逢う楽しみのために逢わない時間をつくりたい
今回は長いです
大事にしていることなので長いです
大事なことなので二度言いました
本編はじまりはじまり
生放送で他愛もない会話を2時間交わした相手には
何とも言えないあたたかい好意を持つ
ちょっぴり離れがたくて
また逢いたくて
連絡先を聞きたくなる
連絡先は直接的すぎるけど
SNSのアカウントは聞きやすい
だけど私はあえてそこを我慢
理由① 次に会う楽しみのため
他愛もない会話をしていると
相手のことをもっともっと知りたくなる
作り出す雰囲気が自分に合っていると
その空間に居続けたくなる
そんな時にSNSはとっても便利
SNSは日常のダイジェスト
最近ハマっていること、最近行ったところ・・・
直接会話をしなくても
自分を形づくるものすべてを共有できる
自分と似た感受性の相手に
心地よいと思うものを教えてあげることができる
こんな風に書いていると今すぐにでもSNSを始めたくなる
こんなどこにでもいる私でも癒しをお届けすることができるのかな、なんて
だけどあえてSNSは使わない
「最近、こんなことがあってね―・・・」から始まる会話のワクワクには代え難い
「今日はこんな話するんだろうなー・・・」なんて予想されたらちょっぴり寂しい
・日常にあるひとつの場面をしっかり向き合って楽しむ
・自分は何を感じたのかをじっくり考える
・自分が感じたことをどんな風に伝えようか考える
ひとつの出来事を3回に分けて咀嚼する
一度で三度も美味しい
しかもこのおいしさ
楽しいことだけじゃない
嫌な思い出も美味しくしてくれる
お笑い芸人が嫌な出来事を「おいしい」というのと同じで
私の日常の失敗が「おいしい」に変わる
せっかくのおいしい体験を即席で消費するのは勿体ない
その出来事の前後に何があったのか
ひとりだと振り返りたくないことも振り返られる
どんな風に伝えようか考える行為は
物事を俯瞰してみれる
あーこうすればよかったのか、なんて解決策がでてきたりする
だんだん前向きになっていって
またチャレンジできる
今日はどんな人がきて
どんな返事が返ってくるだろう
逢うのが楽しみになる
見知らぬ人たちに
理由② 相手に逃げ道を与えたい
私は「コンテンツ」でいたい
完璧な人間じゃないから
今日は心地よく過ごしてもらうことができても
次は約束できない
私の話を聞いて胸糞悪くなる日もあると思う
そんな時に「繋がり」が出来てしまうと
私を嫌う相手に罪悪感を与えてしまう
私の好きなところだけをかいつまんで味わって貰えればいい
嫌いなところは見なくていい
良いとこどりで問題ない
自由に関わってほしい
相手に「私を好きでいる責任」を持ってもらいたくない
私を追いかけるファンやオタクはいらない
なんとなく立ち寄る居心地のいい喫茶店の感覚で楽しんでもらいたい
そうしてもらおうと思ったのは「アンチ」について考えたとき
楽しんでいる人は別として
ファンがアンチに変わるのはどうしてかを考えた
私はクリエイターに対して
見続けることができなくなってしまったとしても
何も伝えることはない
サラリと姿をくらます
「人」として繋がって「人」として好きになるから
期待を裏切られたときにその感情をぶつけたくなる
「嫌いだ!」と表立って言ってしまうと
自分の発言に対する「責任感」が出てしまうから
後戻りしずらくなる
「コンテンツ」として好きなのであれば
全部を見なくても好きなところだけかいつまんで見るのでもいいし
嫌いになったら一生見なければいいし
飽きたら距離を置いて気が向いたらまた見に来たらいい
それだけでいいんだ
私はあくまで「コンテンツ」でいいんだ
「フォロー」という行為をもっとフランクにしたい
フォローしている人の動画は毎回欠かさず見るなんて責任を持たなくていい
もっと気軽に
とりあえずフォローしておいて気が向いたら見る
作業用っていうやつ?
そんなんでいいんだ
人間関係
苦手な人、多いよね
私は自分が見ているクリエイターに嫌いなところがあっても
「直してほしい」とは思わない
確かに、それがなければ良いのに。と思うことはある
だけど「直してほしい」とはやっぱり思わない
クリエイターの嫌いな部分は「見ない」に限る
それをね
人間関係でやれたらもっと楽になるよ
完璧な人なんていない
自分含めて
人はズルい生き物だ
よくサボるしよく忘れる
昨日と今日とで言ってることが違うなんてしょっちゅう
それは家に帰って理不尽な怒りを家族からぶつけられたからかもしれないし
著名人の話を聞いて考えが180度変わるできごとがあったのかもしれない
そんな人が持つ矛盾が人間らしくて好き
私を「コンテンツ」として好きになるという方法で練習してもらいたい
人の好きなところだけをかいつまんで
嫌いなところは目をつむる練習
たとえば「人をよく騙す人」
「騙す行為」を許す必要はない
その瞬間の相手をとことん嫌って問題ない
でも「話が上手なところ」は好きでいていい
相手の気持ちをのせる技術を褒めちぎってあげたらいい
そして騙そうとする決定的な瞬間を向けられたらすかさず無視したらいい
「そういうところは好きになれない」なんていう必要もない
直させなくていい、ハッキリなんてさせなくていい
この人を騙したいのに騙すことができない。
悔しい。
だけどこんなに褒めてくれる人嫌いになれない。
もういっそのこと友達になろう。
って思わせてやればいい
フォローするのも人間関係も
もっと気楽に適当に自分勝手にやっていこう
お互いに
さいごに
この人、全然てきとーじゃないじゃん
なんて勘の良い人は嫌いです
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