週刊教育・AI・育児日記 第1号/私立学校と公立学校の労働環境の違いについて、公立中学校に12年間勤務した経験から書いてみた。/今週の気になるAIニュース、他
さて、今年度、公立中学校の教諭を退職し、私立中学校の会計年度常勤講師として働き、時間を作っていろいろなことにチャレンジしたいと思っています。ちなにみ、私立中学校には兼業申請をしているので、いろいろできる環境になりました。
僕は、公立中学校のときは、担任6年、研究主任、教務主任、生徒指導主事、特別支援コーディネーター等を務めてましたので、学校についていろいろな面を知っていると思ってます。良い面も悪い面も笑
その視点を持ちながら、家事・育児に専念しながら、様々な学校で働いたり、副業をやってみたりして、そこで得られた知見をこのマガジンで報告できたらなと思ってます。
内容は、1週間のAIニュース、育児日記、教育日記について書いてみます。
もし、読者から様々な質問が出てきたら、その回答もしようと思います。質問待ってます!
今週の気になる教育×AIニュース
ここでは、僕がAIと教育に関係のある記事を紹介していきます!今週も、いろいろなニュースが出てきました。
①動画生成アプリ「Google Vids」発表
Googleには最近、すごく注目しています。文書の生成、動画生成が簡単にできると、学級通信、振り返りの動画作成がすぐにできるので、教師にとっても働き方改革になるのと、子どもにとっても振り返りができるのでウィンウィンだと思っています。
②NTT西日本ら、京都府城陽市と「3D教育メタバース」を導入。不登校児向け学習を支援
メタバースは、めっちゃ面白いと思います。ただ、心配なのは、教育委員会が主体になると、結局、それを管理するのが学校の先生になってしまうことです。そうなると、日頃の業務にさらに仕事が増えてしまうので、誰が、メタバース教室を管理して、子どもと関わるのか注目しています。
③「Googleフォト」のAI編集機能、誰でも利用可能に
僕はこれまでAmazonphotoに課金して、これまでの写真を共有していたのですが、Googlephotoを使ってみたら、こっちのほうが断然良かったので、こっちにしました。良いと思う点は、AIによる画像編集機能、顔認識機能のクオリティ、インターフェースの使い心地、等です。
学校でも、生徒アルバムに使うときや、動画を作るときなどに使えるかなーと思いました。
④「LITALICO教育ソフト」、家庭連携を強化する新機能を追加 | ICT教育ニュース
個別最適な教育を推進していくためには、そのための資料や子どものデータに簡単にアクセスできたり、簡単に見れる必要があります。
そのために、こういったアプリが出てきたことはとても嬉しいですね。
保護者だけでなく、教員の引き継ぎにも使えそうです。
テキトー兼業日記
4月の第1週は会議、会議、会議、子どもが来たら、ずっと子どもと関わるので、本当に大変ですね。。。空き時間がないですwww
ですが、そんな中でも、朝の出勤前の時間、ちょっと空いてる時間、夜の時間にいかにタスクをこなすかが結構大事だと思ってます。そうしないと、せっかく、公立中学校の教諭を退職して、家の近くの私立中学校の会計年度講師になった意味がないですwww
なので、学校の仕事以外のタスクをこなすために、3月までこなしてきたルーティーンの中で、何を続けて、何を辞めるかをこの1,2週間で考えようと思ってます。
大事なことは、続けてきたタスクの中で取捨選択をすることです。人間辞めるのって本当に難しいですよね。学校の先生も辞めることができないものって本当にあると思います。だから、仕事がどんどん増えていくんですよねwww
ですが、日々の記録をとっておいて、その中でも、「本当に自分がやりたいこと」「楽しめること」「ワクワクすること」に焦点をあてて続けることが大事だと思います。
なので、今まではルーティーン達成が90%以上ばっかりだったんですが、最近は下がってます。
で、今のところ1週間に1回のマガジン発信を中心にルーティーンを組み立てようと思ってます。今はマガジンを続ける事にワクワクしています!
テキトー育児日記
僕は、これまで妻に完全に家事育児をまかせていました。というか、早く帰りたかったのですが、業務内容、業務量ともに、早く帰れなかったですwww教務主任は業務量がエグいのと、生徒指導主事は何かあった時の対応のために、ずっと残らないといけなかった。。。
ですが、子どもとの時間も大事にしたいという思いもあったので、退職しました。
なので、今年度は、妻には、朝の送りと洗濯物、子どものお弁当。僕は、晩ごはんと子どもの迎え、子どもが寝るまでの諸々をやります。
今週はまさかの娘がこども園で吐いてしまい、急な迎えにいかなくなりました。転職したてでいきなり早めの退勤はめちゃくちゃ気まずかったんですが、まぁしょうがないと思って帰りました。
晩ごはんはリュウジのバズレシピを見て、毎日楽しんで食べたいものを作ってますwww
ちなみに、昨日の料理は肉うどん。
テキトー教育日記
実は、僕12年間同じ学校で働いていたんです。なので、異動1回目がまさかの転職になりました。
環境もシステムもぜんぜん違うので、めちゃくちゃ戸惑っています。救いは早く帰れるという部分ですねwww
異動したてはなかなか慣れるまで時間がかかります。ただ、このときしか感じることができない新しい学校での違和感とかは今しか感じないので、それを当分の間は記事にしようと思います。
新しい環境で2週間立ちました。働いた感じとしては公立学校の方が、同僚性が強いなと思います。新任の先生も即戦力で働いてもらうために、新任の先生に対する職員室でのバックアップ、気遣いが強いように思いますね。
例えば、今働いてる私立学校は、自分から聞きに行かないとダメだったり、公開授業とか部活に対して新任の先生に任せるような空気感が非常に強いと思います。
その点、公立学校は学校によるかもしれませんが、新しくこられた先生には、分掌であったり、部活であったり、配慮があったり、少なくとも本人に何度も確認があると思います。
一方、私立学校で強い面は労働組合です。僕が働いていた公立学校では労働組合が弱い、同僚性が高い反面同調圧力が強かったので、職員会議が長引いても、みんな我慢していました。
ただ、この学校では、組合が強いので、労働条件に対して、いろいろ意見を言う方が多いです。この意見を言うというのは結構大事で、自分たちが元気に働かないと、パフォーマンスが落ちてしまって、子どもにも悪影響です。
オランダのイエナプランの記事でも同じようなことを書きました。
日本の学校の先生は本当に真面目な方が多いと思いますが、真面目だからこそ、我慢したり、自分を犠牲にしてしまいます。
そこに対して、見て見ぬふりをせざるを得ない管理職や、教育委員会がシステムとして、教員の善意に頼らないシステムを作ったほうが良いなと思います。
ちなみに、この学校で働いて良いなと思ったのは、2点です。
1点目は、12日以上働いたら絶対に駄目。と管理職に言われています。こうやって言われたら、絶対に休まないと行けないし、子どもにも、そう言えます。昔僕は、一人顧問だったときに試合が連続して40日連続勤務とかしてましたwww子どものためにと思って働いても、こんな働き方では、持続可能ではないし、管理職に怒られてしまいます。
こんなシステムがあると、意見が言えない先生でも堂々と休めるなと思います。
2点目は、日曜日に試合や練習試合に遠征に行く場合は、必ずその週のどこかで振替をとらないとだめだと言う点です。
昔、土日に公式試合があったのですが、その振替を取る日がなく、(正確に言うと、授業や生徒指導があって、休めなかったwww)嘘の申告をしたことがあります。
この学校では日曜日に試合に行くときは、超勤手当の対象になるので、事前申請をします。その時に、振替休日の日(1週間のどこかで必ず休みをいれる)を入力しないと試合に引率できないです。
これも同じでこのシステムがあるから、1週間連続勤務ができなくなります。
このシステムのおかげで、誰もが休みを取りやすくなっているなと思いました。
テキトー教師について
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
AIを学ぶコミュニティDiscordを作りました!!
Discordはリンクがころころ変更になるので、以下のオープンLINEチャットに入ってもらったらリンクを伝えますね!!
僕がこのDiscordを作ったのは、AIを使う時間を習慣にしようと思ったのが理由です。発信、交流を強制することで、絶対触らないとってなりますwwただ、今のうちに触っておくことが大きな差になりそうな気がしています。
質問待ってます!
もし、もっと具体的に知りたいとか質問があれば、DMもしくは、以下のオープンLineチャット、質問箱から質問してください!