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『機動戦士ガンダム GQuuuuuuX』を観た。助けて!!!(ネタバレなし)
なぜ助けて欲しいのか、自分でもわかりません。
でも、マジで率直に、今の気持ちは「助けて!!!」です。
今回のガンダムは、『フリクリ』や『トップをねらえ2!』で知られる鶴巻和哉監督作品(実は『エヴァ』シリーズも彼が監督。庵野秀明氏は総監督です)。
それに加えて、庵野秀明氏が脚本(ほか)に参加。
さらには事前の考察や公式サイトのリークなどから「これくらいぶっ飛ばしてくれそう」と高めの期待をしていたのですが、想像を軽く超えるレベルでやってくれました。
でも、これはぜひ言っておきたいのですが、賑やかしとか「ギミック」としての「ぶっ飛ばし」じゃないんですよ。
ギミック要素が無いかと言えばそれは嘘ですが、ギミックにも必然があるし、なんならそれも含めて2025年に語るべき物語、語り口、表現になっている。
いち視聴者としても胸いっぱいだし、こうして何かを書いたり喋ったりして伝える仕事をしている身としても打つ手なし、というか、どう語ればいいのかわからない。
っていうか、「何が起こるかわからない時代」の表現として、事前に語るわけにはいかない感じもある(だって2025年、もう1月中旬の時点でいくつもとんでもないことが起こってますよね)。
この「は?」って感じを体験してほしい。
だから。
だから。
だから、助けて!!!
早く観に行って!!!
※現在劇場公開されているのは、劇場用に数話分を再構築した先行上映『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』。で、本編はTVシリーズとして今後放映予定です。でも、映画館で観ることを絶対におすすめします。
(照沼健太)