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はじまりのお話

シュタイナー美術教室 in 備前《あおのわ》がはじまったのは2015年9月。
今年7周年を迎えました。
*シュタイナー教育では7年周期で人生を意味づけしています。

発端は「子どもたちにぬらし絵の豊かな世界を体験させてあげたい」という2人のお母さんの想いからはじまりました。

当時の岡山県の状況は《つむぎの森》さんが岡山市内で子どものクラスを開いておられました。岡山で子ども向けクラスの問合せがあるとそちらを紹介していて、私自身が岡山でクラスを持つことは考えていませんでした。
ところが、プレーパーク活動で旧知のお二人に「備前で」と相談されると嫌とは言えず、、、(^_^;)。
岡山から遠いのでそれほど邪魔にならないだろうと考え直し、月1回の土曜クラスなら時間を捻出できそうだったので「最低5人集めてくださればスタートしましょう」と計画がはじまりました。

とはいえ、佐藤が住んでいる倉敷からは車で1時間以上、人脈どころか馴染みも土地勘もない備前で本当にはじめられるのか?続けられるのか?という不安はありました。
そんな不安のなか、子どもを集めて会場を手配し形を整えてくださりスタートする事ができたのが2015年9月でした。
1・2年生クラス4人、4・5年生クラス4人の合計8人が集まってくれ、会場は今は無くなってしまった《七月》でのはじまりでした。

備前ではじめられたのは、ひとえに「子どもたちにぬらし絵の世界が必要だという《想い》《願い》の力」のおかげだったと思います。

その現れが参加の仕組みです。
安定的に継続できるように、参加は1年単位の申込みでした。
さらに年間の費用を毎月支払っていただくという主旨で《お休みであっても参加費はご負担いただく》システムで参加者のご負担は大きな物でした。
この仕組みは、サービスへの対価を支払う《お客さん》ではなく、一緒に教室を作る《パートナー》だったことの現れだったと言えます。
それができたのも参加者の皆さんのひとりひとりの《想い》が原動力だったと思います。

続く?

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