自分のリーダーシップに不安を感じた時に見たいYコンスタートアップスクール講義
前回の記事で少し紹介したように、弊社は元々小さなチームから始まり3年が経ち参画していただいているメンバーが正社員・業務委託・外国人エンジニア含めて50名規模のエンジニア組織になってきています。
組織が大きくなるにつれてリーダーシップについて考える機会が多くなってきました。私はMBAのような経営なんてほとんど学んでなかったし、関わる方が多くなるにつれて「リーダーシップとはなんぞや?」、「エンジニアとしてのキャリアしか歩んでいなかった自分に人がついてくるのだろうか?」など、うまくマネージメントなんてできるのだろうかという不安を持つようになってきました。
ちょうどそんな不安を抱えて始めた頃(約1年前)、Yコンビネーターのスタートアップスクールにジョインしていた頃にこの動画を聞いてその時に抱えていた不安は消えて自信が持てるようになりました。
リーダーシップに型はない
本記事の結論ですが、この講義動画で学んだこと=この記事でお伝えしたいことは「リーダーシップに型はない、自分自身であること」です。TwitterのCOOなどを数多くの著名USスタートアップで重役を経験し、これまでシリコンバレーで多くのCEO・リーダーたちを見てきたAliさんという方が説明をしています。
USスタートアップ界隈の経営者はトーク力の長けている外交的な方もいればギークな内向的な方もおり、これまでの多くのリーダーの観測上一つのタイプはないということを説明しています。重要なことは「偽りのない自分自身であること」。この言葉に非常に感銘を受けました。
その上で、クリアに・シンプルに考えることなど、3つの力が重要であると語っています。詳しくはぜひ動画を見ていただければと思います。
人は偽りに関して敏感
困難な場面にぶつかった際に、自分のやり方が間違っていればではないかという気持ちになったりもすると思います。私も今のやり方で人がついてくるのだろうかと不安になり本で読んだ経営者の真似事をしようとしていた時もありました。
上記のスタートアップスクールの動画の中でも解説されていますが、人は嘘を見抜く力が強いようです。本人とは違う何かを演じた場合、それを見た人は偽りであると敏感に感じるそうです。確かにそうな気がしますね。偽りを感じられる人に対して、人はついていこうと思うでしょうか?私は話している人から偽りを感じたらついていこうとは思いません。
スタートアップシーンを見ていると、起業家としては以下のようなスキル・資質を持たないといけないんじゃ無いかと考えすぎてしまうのは注意が必要です。
・起業家は交渉上手なビジネススキルを持っていないといけない
・起業家はスティーブ・ジョブスのようなカリスマ性を持っていないといけない
・起業家は立派な社会問題に向かわないといけない
・起業家は上場を目指さないといけない
・起業家は誰よりもハードワークで週7働かなくてはいけない
などなど
あの起業家が、あの経営者がやっているから自分もそのようにやらないといけない、と自分の素と違うことをやってしまうのは結果的に人がついて来なくなるリスクがあります。
例えば 16 Personalities など知られた性格診断もありますが、内向的であれ外交的であれ、論理的であれ直感的であれ、どのPersonalityでもリーダーシップを発揮している人はいるはずです。
重要なのは自分の強みを理解すること、そしてその強みを持ってストレートに周りの人に伝えていくことですね。
自分の強み・自分らしさを理解する
私はエンジニア出身起業家ということもありエンジニアと話すのが好きです。またビジネスサイドの方とITを使って何を作るのかについて話すことも好きで、その双方を上手く繋がられるところを強みとして捉えています。
この動画を見てから、自分の強み・自分らしさはそこであると自分で認識し、その強みを堂々と活かしていけば良いと考えるようになりました。結果、リーダーシップを発揮すること・経営をすること、に対しての苦手意識がなくなるようになってきました。
そして、組織が増えてきて事業を伸ばしていくための経営を行う中で自分自身新たに面白いと思えるポイントに気づくこともできました。事業を拡大させていく中で気付いたポイントは、私は純粋にコツコツ数字を伸ばすことが好きであるということ。事業の成長をするためにはKPIを設定して、そこに効く要素を因数分解して、施策を練っていく実行して評価する必要があります。その数値を高めていく活動そのものが面白いと感じており、そこを堂々と自分の活動を共有しながら進めるようにしました。結果的にリーダシップ(経営)に関する不安も少なくなりました。
自分のやりたいことをやれている実感
少し話は逸れるかもしれないですが、自分のやりたいことを見つけられて、それを仕事としてやれている人は幸せだと思っています。仕事に忙殺されていると忘れがちで定期的に振り返りをしないと、気づいたら「あれ?なんで自分こんなことやっているんだっけ?」となってしまい進む方向を悩んでしまう可能性があります。それを避けるために以前私のnoteで紹介したOKRはすごく良いフレームワークです。OKRを言い換えると、組織のやりたいことと自分のやりたいことの矢印を重ね合わせる活動です。
リーダーシップを発揮するために、まずは自分自身の興味や強みをきちんと把握するためにもオススメです。
リーダーシップはありのままの自分自身であること
まとめです。
リーダーシップとは「他人のリーダーシップを真似るのではなく、ありのままの自分自身であること」なんです。(アナ雪みたいですね)
自分が不得意なことは無理に行なう必要はなく、他のリーダーが行っていることを真似しなくて良いです。そして、誰かにとって魅力的でリーダーシップを発揮できれば良く、誰かにとっては魅力的に映らなくても良いです。
リーダーシップには正解はないからこそ、自分自身の選択を信じて突き進めば良いです。やりたいことをやっていれば、人はついてきます。
Yコンの短い動画でしたが、そのように色々考えさせられる動画でした。
もしリーダーシップを発揮しなければならないポジションで悩んでいる方がいたら、この記事の内容を思い出してみると不安がなくなるかもしれません。特にエンジニア出身の起業家の方などおられましたら、ご参考になれば幸いです。
最後に
弊社GAOGAOでは現在スタートアップからDXまで多くのプロジェクトが日本と東南アジアを中心に並行して動いています。エンジニア(特にRails/Laravel/JS)、デザイナー、PM、広報・採用担当者などあらゆる職種が現在切実に足りておりません!
業務委託でOKですので、ぜひエンジニアが世界や起業にチャレンジして、世界中でものつくりの連鎖を起こしてワクワクする世界を作りたいと思っている方おりましたら是非お気軽に @tejitak まで連絡をお願いします!
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