Day2 勝敗は重要ではない
デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は、医療チームやフィンランド代表、全てのファンへの感謝などの後、メッセージをこう締めくくった。
「サッカーの試合において、勝敗がそれほど重要でないということは、めったにない」
Day2は、グループA「ウェールズ×スイス」、グループB「デンマーク×フィンランド」・「ベルギー×ロシア」が行われた。
しかし今日は、試合については触れなくていいだろう。
選手たちは、何のために試合に臨むのか。
そもそも、何のためにサッカーをしているのか。
そして我々は、何のために生きているのか。
それが凝縮された時間だった。
アクシデントに襲われたクリスティアン・エリクセン選手だけでなく、デンマーク代表の選手たち、フィンランド代表の選手たち、医療チーム、大会を運営するUEFAのスタッフ、スタジアムで観戦していたファン、テレビ等で観戦していた人々全てが、考えたのではないか。
しかし、その上で、敢えて問う。
勝敗は重要ではなかったのか?
特に、デンマーク代表の選手たちにとって。
たくさんの思いが、いきなり詰まることになったであろう、この試合。
簡単に(簡単でないことも理解している)、「重要ではない」と言えるだろうか。
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「飲み食いEURO2020」、この日はベルギー×ロシアに備えて、ベルギービールをいただいた。
近所のベルギービール専門店(レストラン&小売)で買って帰るか、と電話をしたら、「飲んでいかないんですか?」と聞かれたので、まんまと2杯。
ノヴィス・ブルー。
ゴールデンエール。
ブラス・コップ。
酸味があって、おいしい!
そして、1本買って帰って。
ヴァル・デュー、グラン・クリュ。
酸味とコク、おいしーい!
さらに、「ベルギーの食べ物といえば?」と聞いたところ、「ベルギーはフライドポテト発祥の地だよ」と教えてもらい、ふむふむ。
冷凍だけど、いいか。
思い返せば、新婚旅行でベルギーに行ったとき、大量のフリッツ(フライドポテト)が出てきて、どうしよー!?と悩んだっけ。
(遠い、甘い思い出 笑)
マスター曰く、現地のお店では、全部食べなくてもいいらしい。
もっと早く知ってたら、あんなに食べなかったのに~。
お店のマスターに聞いたところ、今回の新型コロナ、緊急事態宣言で、アルコール飲料の輸入業者が大打撃を受けているらしい。
特にビールは賞味期限があるので、寝かせるわけにもいかない。
なので、このお店のように、いろいろ考えた結果、通常営業に戻した飲食店も少なくないのだろう。
ぼくたちは、何と戦っているのだろうか。
ぼくたちは、何のために戦っているのか。
そして、この勝敗は重要なのだろうか。