Netflix アーミー・オブ・シーブズ
ザックシュナイダー監督の「アーミー・オブ・ザ・デッド」からのスピンフフ作品 時間軸は「アーミー・オブ・ザ・デッド」の前日譚な位置づけ
主人公が「アーミー・オブ・ザ・デッド」で金庫破り担当だったティーダが主役とあって、内容は金庫破りの泥棒コメデイ寄りエンタメでジャンル的には鉄板ジャンル
一応世界的にはゾンビが蔓延し始めているというメディアからの報道をサブリミナル的に入れつつスピンオフ感は出しているものの、正直そんなに関係がない内容なのでゾンビが好きじゃない人にも楽しめる内容だと思う
キャストに「ゲーム・オブ・スローンズ」で有名になったナタリー・エマニュエルも出ていて(相変わらずズバ抜けて美人) キャラもどれも立っている
金庫の鍵を1つずつ破っていっている仕組み様子をCGで表現しているのはシンプルに分かりやすかった 昔の映画だと金庫破りをしている役者の謎の苦悶な表情からの「カチッ」っと音がするSEが入って金庫が開くみたいなアナログな演出じゃないのが良かった
序盤の流れはかなり面白くて、壮大な流れで金庫破りが始まる予感がするような盛り上がりはあったものの、後半に入ってくると少し大味になってきて、そんなシチュエーションで金庫開けられるんかいといった流れになってきてしまったり、大きな敵がいなかったり(少しキャラが弱い)で終わりは少ししぼんでしまった印象
最後は「アーミー・オブ・ザ・デッド」でのティーダの登場シーンにつながってくるようにはなっているので、スピンオフらしいまとめ方にはなっているけれど、もう少し大どんでん返しがあって欲しかった 本編ともう少し関連性があるとか
内容とは少し違うけれど、今作はティーダ役の役者本人が監督もしているというのを後で知って、世界には器用な役者がわんさかいるんだなと驚いた
ポスター(インターナショナルver)
やはりオシャレな金庫破り映画はポスターもシャレてる
アーミーオブ・ザ・デッドはどうもNetflix側でもシリーズ化・マルチ化には興味があるようで、アニメ版も制作されているし、最近は本編自体の続編のアナウンスもされているようなので、今後もそのままゾンビ作品にはならないかもしれないけれど、色々なアプローチで作品が見れそうでそれはとても楽しみ
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