縁の下〜帝杜戦〜
4月16日、AM11:00藤ホール。
そこにはマイクを持った小栗隆成の姿があった。
集合時間は12:00。1時間も早く会場入りし、空っぽのフロアに立ち、一人で開会式の練習をしている。
今期、小栗本人の強い希望により、全体を通した司会進行を任せた。誰よりも努力を惜しまず、気配りができる、それが小栗隆成。菊田のイチオシです。
リハーサルの甲斐もあり、元気いっぱいの、やる気に溢れた開会式となりました。
開幕節の特別参戦プロの一人、中静岡支部長代行からも「帝杜戦の楽しさが伝わってくる、とても良い司会だった」とのお言葉をいただいた。それを聞いた小栗本人よりも、任せた私のほうが嬉しかったのはここだけの話し。
彼を語るうえではずせないのが、この『小栗ポーズ』
親指と、人差し指と、小指を、ピーンと伸ばすのがポイントだそう。
Twitterに、小栗ポーズをした自撮りをアップし続け、沢山の人の目に触れ、いつしかマネする方があらわれ、今や東北のみならず、全国から『小栗ポーズ』をした写真を見かけるにまで!
麻雀界には『指一本で有名になった男』が存在する。いつか小栗隆成もそう言われる日が来るかもね。
このnote自体がネタバレになっちゃっているのですが、小栗ポーズをした彼の写真を見た印象は一言、チャラそう。でも実際に会った人からチャラいとは聞いた事がない。このギャップが小栗萌え。菊田のイチオシです。
本人談、、、、
麻雀店の看板の前、商店街のど真ん中、ファミレス、新幹線、イベント会場、と様々な場所で一人チャラいポーズをとって自撮りするのはかなり恥ずかしくてキツい。とのこと(笑)
37期生として東北本部に入会し、プロ3年目。
同期には、第二期若獅子戦ベスト8の佐々木俊哉、夕刊フジ杯出場の星乃あみがいる。二人ともデビューして間も無く、映像対局を経験。
また幼馴染の櫻井勇馬(35期生)は、東北Bリーグを1年で昇級、そのまま天翔位決定戦へ進出、若獅子戦も3・4期と連続でベスト8と、東北の若手のホープとして活躍している。
そんな仲間たちを横目に、まだなにも勝てていない、結果を出したい、そう自分の不甲斐なさを悔やみ、涙を流すほどの負けず嫌いの一面も。
今は蕾でも、いつか花ひらく、、、、ん?桜蕾?じゃないよ。ヒナが兎が、隆成が、ん?なんのことだ、、、若獅子だぞ!ヒナって誰だ?
と、色んな顔を見せる小栗隆成から今後も目を離すな!
皆さま小栗隆成をよろしくお願いします!!!
文・菊田政俊