ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
1月23日に公開が予定されている『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の復習を兼ねて恐らく4回目のヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
過去3回はすべて序盤で寝落ちをするというやらかしをしているので、今回は事前に作品の解説、今までの『Q』に対するお詳しい方々の考察などをいま一度自分の中に取り込んでから今作を鑑賞
細かい描写、各キャラクターの台詞1つ1つを取り上げて、これは何を言っているのか、何を意味しての発言・行動なのかというのを1個1個拾っていくことで、話の流れや事の状況が理解出来てくるようになった
そんな面倒な事をしないと理解出来ない作品は映画として崩壊しているという考え方も勿論あるのだけれど、こういう楽しみ方を面白いと思い観る層も一定数いるので、当時『Q』を観た人で何がなんだか意味が分からないと思った人は1度、正直ややこしいとも思えるこの世界設定を理解まではいかなくても聞いてみるというのは良いことだと思う
ただ恐ろしいのは、様々な考察が無限にあるものの、それが本当に正解なのかは誰も一生分からないという点
これは当時のTVアニメの時代からもそうで、庵野監督の頭の中にしか正解がないし、(もしかすると本人にもすべての部分に対して明確な正解はもはや無いかもしれない)本人がこれを発表することもない
あってないような意味を延々と考察するのが楽しみの醍醐味になっている最近では希有なアニメーション作品なので、今後公開される『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でも一挙手一投足すべてのシーンに目を凝らし見納めしたい