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「YouTubeとnote」両方やる理由
「YouTubeとnoteの組み合わせが最強」。
情報発信の手段として、お仕事として、YouTubeとnoteの注目度がかつてなく高まっているのを感じます。
YouTubeはここ数年のトレンドどころか、もはやインフラに。さらにnoteはずっと水面下で「すごい」と言われていましたが、ここ数ヶ月、いやこの1ヶ月で注目度が急上昇している印象です。
僕たち「てけしゅん」も1年ちょっと前にYouTubeを始めて、まもなくチャンネル登録者数5万人。noteは約1ヶ月前にスタートして、すでに数百名単位で読者の皆さまにメンバーシップ登録をいただいています。
この記事では、そんな僕たちが感じている「YouTube」「note」それぞれの強みを紹介したいと思います!
記事最後のメンバーシップ限定パートでは、YouTubeとnoteを仕事/収入源にしたい方に向け、収益構造から見るYouTubeとnoteの強みをご紹介します。ご興味のある方はぜひご覧ください。
(照沼健太)
YouTubeとnote、それぞれの「いま」
まずはYouTubeとnoteが現在どんな状況にあるのかを、私見含めて紹介します。
新しいテレビ:「YouTube=動画」のリーチ力
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YouTubeのユーザー数は世界で25億人超、日本国内でも7,000万人を超えると言われています。若い世代からシニア層まで幅広く使われていて、「とりあえずYouTubeで検索する」なんて行動は珍しくなくなりました。
つまり「老若男女誰もが観ている」「とりあえず観る」というチャンネルであり、もはや「新しいテレビ」と言って差し支えないどころか、「テレビがYouTube専用モニターになってる」という話もよく聞くほどです。
かつてテレビが文化の中心だった時代から考えれば、そんなプラットフォームに放送免許不要で「誰でも参入できる」状況はまるで夢のような状況ですし、当然ながらすさまじいチャンスです。
しかも、スマホひとつで今すぐ撮影・編集・配信できるんですから、誰もが潜在的にテレビ局なわけです。
新しい本・雑誌:「note=テキスト」の深み
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一方、noteは日本発の文章プラットフォームで、会員数は約893万人(2024年11月時点)に上り、ビジネスパーソンや学生、クリエイター志望者をはじめ、多彩な人が集まっています。
YouTubeが「新しいテレビ」なら、noteは「新しい本」です。
「雑誌じゃないの?」と思う方もいると思いますが、僕としては「本」の方が感覚に近いと思っています。
その理由の一つは「文章」の比重が圧倒的に高いメディアだから。
僕はこれまでの記事でも紹介してきたように子供の頃から雑誌が好きなのですが、雑誌最大の魅力は表紙と誌面のレイアウトだと思っています。文章を読むものでも写真を見るものでもなく、誌面全体から伝わるインパクト。
note記事にも画像は表示ができるので、そうした要素もありますが、それでも文章中心です。これについては別途紹介したいのですが、「新しい雑誌」は、インスタやX、TikTokなどのSNSだと思います。
ちょっと話がそれましたが、noteには「情報」を求めている人が集まっています。
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ここに「情報」を伝える媒体としての「文章の信頼性」が活きてきます。
エンタメ重視のテレビに対し、情報重視の「本」。ここがポイントです。
YouTubeとnote両方やると得られるメリット
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ここまでYouTubeが「新しいテレビ」で、noteが「新しい本」であると紹介してきました。
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、この両者を個人で持つことができれば「基本的な流れ」が作れます。
従来、飲食店が繁盛店になったり、書籍がベストセラーになったりするのには、テレビが大きな起点となっていましたよね。この流れです。
飲食店も、著者も、テレビに取り上げられたり出演したりすることそれ自体で実利を得ていたわけではありません。膨大な視聴者がいるテレビを「宣伝」として、他のところで「仕事」にしていたわけです。これは芸能人や俳優が広告起用で稼ぐのともシンクロしますし、ミュージシャンが薄謝あるいは赤字覚悟で紅白やスーパーボウルハーフタイムショーに出演するのも同様です。
つまり「テレビのニュースや特番などに出演し、著書に興味を持ってもらう」という王道パターンが、YouTubeとnoteの併用で作りやすくなるわけです。
さらにYouTubeとnoteの場合、note→YouTubeという逆ルートを作ることもできるので、まさに「相乗効果」となるわけです。
繰り返しますが、これが個人レベルで作れるのは、まさに革命です。
(ちなみに、この「YouTubeとnote」にある要素を掛け合わせると、相乗効果はさらに加速します。それについてはまた別の記事を書きますので、良かったらフォローしてお待ちください)
収益構造から考えるYouTubeとnote活用の強み
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そして重要なのが収益。発信を続けるためには、資金が不可欠です。
人気雑誌の廃刊、書店の閉店などが相次いでいる現状を見ても、それは明らかです。
現在の社会状況は大きく「二極化の時代」であり、「大企業 or 小規模組織あるいは個人」と言っていいと思いますが、YouTubeとnoteは圧倒的にミニマムな規模でスタートできるのが特徴です。
在庫を抱えることもありませんし、最低限スマホ1台あればいいので設備投資も最小限から始められる。一人でも運営できるので、人件費もほとんどかかりません。
これほどローリスクでスタートでき、なおかつ収益を得られる仕組みはこれまでありませんでした。
さらに、ここが重要なのですが、収益の仕組みが違います。
「本質的にはタイミーさん」からの脱却
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