するスカイフィールドと組み合わせるとドロー枚数が最大で脅威の16枚になるマジでヤベェカード。だけど、最序盤だとカードが2〜3枚しか引けない場合もあるので、保険として前述したアララギ博士(博士の研究)と一緒に採用するといいと思う。採用枚数は枠の都合で1枚である。
・スカイフィールド×3
採用理由はベンチ拡張である。このカードのおかげでこのデッキがあるといっても過言では無いと思っている。相手がウソッキーを出してきたら、ブチギレます()
採用枚数は4枚だと多すぎるから3枚になっている。
・基本鋼エネルギー×10
全ての根源の源。採用枚数は10枚にしているけど、1枚減らしてもいいと思う。
スノーハザード/クレイバースト発売後のリスト
追記:4/16に発売されたスノーハザード、クレイバーストで強化をいただけたので最新のリストを公開します。
前のリストからの変更点としては新弾で登場したナンジャモやイキリンコexを採用したところである。これから新しく採用した2枚のカードについて軽く説明していこうと思う。
・イキリンコex×1
主な役割は潤滑油である。イキリンコexの登場によってサポート権無しで大量ドローが狙えるカードがデデンネクロバットイキリンコの3種類になって安定性が向上した上に、上手く連鎖すればサポートを使用せずに最大18枚引く事だって可能になった。クロバットやデデンネと違い、ベンチに置いた瞬間に効果が発動する訳ではないので、イキリンコスタートをしても6ドローができる保証があるのがとても頼もしい。技のきあいをいれるもベンチのディアルガを育てながら20ダメージを乗せる事ができるのでダメージ調整やベンチ育成するのにうってつけである。
・ナンジャモ×1
主な役割は手札干渉である。Nとの違いとしては主に山札に混ぜてから引くか山札の下に戻してから引くかの違いである。ナンジャモにする事によって相手が前の番に山札から持ってきた進化ポケモンやサポートを山札の下に送る事ができ、トップディスティニードローで解決札を引かれるといった負け筋となる可能性を少しでも減らす事ができる。以上の理由からNを抜いてナンジャモを採用した。
採用候補だったカード達
では、採用候補だったカードについて解説していきたいと思います。
・かがやくゲッコウガ
主な役割は置きドロソ。かがやくゲッコウガは特性のかくしふだによってトラッシュに鋼エネルギーを送りながら手札を増やせる置きドロソになってくれます。しかし置きドロソという役割がベンチ圧迫の要因であったので、外しました。
・ネクロズマあかつきのつばさGX
主な役割は実質的なポケモン入れ替えである。暁ネクロズマにかるいしを付けることによって、特性のインベイジョンによってバトル場のポケモンをベンチへ移して前に出した暁ネクロズマはかるいしの効果で逃げエネが0になっているので逃がして別のポケモンを前に出して戦う事ができます。外した理由としてはかがやくゲッコウガと同様にベンチ圧迫の要因になるからです。
・ソーナンス(がまんのかべ)×1
主な役割としては、相手の妨害役兼先攻を押し付けられた時の解決札である。ドラゴンルギア対面に後攻を取られた際に前にソーナンスを出しておくと相手のアッセンブルスターやプライマルターボを使用を封じることができたり、単純にクロバットやデデンネの特性を封じたりすることができる。しかし、相手と同様に自分の動きも制限してしまう事が弱いと思い、不採用にした。前述した暁ネクロズマとはとても相性はいいので暁ネクロズマを採用するなら一緒に採用してもいいかもしれない。
・エアームド(メタルサウンド)
主な役割は特殊エネルギー破壊である。環境の中心にいるドラゴンルギアやレジドラゴに入っているダブルドラゴンエネルギーを破壊する事ができる。デメリットとしてお互いの場にある特殊エネルギーを全てトラッシュに送るので自分の場に特殊エネルギーが付いているとその特殊エネルギーも破壊してしまうが、ディアルガデッキは基本エネルギー主体のデッキなのでデメリットは無いものとして考えると良い。不採用になった理由としては
エアームドを採用して参加した時の使用感を書いたDMが残っていたのでこれを見ると分かると思う。
確認したけど少し分かりにくかったので、ここに書いてある事をメリットとデメリットで分けてみようと思う。
まずはメリット
鋼タイプなのでメタルソーサーの張り先になることができ、ミカンでサーチする事も可能である点
ジージーエンド後(ダブルドラゴンエネルギー×3、ダブル無色エネルギー×2)の時に打てると強い
逃げエネが1なので少しありがたい
エネ破壊は気持ちいいZOY
主にこの4つ(3つ)がメリットとなります。
次はデメリットについて書いていこうと思う
一回見せたり使ったりするとドラゴンルギアの場合は、プライマルターボ1回のみ使用して最低限のエネルギー供給をして殴る動きを取られ、レジドラゴの場合はレガシースターを温存しながら殴る動きを取ってケアがされやすい
前述したジージーエンド後に打つと確かに強いが、ジージーエンドを打たれた後は大抵ドータクンやディアルガが消し飛ばされてるのでリカバリー不可
スペシャルチャージで無かった事にされる
1ターンで起動させる為には手張り+メタルソーサー(メタルチェーン)の2エネ要求されるから少しキツイ
中途半端なエネ破壊は意味を成さない
といった感じで総評としては
あくまで初見殺しのカードであり、強いけど弱い
というのが結論になりました。
正直、ディアルガのような自分からアクティブに動くデッキはエアームドのようなメタカードとは相性があまり良くないという事で不採用となった。
・ポケモン回収サイクロン
主な役割はロック解除兼回復兼Cip使い回しである。
最初の役割としてはLo対面でのロック解除です。Loでは諸々の手段でバトル場のポケモンを固定します。大体固定されるポケモンは逃げエネが多いポケモンが主に前に出されて固定されます。逃げエネが多いポケモンは基本的に逃げる事ができない為、かるいしを使って逃そうとしても使えないという事があったりする。そこでポケモン回収サイクロンを使って前のポケモンを実質的に逃す事ができます。
次の役割としては回復です。前に出している負傷したオリジンディアルガVstarをポケモン回収サイクロンで回収し、またベンチに出し直す事によって実質的に回復をする事ができます。張ったエネルギーに関してはメタルトランスで移してからポケモン回収サイクロンを使う事で実質エネルギーのロスが無い状態で回復する事ができます。
最後にCipを使い回せるについてです。ベンチに出したデデンネGXやクロバットVをポケモン回収サイクロンで手札に戻す事で特性のデデチェンジやナイトアセットを再び使う事ができたりします。
ポケモン回収サイクロンは役割が多く小回りが効く良いカードだったけど、序盤の安定性を求めてパソコン通信に枠を譲った。
・ポケモン通信
主な役割は展開札である。ボール系統の紹介の時に前述したが、ポケモンを山札に戻す行為より、手札の余分なカードを切る行為の方が後々Nやマリィなどの手札干渉を食らった際にリカバリーしやすいと思い不採用としている。自分でアクロマを打つ時にも山札を薄くしてから引いた方が解決札にたどり着きやすいと個人的に思っている。
・バトルVIPパス
主な役割は展開札である。自分が先攻を取ってしまった時の解決札の1枚であるが、最初の番しか使えないため最初の番に使えないと次の番以降山札に意☆味☆不☆明☆なカードが眠ったまま、対戦をすることを強いられてしまいます。スタンダードとは違いバトルコンプレッサーやデデンネがある分、トラッシュには送りやすいが、それを考慮しても微妙だと思い不採用にしました。後述するトレーナーズポストと一緒に採用するといいかもしれない。
追記:イキリンコexの登場によって少し使いやすくなったのでトレーナーズポストを採用しているなら採用してもいいかと思う。
・トレーナーズポスト
主な役割としては枠圧縮である。正直にいうととっても採用したいカードではあるが、デッキの枠がとてもカツカツであるために採用ができないカードである。(後、家に無いってのもある)
・ピーピーマックス
主な役割はエネ加速である。ヒット率はあまり高くはないが、当たればチャンスを生み出すことが出来る。これとソーサーを入れてダート自転車やトレッキングシューズなどの縦引きカードとかを大量に採用したデッキも考えていたりするので気が向いたら組んでみたいと思っている。今回は枠の都合で不採用とした。
・ちからのハチマキ
主な役割としては火力増加である。ディアルガGXに付けるとカプテテフGXや今度出るイキリンコexをワンパン可能になり、オリジンディアルガVstarに付けるとスタークロノスでゲンガー&ミミッキュGXをワンパン可能になり、3エネ付いたメタルブラストでデデンネをワンパンすることが可能になります。逃げる手段をあなぬけのひもとグズマだけにすることが出来たら採用してもいいかもしれない。
・ミツル
主な役割としては、進化の補助である。正直なところミツルを打ちたいターンが1回も無かったから不採用にしている。後攻1ターン目はミカン打ちたいし、その後のターンはアクロマや博士を打った方が強いからなぁ…
プレイング等
では次にプレイング等について解説していきたいと思います。(尚、作者自身のプレイングが酷いので話半分で聞いていただけると幸いです)
回し方
回し方はいたってシンプルであり、後攻を全力で取り、ドータクンとディアルガを育ててエネルギーを付けて追加ターンを取りながら相手を倒すデッキです。後攻最初の番までにはオリジンディアルガV×1とドータクン×3を立てるのが理想だと思っています。最低でもオリジンディアルガV×1とドータクン×2は置いておきたいです。先攻の場合はオリジンディアルガVとドーミラーを複数置きながらザシアンVの特性であるふとうのつるぎを使って手札やエネルギーを貯めておきたいです。先攻の場合はザシアン×1、オリジンディアルガV×1、ドーミラー×2を置いておくのが理想です。
次にいくつか重要なプレイについて軽く説明していきます。主に重要なプレイは下の2つがあります。
メタルソーサーは極力温存する
ディアルガGXは極力温存する
では順を追って説明していきます。
まずはメタルソーサーを極力温存するについてです。まずこのデッキにはエネ加速の手段がドータクンの特性であるメタルチェーンとグッズであるメタルソーサーの2種類があります。ドータクンのメタルチェーンは進化ポケモンであるため速効性は無いですが、持続性はあります。逆にメタルソーサーは速効性はあるものの、持続性は皆無です。
その為、相手プレイヤーはエネ加速の持続性のあるドータクンをどうにかしようと考え、ダストダスのダストオキシンで特性ロックを決めたり、ガブリアス&ギラティナGXのジージーエンドGXで吹き飛ばそうとしてきたりします。そうしてドータクンのメタルチェーンが使えなくなると、ディアルガ側はエネ加速手段が消えて一気に負け一直線になってしまいます。しかし、メタルソーサーを温存しておくことによって盤面のエネルギー数が0枚であってもメタルソーサー×4+手張り×1でスタークロノスやタイムレスGXを打つことができ、追加ターンの内にオリジンディアルガVstarやドータクンを立て直して優位に立つことが出来ます。
今の例は中々に極端な例ではあるが、実際に盤面のエネルギー数が1枚の状態からメタルソーサーを3回打って手張りしてスタークロノスを打った試合もあったりします。なので、デデンネや博士でトラッシュしたり、どうしても攻撃をしたい場合を除いて、それ以外の場合では極力温存をした方がいいと個人的に思います。
次にディアルガGXは極力温存するについてです。ディアルガGXは唯一鋼
タイプのたねポケモンでGX技で追加ターンを取れるポケモンです。その為、前のターンにオリジンディアルガVが倒された返しのターンにオリジンディアルガVをベンチに置いても、進化することが出来ずにグズマを使われて倒されてしまいます。そこでベンチにオリジンディアルガVを置きながらディアルガGXでタイムレスGXを打つことによって追加ターンの時にオリジンディアルガVstarに進化させてドータクンの特性のメタルトランスでエネルギーを付け替えてスタークロノスを打つ…というカウンターも狙うことが出来ます。以上の事からディアルガGXは逆転要素として温存しておくことによってチャンスが生まれる可能性があります。だから手札が微妙な時にクロックアップを打つ時以外は温存しておくことをお勧めします。
各対面について
それでは環境にいると思われる対面と対戦をしてみた感想について軽く書いていきます。(ここも話半分で聞いていただけると幸いです)
vsドラゴンルギア
まずは2023CL愛知の覇者であるドラゴンルギアと対戦してみて思ったことを書いていきます。感想としてはキツイですが勝てる時は勝てます。
ルギア側の動きとしては後攻1ターン目にアーケオスをトラッシュへと送りながらベンチにルギアVを展開し、ミツルを使ってルギアVをVstarに進化させ、アッセンブルスターでアーケオスを蘇生させてプライマルターボでエネルギーを加速させて殴ってくるのが主な動きです。
ルギア側に対してディアルガ側はまず全力でじゃんけんに勝って後攻を取りミカンを使って盤面を展開し、可能ならゴニョニョを出し、ごうきゅうを使って先攻2ターン目のアッセンブルスターに備えるのが理想的な動きです。
ジージーエンドGXでドータクンやディアルガを吹き飛ばされるのも痛いですし、サイレントラボも中々にキツイです。この対面の時だけソーナンス入れたいです()
vsレジドラゴ
次に今期のエクストラバトルの日から台頭し始めたレジドラゴについてです。感想としてはドラゴンルギアと同じくキツイけど勝てるといった感じです。
ドラゴ側の動きとしては1ターン目にドラゴVを複数展開しながらトラッシュに技マシンとなるディアルガGXやMレックウザEX、ヌメルゴンVstarなどを送るのが主な動きです。2ターン目にはドラゴVをVstarに進化させ、りゅうむそうを打ってトラッシュに落としたポケモンの技を使って臨機応変に戦っていくのが主な動きになります。
ドラゴ側の動きに対してディアルガ側の動きとしては後攻を取れた場合はミカンを打って盤面を展開し、可能なら正面にゴニョニョを出してごうきゅうを打ち、相手のりゅうむそうの要求値を少しでも上げるのが理想的な動きになります。
ドラゴ側のタイムレスGXやアイアンローリング、ディストーションなどの技マシンやダストダスのダストオキシンやソーナンスのがまんのかべ、キリンリキのロストおくりなど中々にキツイものはありますが、全然勝てない対面ではないです。
【追記】
改めて考えてみたらどう足掻いても不利です。ドラゴから放たれるディストーションやアイアンローリング、ダストオキシンによる特性ロックが本当にキツイです。
vs黒馬バドレックス
次はかがやくムゲンダイナの影響でバケモンみたいになった黒馬バドレックスです。感想としては上の2つよりかは全然勝てるといった感じです。
相手の主な動きとしては先攻1ターン目にがまんのかべソーナンスを前に出しながら展開or先攻1ターン目にかがやくムゲンダイナの特性であるクライマックスゲートから黒馬バドレックスVMAX2体展開する2パターンが主な1ターン目の動きになり、2ターン目はゲンガー&ミミッキュGXのホラーハウスGXによって実質的なEXターンを獲得するのが基本的な動きであり、相手がかがやくムゲンダイナを使って展開するプランを選んだなら後手1ミカンからの展開で対抗する事ができます。割とサイド3枚取れるポケモンが多いのでホラーハウスGXで動けなくなっても多少何とかなります。先攻ソーナンス前だけはやめて()
他にこの対面をやってほしいというリクエストがありましたら、連絡してくれると幸いです。
最後に
まずはここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!なんとここまでで15000字を超えているらしいです()
今回こうして沢山のエクストラバトルに参加してみて様々な経験ができたと実感しています。エクストラバトルに参加し始めた頃は他の参加者と交流をする機会が無かったのですが、参加してからしばらく経った頃には様々な人から声をかけていただいたり、対戦後に対戦相手のTwitterをフォローさせていただいたり、デッキに関してお褒めの言葉をくださった方もいたり、中には私のデッキをメタる為にパラレルシティを積んできた人もいてとても嬉しかったです!!!
エクストラバトルに限らず、大会に参加して他の参加者と交流するということはとても素晴らしい事だと改めて実感する事ができました。
昨今のポケカ事情は品薄や転売などといったマイナスな話題が尽きなくて、今のポケカ事情にうんざりしている方も一定数いると思います。そういった方にこそエクストラはおすすめだと思います。対戦してきた方は大体の方が優しく対戦後もフレンドリーに話してくれる方が大半です。エクストラレギュレーションは全てを受け入れる。
最後にはなりますが、リストを提供してくださったかちゃえもん(@kattiyan_pokeca)、りし(zoroGXptcg)を始めとしたリストの相談に乗ってくださった方々、エクストラバトルの日で対戦していただいた方々、エクストラバトルの日を通じて仲良くしてくださった方々、そしてここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!!!!!
何か質問や感想などがありましたら、DMやリプに送っていただけると幸いです。
また記事を書いた際には読んでいただけると励みになります。
それでは、次回の「好きこそものの上手なれシリーズ」でお会いしましょう()
現在のリストについて【追記】
ここからは2024年5月に書いている内容になります。
正直このまま出してもいいとも思ったのですが、流石に1年前のリストをそのまま出してで許されるとは思えなかったので現在自分が使うならこう!ってリストと軽い解説について書いていこうかなと思います。
主に変わった点としてはトレーナーズポストが入った点だけであり、それ以外は特に大きく変わった印象は無いと思っています。
トレーナーズポストを採用したことによってスカイフィールドやボール系等の初動で必要なカードにアクセスしやすくなったと思っています。
後はドータクンの進化ラインを4-2-2にして事故率を気持ち抑えめにしています。
一応このリスト自体は3月に作ったのですが、この時期はCL愛知に向けての練習をメインに行っていた為しっかりとした調整は行っていないので構築としては完成してないかなと個人的には思っています。
シークレットボックスやアンフェアスタンプ、プライムキャッチャー等といった新しいエーススペックをまだ試していなかったりするのでそこら辺も調整して個人的な最適解を見つけていきたいと思っています。
ちなみに新弾のアンチプラズマを持ったキュレムがドラゴに入る可能性があるので、アクロマは抜いて博士を入れるべきだと思います。
では、改めてここまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました!!!
また次回の記事でお会いできることを楽しみにお待ちしております!!!
ガチのおまけ
noteを作るにあたって、改めて鋼タイプのポケモンを確認していました。
すると…
(ワンチャンこっちで組んだ方が強くね…?)
…
noteは早めに出そうね!!!(遺言)