POYO / 製作後記
実験的に製作後記をNoteにまとめていこうと思います。
こうでもしないと、内容の濃さに関係なくこだわったポイントを紹介できないまま終わってしまうので、少ないなら少ないままで、多いなら書けるだけ書いていこうと思います。
(※今回に関しては、本当に些細なこだわりを能書き長くして誤魔化してます、すみません。)
おそらく2,3年ぶりのカービィMADだと思います。
特にこれを作りたかったから作った!というわけではありませんが、実は定期的に「この人の曲で作りたい!」「この曲で作りたい!」と思うことがあります。
好きなボカロPさんの一人に「daniwellP」さんという方がいまして、『UZ』や『ポンパラピンポン』、ニッチなところでいくと『○○かわいい』シリーズの原曲の人でもあります。
この方の電子音楽が大変好みで、以前にも自創作のアニメーションやキョロへいのMADを作ったりしていました。
『UZ』という曲でいつか作りたい!という大雑把な理想だけが数年前からずっと頭の片隅に残り続けて、でもアイデアが全く出ず、思うような完成系も思い浮かばず、何かもっと他に自分の何かに刺さる曲はないのかなと漁ったところ、出会ったのが『PQPQ』でした。
「あ!!!これだ!!!」
どういう風な音声にするか、すごく鮮明に見えました。ひたすら頭の中でどういう感じに音声を配置するかすごくはっきりと見えました。
しかし、素材がない。
合う素材がわからない。
せめてPQPQという文字に当てはめられる何かがいい……。
そんな感じで思考を巡らせました。
PQPQ………、形的には「1212」という繰り返しだから、せめて「1」か「2」は統一させたいな……。
P○P○………、POYO……、ポヨ!?!?!?!?
ポヨだ!!!!!
マジでこんな成り行きで、僕は「アニメカービィMAD」を大変久々に作ることを勢いで決めました。なぜゲームではなくアニメカービィなのかというと、基本的に "ポヨ" と喋るのは、アニメ「星のカービィ」に出てくるカービィだからです。
製作期間は2日、製作時間は8時間とかでしょうか。
今回の楽器系の音に使用したのは主に「初代カービィ」~「カービィ64」までの本編シリーズです。
実は、2年前の4/27の記念日に合わせて作っていたものの没になってしまった音MADがありまして、それを流用する形で今回使いました。
タイトルは「Kirby's High」、原曲は太鼓の達人アーケードの「Player's High」です。
初代カービィから最新作のディスカバリーまでを駆け足で追っていきながら、順番に効果音や素材を使って時代を進んでいく形式のストーリー音MADを想定していました。
ゆえに、当時のプロジェクトファイルに残っていたエフェクトデータや音声をかき集め、欠損していたものは補完し、使えるものを抜粋した結果の今回の「POYO」になったというわけです。
とにもかくにも、こういった形で昇華させられて大変満足でした。
こだわりポイントは、2ループ目から追加される「星のカービィ64の鐘の音」です。カービィ64特有のこの効果音が大好き!
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