博多に行ったら通いたいお店との出逢い
最近、五徳を回してないなあと思ったので
久しぶりに文章を書いてみる。
その週は土曜日にA大学のZoom講義を終え
夕方から九州に向かって出かけ
日曜日は朝からB大学の対面講義だった。
無事に終了し、
博多に戻ってきたのがだいたい18時過ぎ。
会社から受けている仕事だけなら
そのまま和歌山へ帰るスケジュールだが
急いで新幹線を乗り換え、お弁当で食事を済ませ、
さらに乗り継ぎありの深夜帰宅は
心身ともにヘトヘトだと予測できた。
…ということで、
仕事を絡めてもう1泊しようと決め、
ホテルに荷物をおいて近くの居酒屋へ♪
1回目の九州出張の夜はビビりが先行し、
博多駅周辺、評価高め、良くも悪くも
「おひとり様」しやすいお店しか行けなかったので
2回目の出張である今回は
機会があれば現地の人たちとお話ししたいなあと
あらかじめ調べて予約しておいたお店へ。
女性ひとりということで
カウンターの角っこの過ごしやすい席を
用意してくれていて
「カゴもありますし、隣の椅子に
お荷物置いてもらっても大丈夫ですよ」と。
このさりげない気遣い!!わかります?
人気店でも考え方は色々で
肩がぶつかるぐらい
ぎゅーぎゅーにお客さんが入って
酔っ払ったら隣の知らないおじさんの
お相手まで引き受けてね!というお店も
珍しくないですが
「客単価×人数」が大事な中で
今いるお客さんの過ごしやすさを
配慮してくれてるわけです。
この時点でもう…好き。
お店の名前に「炉端」が付いてるので
炭でじっくり焼いた海鮮などを
いただきたいなと考えていたのですが
メニューを広げると
定番もおすすめも全部美味しそう!!
しばらく迷って、炉端のアスパラと
「ズワイ蟹と貝柱のウニソース焼き〜バケット添え〜」を注文。
飲み物は、角ハイボール(メガジョッキ)で!
オーダーが通ったあとで男性の店長さんが
「出張で来られたんですか?お疲れ様です」と
声をかけてくださり
(ネット予約なので多少の情報はね)
少しお話をして、炉端のメニューにあった
馴染みのない魚(カナギ)について聞いてみたら
とても美味しそうに説明してくださったんです。
「じゃあ後で、日本酒と一緒にいただきますね」
と言ったら
「いいっすねー!てかさっきも思いましたけど
メニューのチョイスが
どれも素晴らしいっすよね!」と
最高の笑顔で褒めてくださいました。(飲兵衛認定?)
余談ですが、わたしは行った先々で
酒場を楽しんでますよーという雰囲気を出したいので
お店にあればほぼ例外なく
お酒はメガサイズを頼んでます。
「どのぐらい飲める?無理してない?」とか
そういう遠慮のいらない人だと思ってもらえるので
<メガジョッキの法則>オススメですよ。
でね、でね、驚きはまだ続く。
ウニソース焼き…いろんなお店で食べたおつまみの中で
確実にTOP5入りする美味しさ!!
無限に飲めるやつー!!
ハイボールの次は、いよいよ日本酒。
…ということで、このお店の素敵ポイント。
この可愛いグラスたちの中から
今夜の自分の相棒を選べるんです!!
(直感3秒で決めたのに
選んだグラスの写真撮り忘れてる…無念)
1杯500円というお手頃さも手伝って
日本酒を満喫しまくってしまいました。
おすすめしていただいた
カナゴの炉端焼きもいただきました。
ちなみにお店の雰囲気は
常連さんの落ち着いたご夫婦
楽しそうに乾杯するサラリーマンのグループ
前にバイトしてた方が店長さんやスタッフに
「赤ちゃん産まれました」の報告に来てたり
仕込みか!?って思うぐらい
幸せな笑顔が溢れてました。
ひとつだけ心残りは
〆メニューでおすすめされてる
炊き立て銀シャリのおむすびやお味噌汁が
数種類あってかなり魅力的でしたが
お腹いっぱいで食べられなかったこと。
近くにあったら間違いなく通っちゃう
素敵なお店で過ごした夜でした。
翌日にあんな出逢いがあろうとは、
この時のわたしはまだ知らない…。