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会社の人間関係に悩んでませんか?

持病のキャンプ行きたい病が出て困ってます。
 無意味にナイフを抜いてみたり、
 クッカーでベーコンエッグを焼いてみたり、完全にこじらせてます。
 みなさんいかがお過ごしでしょうか?
 貞山放送 鉄生です。

久しぶりにTSUTAYAに行ってDVDを借りてきました。
エロいやつじゃないですよ。
ウォーキングデッドです。仕事が終わったら一気に観ようと思います。

 「さて今日は会社の人間関係に悩んでませんか?」
 
 そんな話をしようと思います。

 まず、今の僕自身は会社の人間関係に何の期待もしてません。
 なので、良好です。
 人間同士の関係が(良くも悪くも)深くなると、そこにストレスが生じます。
 会社の同僚や先輩と仲良くなるつもりはさらさらないです。
 挨拶と世間話はにこやかに交わします。
 若い時は目も合わせなかった時期もありましたが、
 今はちょっとだけ大人になりましたので、無用なトラブルは起こしません。
 繰り返しますが、
 なので、良好です。

 ちょっと昔話をします。
 僕は音楽で身を立てるべく、田舎から上京してきました。
 厳しかった親父のそばから離れたい気持ちも多分にありました。
 高校をなんとかお情けで卒業させてもらい、就いた職がガソリンスタンドの店員でした。
 横浜に本社がある大手の下請け会社でした。

 高校時代アルバイト経験のあるGSの仕事を安易に選びました。
 仕事は何でもよかったんです。
 とにかく上京して音楽がやりたかっただけです。
 
 正社員となり働き始めた僕は、世の中の厳しさを体験しました。
 後から考えてみれば、客商売に向いてなかったのかもしれません。
 とにかく、周りのすべてがストレスでした。

 当然ですが、客に頭を下げるのも仕事の内です。
 それができないんです。
 客からかかってきた電話に対応するのも嫌で仕方がなかったし、
 来た客と話してオイルやタイヤを売るのも苦痛でした。
 
 もちろん仕事ですし、給料ももらっているので無理してやってましたけど、
 積み重なるストレスで毎日イライラしてました。
 当然周りともうまくいかず、同僚や先輩と喧嘩になったり、上司と険悪な関係になりました。
 客とトラブルになったことも何度かあります。
 こっちとしてみれば、
 『なにを偉そうに!』
 『たかがガソリン入れに来ただけの客じゃねぇか』
 そんな態度です。
 トラブルにならないわけがありません(笑)

 こんなはずじゃなかった。

 当時の僕はそう思ってました。
 すぐに音楽で成功するとはさすがに考えてませんでしたが、
 あまりにも思い描いていた生活との違いが大きすぎてショックでした。

 ストレスの塊だったとおもいます。
 電車通勤でしたが、何度か飛び込んでやろうかと思ったこともあります。
 なので、いまだに京浜東北線を見るとちょっとだけゾクッとします。
 あそこで本当に電車に飛び込んでいたら、本当に救われない話です。

 でも、そんな僕にも仲良くしている先輩がいまして、
 その先輩の友達がちょくちょく店に遊びに来ていました。

 Hさんというその人はでかいアメ車に乗ってました。
 シボレーだったように記憶してます。 
 ウーハー積んでハイドロを組んだでかいアメ車で、ズンドコズンドコ爆音でいつもやってきました。

 かっこいい人で、また気さくな人でもありました。
 田舎者の僕にはとても輝いて見えたんです。
 
 Hさんと話すうちに話の流れで、
 「そんなに今の仕事が嫌ならウチに来るか?」
 そう言ってもらいました。
 
 そこで初めて転職しました。
 当時はまだ会社を辞めることなんてあり得ない、みたいな風潮が残ってましたので、
 両親とは大分もめましたが、僕自身の意思は変わりません。

 あっさり会社を辞めて転職しました。
 それが人生初の運送会社です。

 小さな個人経営の運送屋で、寮暮らしです。
 いわゆる【たこ部屋】でした。
 三人部屋に無理やり四人目の僕が転がり込んできた形ですが、
 そんなに嫌な顔もされず、すんなり受け入れてくれました。

 そこで、トラックの仕事を始めて物流業界を知りました。
 
 こんな世界もあるんだ!

 19歳の僕はその時の解放感に感動しました。

 いままで何にイライラしていたのかも分からなくなり、
 なぜあんなにストレスを抱えながら仕事をしていたのか不思議になりました。

 もちろん個人の運送屋なので大小の問題はたくさんありましたが、居心地のよさは格別でした。
 馬鹿で下品で粗野な連中ばかりでしたが、心根は優しい人たちが多かったような気がします。

 それに運送物流業界の人たちは、あまり他人に干渉してこない風潮があります。
 なにかしら他人に触れられたくない過去や傷を持っている人も、当時は結構多くいました。
 トラックステーションの大浴場では、本格的な入れ墨が入っている人もたくさんいましたしね。
 まぁ 今の運送会社にはそんなにいませんが。

 昔話が長くなりました。
 
 あれから20年以上経ちましたが、僕はいまだに運送物流業界にいます。
 音楽で成功はしませんでした。
 でも後悔はありません。
 やるだけのことはやった。そんな自負があります。
 
 長々書きましたが、何が言いたいのかというと

 嫌なら辞めれば?

 そうゆうことです。

 世界は広いんです。
 嫌なことからは逃げればいいじゃないですか。
 自分の居場所はどこかにありますよ。

 ここじゃないどこかに!

 そう考えてみてはいかがでしょう?
 だって常にストレスと戦う場所が自分の居場所な訳がないんです。
 僕は強くそう思います。

 もし、今職場の人間関係に悩んでいる人がいるなら、辞めて運送会社に来てみてはどうでしょう?
 気楽ですよ。
 中には変な会社もありますが、それでも荷物を積んで出発しちゃえば一人です。
 仲間と電話で馬鹿話してもよし。
 好きな音楽を爆音で聴きながら走るもよし。
 大声で歌いながら走ってもいいんです。

 確かにトラック運転手の社会的地位は低いかもしれません。
 せっかく入社した大企業を辞めるのは勇気がいることかもしれません。
 でも、そこが本当にあなたの望んだ居場所でしょうか?
 ストレスの奴隷になってませんか?

 トラック乗りは気楽ですよ。
 季節を感じながら大きな車を走らせてみませんか?

 偉そうなことを書きました。ごめんなさい。
 でも、本心です。
 
 長くなりました。
 今回はこのへんでおしまいにします。
 みなさんの就職活動の一助になれば幸いです。

 さて、借りてきたDVDを観ます。
 なぜでしょうか?
 ウォーキングデッドの世界がちょっと羨ましく思える瞬間がありますよね。
 人生の目的がシンプルだからでしょうか?
 みなさんどう思います?

 では、ごきげんよう。
 貞山放送 鉄生。

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