忘れないうちに、「オレのウルトラマン」と「シン・ウルトラマン」と「怪獣世代」のこと その3
ぶっちゃけた話。
ウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラQ等の「第1期ウルトラシリーズ」のリメイク作品、ビデオムービー企画みたいなものはいくつかあった。
何本かは観たと思う。
思うんだが、誠に申し訳ないことだが、覚えていない。
多分、ウルトラセブンのビデオ版もウルトラQも観たと思うんだが。
ライター稼業の者としては誠に恥ずかしい話だが、「原理主義者」なので(笑)、食指が強く動かなかったんだろうと思うし、それ以外の「特撮番組」は基本的に子供向けのコンテンツになっていたので、一応ゲームやアニメを本来の縄張りとしてやっているライターとしては、隣接ジャンルの作品をがつがつ見ようという気も、当時なかったのだろう。
では「特撮」が好きじゃなくなったのか? というとそんなことはなくて、ゴジラシリーズは、しっかり劇場で観ていたりする。
で。
「シン・ゴジラ」
である。
とある事情でエヴァには載れなかった自分にとって、実は庵野秀明的世界からの「ファーストインパクト」も同然なのだと、「後で」気づいた(笑)。
シン・ゴジラについて語るとまた、キリがないのだが、神奈川県・横浜市と東京・杉並当たりをホームタウンとしてきた自分にとっては、1992年(平成4年)の「ゴジラVSモスラ」以来、自分の見知っている地域がゴジラに蹂躙される(笑)というシチュエーションもあって、それはそれは堪能させていただいた。
特に、多摩川っぺりでの、これまた、なじみのある練馬駐屯地発の自衛部隊隊との対峙とか、燃える燃える。
とまぁ。そうして「シン・ゴジラ」の世界の酔いが覚めた頃に、いろいろな噂が流れ始めたと思う。
曰く。
「50周年記念で、庵野秀明「監督」で、ウルトラマンのリメイクを作るらしい」
小躍りするような気分にはなった。
そんな嬉しいことがあるのだろうか?
その一方で、オタク関連ライターとしては、こんなことを当然思った。
「おい。シン・エヴァがまだあるだろ? 大丈夫か?」。
結局「監督」ではなく「脚本」参加で、盟友である「ガメラ」シリーズの特撮監督である樋口監督がメガホンをとることになったのは、ご存知の通りだ。
(ちなみに、ガメラとギャオスの空中戦のシーンが大好きだ)
が……事実上「庵野色の強い映画」になることは、まぁ、確信していたのでな。(そうなったし)
事前公開のPVや「カラータイマーがないウルトラマン」になることなどが巷で話題になる。
PVの段階で、「あぁ、勝つる」と確信したので、事前情報は極力カットすることにした。
そして、ついに「シン・ウルトラマン」は公開される。
我が家は嫁さんもオタクでウルトラシリーズ(2期)にどっぷり世代。
一番好きなのはウルトラマンタロウという人なので、仕事の都合で初日はあきらめ、週末の午後早い時間のスクリーンを選んだ。
入間市のシネコンでは、複数のスクリーンで、途切れなく上映される体制になっていた。
映画館側も、ヒットを確信していた証拠だ。
そして……上映は始まる。
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警告しておきますが、これ以降、「その4」からは、バリバリにネタバレします。
なので、まだ「シン・ウルトラマン」を観ていない人は、まず映画館へ行って、映画を観てくることをお勧めします。
その後、このnoteのことなんて、忘れてもらってもかまわないので(笑)
すぐに、行きましょう。
映画を観た人で、他人の意見なんか聞きたくない人は、その4以降は読まないことをお勧めします……って、ここまで読んでくれた方は、4も読むよね(笑)
なので、重ねて警告しておきます。
「その4」からは、ネタバレバリバリです。
内容、表現、ストーリー、エンディングまで、結構、ガチに話します。
ご了承のほどを。
1500W 強
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