【考査A】一級建築基準適合判定資格者試験 一番出現が多い選択肢はこれ!
こちらは「一級建築基準適合判定資格者検定」の「考査A」に関する記事です。
建築基準適合判定資格者検定の考査Aの過去問や模擬問題を繰り返し解いていると、意外と早く解けるんじゃない?と思いがちですが、現実はそんなに早く解けません。(苦い経験談)
考査Aは、午前一番の試験という緊張や焦りもあり、普段の本領を発揮できない可能性もあります。
そんな中でも正答肢を選択し、解答用紙を全て埋めなければならないため、過去の傾向で選ぶというのはあまりおすすめしませんが、時間が足りなくなってしまった、2択で迷っているといった状況に陥ってしまった際にこの記事を参考にしていただければと思います。
今回は過去H21年〜R5年度までの過去問15年度分の考査Aの解答を基に、過去5年(R1〜R5年度)、10年(H26〜R5年度)、15年(H21〜R5年度)に分けて一番正答肢として出現が多かった選択肢を調査します。
▶︎ 結論
▶︎ 出現の多い選択肢
過去5年分 : 5番 → 4番 → 3番 → 2番 → 1番
過去10年分:5番 → 4番 → 3番 → 2番 → 1番
過去15年分:5番 → 4番・3番 → 2番 → 1番
と、過去15年の部門では同率の選択肢もありますが、概ねの傾向として過去の選択肢順は、5番 → 4番 → 3番 → 2番 → 1番といった結果になりました。
▶︎ 各選択肢の回数
次に考査Aの問題である17問中各選択肢が何回出現しているのか確認します。
平均論で言えば問題が17問に対し、選択肢が5択のため、同じ正答肢が3〜4回(17 ÷ 5 = 3.4回)は出現してくるものと考えられます。
つまり、各選択肢を3回、3回、3回、4回、4回ずつ選択できれば、平均回数に沿った理想の解答です。
結果
7/15年度が平均回数
過去15年のうち、約半分近くの年度が理想の平均回数(3回、3回、3回、4回、4回)でした。
しかし、直近過去5年間の内では、R1年度の1回のみしか平均解答ではないため、近年は平均解答の傾向は薄れているのかもしれません。
R2年度は例外として選択肢1が1回のみしか出現しませんが、基本的には各選択肢を2回以上選択する必要がありそうです。
また、毎年選択肢5番は、過去15年中13年は4回以上の出現の高い選択肢ということが分かりました。(残り2年も3回出現)
▶︎ 連続した選択肢
最後に連続した選択肢はあるのかどうか確認します。
結果
連続した選択肢が2回続くことは、頻繁にあることが分かりました。
3回以上続く場合は、
・R4年度のNo.9、10、11
・H28年度のNo.7、8、9
の2回のみため、選択肢が3回以上続くことは低そうです。(なくはない)
▶︎ まとめ
過去の選択肢の傾向を調査しましたが、傾向に左右されず、自分自身の解答を信じることが大事です。
時間が足りない!お手上げな問題だ!とりあえず答案用紙を埋めなきゃいけない!といった最終手段として参考にされてくださいね。
建築基準適合判定資格者検定試験の参考解答例(6年度分(令和5年〜平成30年度))を公開しているので、一緒にご覧下さい!