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入社時の初任研修、他。

 やばい!
キャンプ行きた過ぎて死にそう。
ああぁ
焚き火してぇよう!
なんて叫んでみたりします。

 みなさん お疲れ様です。
貞山放送 鉄生です。
キャンプ行きたい病をこじらせてます。

 はい、今回は初任研修についてです。
 運送会社に入社すると必ずこの初任研修なるものがあります。
 それに付帯して、適性診断、健康診断もあります。
 この三点セットについて、今日はお話しします。

 僕は転職の多い人間なのでこの三つは何度も経験があります。
 はっきり言って超面倒くさいです。
 でも、今は義務付けられているらしいので、おおらかな会社以外は大体受けさせられます。
 ちなみにYouTubeでも動画配信してますので、文章を読むのが面倒な人はそちらをどうぞ。
 基本、内容は一緒です。

 ①適性診断
 僕は神奈川県在住ですので基本、新横浜のトラ協でやります。
 正確に言うと、神奈川県トラック総合会館の3Fです。
 午前と午後のどちらかになります。
 時間は90分~120分くらい。
 内容はシュミレーターと心理テスト、最後にちょっとした講義があります。
 運転適性を見るもので試験ではありませんので気楽に受けてください。
 余談ですが、この診断結果は個人の分も貰えます。
 一年間有効ですので、すぐに転職する場合もつかえます。
 なので、捨てずに取っておくことをおススメします。

 場所は新横浜の駅から歩いて10分くらいになります。
 車の場合はビルに駐車場がないので近くの有料駐車場を利用してください。
 大体一日最大1800円くらいが相場のようです。

 ②健康診断
 運送会社では年に1回、深夜運行がある会社は年2回必ずあります。
 入社後すぐに指定の病院で診断を受けることになります。
 普通の健康診断と一緒です。
 血液検査、心電図、尿検査、身体測定、問診などです。
 検査結果は会社に送られますが、後日個人にもらえます。
 そこで問題が見つかっても、基本クビにはなりません。
 【要再検査】【要精密検査】になればもう一回病院に行くことになります。
 大事なのは『治療してますよ』という証拠です。

 ③初任研修
 問題はこれです。前の二つはただ行けばいいだけです。 
 新横浜の場合は共済ビルでやってます。
 今回は東京でした。
 お台場のタイム24ビル 11階にある、 
 ヤマト・スタッフ・サプライなる会社がやっている研修に参加してきました。
一階にローソンが入っています。
 最寄り駅はゆりかもめのテレコムセンター駅です。
 臨海線の東京テレポート駅から無料バスが出てますが、土日祝は運休です。
 面倒でも新橋から、ゆりかもめに乗るのがよさそうです。
 
 車で行く場合はタイム24ビルの地下駐車場が利用できますが、
 激しくおすすめしません。
 駐車料金が上限なしなので、一日駐車するとかなりの金額になります。
 ビルの向かいや近所に民間の有料駐車場がたくさんありますので、そちらをご利用ください。
 
 ついでにバイクで行く場合、ローソンの左のほうに駐車スペースがあります。
 空いてればそこに停めていいそうです。


 はい、話を戻します。
 初任研修は8時間が義務付けられています。
 先生の講義をひたすら聞くだけの8時間は果てしなく長いです。
 朝九時から夕方六時過ぎまでです。
 昼に一時間の休憩をはさんで、ひたすら講義を聞きます。
 前日の夜はしっかり寝て、万全の状態で挑んでください。
 
 内容はおなじみのKY予測、トラックの特性、法令関係、事故違反の罰則 etc
とにかく長いです。
 一時間に一回休憩がありますが、回復しません。
 11階なので景色はきれいです。
 ここで重要なのは寝ない事です。
 どんなに退屈でも、話の内容がつまらなくても決して寝てはいけません。
 途中でDVD視聴の時間があります。
 ここが一番の山場です。
 眠気のピークがここできます。
 
 なぜ繰り返し寝てはいけないと言うのか、それは寝ると終了証が貰えないからです。
 この8時間の講義を受けた証拠が貰えなくなります。
 終了証を会社に提出することで、
 一人前のドライバーとして認められる段取りになっています。
 なので、話の内容は覚えてなくてもとにかく寝てはいけません。
 どうしても眠い場合は昼の休憩時間に寝れます。


  ここで講師の先生の名誉のために書いておきます。
 初めてトラックの運転手になる人にはとても為になる講義です。
 説明も分かりやすく、
 丁寧で、退屈しないようにテキストにはない雑談的なことも織り交ぜながら話してくれます。
 先生のスキルは高いと思います。
 ただ、長い間トラックに乗っていると、この手の講義は割としょっちゅう聞きます。
 参考資料やDVDなどもどこかで見たことがありました。
 そして、基本運転手をやっている人間はじっと人の話を聞くのが苦手です。
 おとなしく座っているのも苦手です。
 
 なので、必然的に眠くなります。
 講師の先生、ごめんなさい。
 ちなみに今回の講師の先生、麻生太郎財務大臣にそっくりでした。

 とにかく8時間の苦行に耐えると、やっと終了証がもらえます。
 これを貰うためにひたすら耐えたんです。
 これで、一人前のドライバーです。
 ちなみに僕は20年以上運転手やってますが、これが無ければ一人で運行は出来ません。
 みなさん、これは忘れず会社に提出してください。
 できればコピーを取っておくことをおススメします。
 
  ちなみにこの講義、料金は15000円
 もちろん会社が負担してくれます。
 

 はい、以上です。
 いかがでしたでしょうか?
 僕が運転手を始めたころはこんなのなかったんですが、今は厳しくなったようです。
 免許も準中型、中型、中型限定etc
 もはや何に乗れるのかよく分かりません。
 運転手不足なのに、こんなに面倒じゃ若い人に敬遠されてしまいますよね。

 それでもトラックに乗りたいと言ってくれる人は歓迎します。
 大歓迎です。
 
 それでは、今日はこのへんで。
 貞山放送 鉄生でした。
 みなさん、ごきげんよう。
 

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