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[運送会社転職虎の巻] ①求人情報の読み解き方②面接突破方法 ※2024年改訂版

貞山放送鉄生です。
限定で売り出したこちらの記事も目標の50記事を売り切りましたので、今回改訂版としてリニューアルしたいと思います。
基本的には前記事と同じ内容ですが、2024年問題を踏まえて加筆修正しております。

内容のほとんどは、基本YouTubeで話してることと同じですがテキストが好きな人はこちらをどうぞ。

運送会社の求人についてお話しします。
みなさんは求人は何で探しますか?
今はネットで手軽に探せませよね。職安の情報も観れますし。
何でもいいと思いますが、見かたにちょっとしたコツがあります。
参考にしてみてください。

①求人情報の読み解き方

まずは職安の募集広告から解説しましょう。
これが一番厄介です。
何しろ情報が古い。アップデートしていない。嘘が多い。
なぜこんなにいい加減なのかと言えば、職安と企業側のパワーバランスのせいです。
職安側は言わば企業に求人をお願いする立場なんです。
意外かもしれませんが事実です。なので企業側に強く言えない。
嘘や大袈裟をやんわり注意はできても基本、企業側の意見が強いんです。
企業も色んな考えの会社があります。
とにかく誰でもいいので入社させて奴隷のように使い倒す。
辞めたらまた次の奴隷を捕まえる。みたいな会社があるのも事実です。
皆さんにはそんな会社に引っかかってほしくないので、この記事を参考にしていただきたいと思います。
どこからを有料にするかはまだ決めていませんが、①求人情報の読み解き方は無料ゾーンに入れたいと思っています。

職安求人の場合は会社名以外全て嘘だと思って面接に挑んでください。

つまり面接でいちいち確認することを徹底します。
そのくらいいい加減だと考えて求人票をみて下さい。
面接時に求人票を出して全て確認するくらいでちょうどいいです。

次は一般的なネット募集についてです。
現代はスマートフォンなるものが普及して簡単に企業の求人を見ることが出来ます。いい時代になりましたね。
indeedがまとまっていますが、他にもドライバー職に特化したサイトもあります。
タウンワークやバイトルにも運転手の求人はたくさんあります。
その膨大な情報の中から自分の求める仕事に合致した会社を探します。

結構大変です

そして会社に求めるものも個人個人違います。
なのでここでは地雷表現をお教えします。
今から上げる表現は地雷の可能性が非常に高いと思って下さい。

チームワークの良い会社です。
はい。一つ目の地雷表現はこれです!
あえて言います。トラックの仕事にチームワークは不要です。
もちろん信頼できる仲間はいるに越したことはありませんが、基本なくても大丈夫。足を引っ張る無能な仲間ならいない方がマシです。
このワードを使う会社は、会社の仕事はみんなでやるもの。みたいな考え方の社長が多いです。仕事が遅い奴やサボり癖があって、手伝ってもらうのが当たり前に思ってる無能者の仕事まで手伝わされることになるかもしれません。
誰とでもすぐに打ち解けられて、仲間とわいわい仕事がしたい人にはおすすめかもしれませんが、基本避けた方が無難です。

やりがいのある仕事です。
二つ目の地雷はこれですね。
このワードは非常に地雷率が高いです。
もし見つけたら近寄らないことをお勧めします。
どんな仕事であっても感じようと思えばやりがいは感じられます。
当然ですよね?
お金が貰えるってことは、誰かができないことを代わりにやってあげるからその対価が発生するのであって、どうでも良い仕事に対価は発生しません。
あえてやりがいを全面に出すのは会社側が都合のいい[無料の価値]だからです。
長時間労働や運転手の範囲外の過剰なサービスなどを『やりがい』という耳障りのいい言葉に変換しているだけのパターンが非常に多いです。
多少給料が安くても『やりがい』をプラスアルファすれば決して安くはないでしょ? みたいな理論です。
はい、破綻してます。
『やりがい』要りません!お金ください!

経験者優遇、免許所持者優遇
次はこちらの地雷を解説しましょうか。
よく目にする文言です。
どこが地雷表現なのか?
それはお金を出すとは一言も言っていないことです。

例えば求人情報誌に月給25万〜40万(経験者優遇、免許所持者優遇)と書いてあるとします。経験者のあなたはいくら貰えると思いますか?
ある程度社会経験がある人、転職慣れしている人ならすぐに分かると思いますが、意外と知らない人も多いのがこの表現です。
この道30年のベテランでも最初の月給は25万です。
免許証フルコンプの変態でも月給25万スタートです。
だったら求人票の表記が嘘なのか?
嘘ではありません。
お金で優遇するとは言ってません。それだけのことです。
例えば、経験者なら通常一ヶ月横乗り研修を2週間に短縮して優遇します。
例えば、免許所持者なら通常4t平からの所、最初からユニック車乗務で優遇します。って事で嘘はついてません。
トンチ勝負している訳ではありませんが、そんな会社が多くあります。
もちろん少数ですが、お金で優遇してくれる会社もちゃんと存在することも付け加えておきます。
免許手当5000円みたいな制度は結構見かけます。

未経験者歓迎
こちらもよく見かけますね。
何が地雷だと思いますか?
嘘ではなく、言葉が足りないんです。
正確には『若くてやる気のある未経験者歓迎』なんです。
つまり年配者で会社の言う事聞きそうに無い未経験者は求めてませんよって事です。
別に僕が差別している訳では無いので誤解しないでくださいね。
どこのどんな会社だって若い人材が欲しいに決まってます。
それは文句言わずに黙って仕事を覚えてくれるからです。
会社の矛盾やブラックに気づかずに『そんなもんか』と考えて慣れていってくれるからです。
例えば会社が免許習得資金を投資しても年が若ければ十分回収可能ですよね?
これが世間を知った年配者ならそうはいきません。
つまり使いづらいんです。
なので、年配者の転職は一度自分の中の常識をリセットして、一から学ぶつもりで面接に臨んでください。
教えてくれる横乗りの先生が自分の息子より年下でも敬意を持って接して下さい。
変なプライドは捨てて学ぶ姿勢を見せることで、結果的に自分がストレスを感じない居場所を獲得できると思います。

高額歩合あり
歩合は高額歩合より低額歩合をおすすめします。
高額歩合をうたう会社は大体が歩合給ありきの給料システムであることが多いです。
歩合給の話は長くなるのでまた別な機会に詳しく書きますが、完全歩合又は高額歩合制の会社はなるべく避けた方がいいと考えます。
もちろん経験者である程度業界のことを知っている人ならば別です。
歩合給を採用している会社を選ぶ場合は、ある程度の基本給+職能給+手当の他に頑張った分歩合給が乗る形の方が健全です。


いかがだったでしょうか?
知ってることばかりでしたか?
次は求人票の休日を解説します。
例えば週休2日と書いてあったとします。
『休みは毎週土日だな』 って考えたら間違いですよ。
週休2日とは月のうちに最低でも1回2日休める日がある。
もちろん土日でなくてもいいし、連続してなくても週休2日といえます。

簡単な例にすると、「一ヶ月のうち第3週のみ火曜日と木曜日が休み。そのほかの週は火曜日1日だけ休みです」これで週休2日は成り立ちます。

毎週2日休みたい場合は完全週休2日制の会社を選んでください。
土日を休日にしたい場合は[土日休]としっかり表記してある会社を選びましょう。

求人票の見方として大切なのは時間をかけることです。
たくさんの会社の求人を見て良さそうな会社、怪しい会社を見抜けるようになって下さい。当然ですけど毎週のように求人募集が出ている会社は何かしらの欠陥があって人が居着かないと判断できますし、あり得ないような高給を提示している会社も怪しいと思います。何事にも相場というものがあります。

転職の一番のおすすめは口コミ、コネ、紹介です。
信頼できる人からの情報や紹介は転職の強い味方になります。
その他SNSなども活用していい会社の情報を仕入れましょう。


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