都立中入試は作文より理系が大事!
そうなんです。
前回の投稿でも書きましたが、
都立中入試はその形式上、
作文よりも算数や理科といった
理系対策が優先されるべき
なんです。
読んでないよ!という方はこちらの前回記事をどうぞ!
では理系の重要性を理解していて、
講師として理系も担当していた私が、
なぜ作文対策に特化したサービスを始めようと思ったかと言うと、
適性検査は作文を書けることがほぼ合格の前提条件だから
です。
その理由は枚挙にいとまが無いほどですが、
特に大きい理由を3つ挙げます。
①適性検査Ⅰ そのものが難しい
まず45分の制限時間の中で、
少6生には難解な文章を読んで読解問題を解き、
その上で与えられた条件を満たした400字程度の作文を書き切る。
このタスクが非常に大変です。
本番一発勝負なんて上手くいくはずがありません。
大人でも一発目から合格点を取れる人の方が少ないです。
下手したらほぼいない可能性もあります。
しかも本番では適性検査Ⅰ から順番に並びます。
作文を自信を持って書けたかどうかが
適性検査Ⅱ 以降に臨むメンタルにどう影響するか、
容易に想像できますよね。
②作文の得点が合否に与えるインパクトが大きい
報告書点によって多少の幅はありますが、
合格者の適性検査の得点率は70%前後です。
理系の割合が大きいとはいえ、
入試の総合点に対する適性検査Ⅰ の比率は20〜25%、
100点満点に傾斜をかけて200点から250点です。
そのうち作文はだいたい130点前後を占めます。
一問でこれだけのインパクトがある問題は、適性Ⅱ にも Ⅲ にもありません。
作文が書き終わっていれば、聞かれていることに対する答えが入っていれば合格できたのにという受験生は一人二人ではありません。
③論理力が適性検査型の入試で合格するための力である
適性検査はその性質上、純粋に暗記した内容を問うような問題は殆どありません。
都立中についてももちろん、
適性検査ⅠからⅢまでどの科目のどの問題についても暗記量勝負の問題は出題されません。
問題中に散りばめられた情報を早く正確に読み取り、
その情報を条件、ルールに従って整理し、
解答として相応しい形にまとめる力を問われます。
言い換えると、
適性検査とは情報を論理的に読み取り、整理し、表現する力、論理力を測るテストです。
だからこそ、科目毎の問題演習に本格的に取り組む前に、
この論理力を鍛えておく必要があります。
基本となる論理力が不十分だと、
適性検査対策を頑張っているのに点数が伸びない、成績が下がっていく、
だから自己肯定感が下がり、
やる気やモチベーションが下がり、
勉強すること、努力することが嫌いになっていく
という悲劇が起こりかねないのです。
逆に言うと、これまで頑張って勉強していたけど成績が伸びないと小6になってから
泣きながら入塾してきた子が、
論理力を意識的に鍛えることで、
これまでの一つ一つの頑張りが有機的に結び付き、
逆転合格を果たしたというケースも多く見てきました。
そして、この論理力を鍛えるためにうってつけなのが作文なのです。
高得点を取れる作文の条件は、
・問いと条件を過不足なくふまえられている
・伝えたい事が分かりやすく書かれている
以上の二点です。
問いと条件を過不足なくふまえられているということは、
情報を論理的に整理できているという事です。
分かりやすいとは、論理的であるということです。
つまり高得点を取れる作文とは論理的な作文であり、
論理的な文が書けるということは、論理的に文が読めるということです。
論理的に文が読める、問題文が読めるから、
どんな質問にも正しく対応して答えることができる。
だから正解が増え、得点が上がる。
結果志望校合格を勝ち取ることができる。
というわけです。
以上の3点が、私が適性検査は作文を書けることがほぼ合格の前提条件だと考える理由です。
まとめます。
①適性検査Ⅰ そのものが難しい
②作文の得点が合否に与えるインパクトが大きい
③論理力が適性検査型の入試で合格するための力である
繰り返しになりますが、直前期には理系対策に十分な時間を割く必要があります。
その時間を確保し、対策内容を効果的に得点に結びつけるためには作文力、論理力が仕上がっていることが不可欠なわけです。
自治体によっては定員割れも起こる中、
都立中入試は全国的に見ても高倍率の適性検査型入試です。
合格者の数以上に不合格者が生まれます。
一人でも多くの受験生に、志望校合格を勝ち取ってもらいたい。
そのために必要かつ、その後の人生においても絶大な効果を発揮する論理力を身につけてもらいたい。
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