社内エンジニアメンバー向け9つのバリューを定義しました

弊社GAOGAOは"世界中で「モノつくり」の連鎖を起こす"というビジョンを掲げている「新規事業 x グローバル」のエンジニア集団です。

スタートアップから大手まで新規事業立ち上げに関わることの多い弊社では、その分野で活躍するエンジニアを「スタートアップ・エンジニア」と称しています。

弊社は業務委託のメンバー含めて年内100名以上のスタートアップ・エンジニアの方にご参画いただくためにコツコツ拡大の施策を練っては実行しています。

その一環で、年末に定義したスタートアップ・エンジニアが持つべきバリューを整理しました。元々"会社自体のバリュー"は定めていましたが、今回は弊社に参画するメンバーが持つべき資質という観点でバリューを定めています。

こちらは社内のメンバー向けのバリュー定義ですが、もしどなたかのヒントになれば幸いと思い、noteでも発信させていただきます。

以下それぞれの簡単に設定したバリューをご紹介します。

Beyond Yourself = 克己せよ

弊社が会社としてのバリューとして定めている3つの要素です。克己という言葉はあまり聞きなれないかもしれないですが「自分自身に打ち勝つこと」という意味があり、新しい価値を創造する際に必要なソフトスキルとして弊社では重視しています。

・Ownership
自発的に主体性を持ち、積極的な課題解決の提案と実行を進められる

・Borderless
国境、年齢、性別などあらゆる垣根を取り除き、グローバルマインドを持ち、信頼関係を築きながらフラットなコミュニケーションを取ることができる

・Practical
専門知識を積極的に学び、最適なソリューションを考え、テクノロジーとビジネスの両方から判断し、行動できる

Be a Geek = ギークであれ

特にエンジニアとしての技術に対する姿勢、ハードスキルを重視したバリューセットです。エンジニアとして自己のスキルの研鑽に

・Learning
学習意欲を保ち、様々な技術に対してアンテナを張り自主的に学習を進め、自身のスキルを高めるられる

・Technology
どのような状況においても最適な技術を選択し、自身の知識と技術力を活かしてインパクトの強いアプローチを推進できる

・Grit
新しい価値を生み出すこと・問題解決を重視することにこだわり、中長期を見据えて設定したゴールを最後までやり遂げることができる

The Team = ザ・チーム

自己だけではなく関わる他のメンバーに目を向けたバリューセット。特に中堅からシニアになるにつれて発揮が期待される要素で、チーム全体の貢献度に影響を与えます。

・Knowledge
メンバーを強力なパートナーとして意識し、積極的にノウハウや情報を共有・ドキュメンテーションすることができる

・Education
お互いに刺激を受け高め合い、メンバーが困ったときに必要なサポートやフォローを行うことができる

・Resonation
様々なメンバーと共鳴し、人を巻き込みながらチーム全体のバリューを高めることができる

なぜバリューを定めたか

弊社も関わっていただく方の人数が増えてきて、このタイミングで弊社ならではのバリューということを改めて言語化して共有する必要が出てきました。創業期から弊社に関わってきていた方に関しては改めて共有をすることがなくても、自然と会社が目指す方向についていける方も多いです。一方、新しく入られた方は、まだ弊社の文化も知らないし、この領域で提供すべきバリューについても浸透していない状態です。

オンボーディングから目標設定・評価、個々人へのフィードバックとしてこのような「軸」を利用できるとよりスムーズに会社の目指すことと個人の目指すところを重ね合わせることができるのではないかと考えています。そのような背景から今回9つのバリューを定めました。評価制度に関してはまずは、正社員メンバーをターゲットに実験的に運用を始めている段階です。進捗があり次第、またnoteに執筆をしていこうと思います。

バリューを浸透させるためのTips

バリューを一度定めて、放っておいたら浸透されることはありません。定例などで提供していくことはもちろんですが、普段身近に接する場所で利用する場所で意識できるのが良さそうです。浸透には少し時間はかかりそうですが、以下のようにSlackのリアクションなどを登録し、使い始めています。

最後に

今回ご紹介させていただいたバリューにピンときた方おられましたら、ぜひ弊社にお気軽に @tejitak までご連絡お願いいたします！

特にグローバルで活躍したいエンジニアの方、Laravel/Rails/Go/React/Vueエンジニアの方、PM or PdMの方、絶賛募集中です！！