運転手と健康

ビールは昔のノーマルなモルツ・ビールが一番好きでした。
　みなさんお疲れ様です。
　貞山放送　鉄生です。

　さて今日の話題は、健康です。

　トラック運転手といえば不健康。
　不健康と言えばトラック運転手。
　みなさんの周りにトラック運転手のおじさんいませんか？
　
　そのおじさん太ってません？

　そう、大体太ってるんです。
　なぜか？
　答えは簡単、運動不足だからです。

　ただ、手積み手降ろしのようなハードな仕事内容の運転手はべつです。
　そんなハードな仕事をしている運転手はむしろマッチョです。
　飲みに行ったら、必ず割れた腹筋を見せて自慢してます。
　酒が進むと隣の席で飲んでいる赤の他人の僕に
　『腕相撲しませんか？』なんて言ってきます。
　僕はオッサンの手を握るのが気持ち悪いので、お断りしてます。

　話が激しくずれましたね。
　戻します。

　そんな一部のマッチョドライバー以外の一般的なトラック運転手はなぜ太るのか？
　ずっと運転していて体力は使いませんが、神経は使います。
　神経を使うと、カロリーを消費するので、腹が減るんですね。
　運転によるストレスもカロリーを消費します。

　運転手は基本外食になります。
　単品では頼みません。
　ラーメン、餃子、半ライスがすべての基本です。
　定食の場合はライス大盛がすべての基本になります。
　なぜって？
　腹が減っているからです。

　塩分多め、脂分多めの高カロリー食がトラック運転手の体をつくっていると言ってもいいでしょう。
　
　それに加え、トラック運転手は不規則な仕事でもあります。
　食事も不規則になりがちです。
　それも太る一因になっています。

　太っていいことは一つもない事は知っていますが、どうしても食ってしまうんですね。
　じゃあどうすればいいのか？
　答えはひとつです。
　太る前に予防する！
　これしかありません。
　つまり、ぼくは手遅れですね。
　だから今日もかつ丼を大盛で食ってます。しあわせです。

　ここで終わると救いがないのでもうちょっと続けます。

　運送会社には必ず健康診断があります。

　そこで必ず話題になるのが血圧です。
　みんな血圧測定にドキドキしてます。
　そんな中、ぼくは意外と血圧は平常値をキープしてます。
　その他のコレステロール値や尿酸値などもセーフです。
　酒の飲みすぎで肝機能は少々弱っていますが、たいしたことはありません。
　　
　何故か？
　
　それは、健康診断の一週間前から、晩飯にサバ缶と豆腐しか食っていないからです。

　嘘みたいなホントの話です。

　もし、健康診断があるなら試してみてください。
　逆にそれでなんの変化もなければ病院に行くことをおススメします。

　太ってから痩せるのはたいへんです。
　なので、これからトラック運転手に転職を考えている人は、健康管理に気を付けて仕事をして下さい。
　自分が考えている以上に体力は使ってません。
　食事、運動のバランスが大切です。
　繰り返しますが、太ってから痩せるのは大変です。
　予防のほうがはるかに楽です。

　　
　これからの季節、汗を多くかくので、逆に塩分は必要になりますが、うまく体調管理をして夏を乗り切りましょう。

次に、運転手の持病と言えば腰痛です。
腰痛持ちの運転者は多く居ます。
手積み手卸しの仕事だけではありません。
運転手の仕事の性質上、長時間フォークリフトに乗ることもよくあります。
このフォークリフトが腰に優しくない乗り物です。
特に寒い冬の日に長時間フォークリフトに乗っていると結構腰に負担が来ます。
劇的な解決策はありませんが、帰ったらゆっくり湯船に浸かるとかストレッチするなど、日ごろからのケアが大事になります。
何しろ一度壊すと長引きます。予防が大事です。
トラックは基本長時間座った姿勢で仕事します。
最新型のトラックはシートのつくりもしっかりしてますが、それでも腰を悪くする人は多いです。
日ごろから予防したり、腹筋を鍛えたりしておくといいでしょう。
最近はいいサポーターやいいゲル座布団など売っています。
価格的には安くはありませんが、活用してみるのも効果的だと思います。
　
　今回はふざけた話も入れましたが、みなさんの就職活動の一助になれば幸いです。

　昼はネギ塩豚丼にうどんのセット、夜はネギラーメンにチャーシュー丼を食いました。
　でも血圧は正常値。
　貞山放送　鉄生でした。

　ごきげんよう。