長らくカンチョーしてない人、この指とまれ。
『カンチョーとは、日本の子供が行う悪戯。両手の人差し指を伸ばした状態で他の指を組み、相手に気付かれない様に這いよって、お尻の穴にその人差し指を突き差す遊び。』(wikipediaより)
子供の頃は気軽にできたのに、大人になってからは世間体や倫理観からできなくなってしまうことはたくさんある。
カンチョーもその一つだ。
かく言う私も長らく人にカンチョーをしていない。
皆さんはどうだろうか?
このnoteを読んでいるあなたも長らくカンチョーをしていないに違いない。
「私は最近もしているんだが」という人は自らの倫理観の欠如ならびに堕落した生活を省みた方がいい。
多くの人が大人になってカンチョーをしなくなってしまったのは明確な理由がある。
なぜなら大人がカンチョーをしたら、最悪の場合捕まるからだ。
韓国ではある会社員が見知らぬ主婦を知人と勘違いし、カンチョーを行って逮捕されるという事件が過去にあった。事件の内容そのものも面白いが、カンチョーを行った会社員というフレーズがもう面白い。
なぜ男はカンチョーをしてしまったのか。そこに性的な動機はなかったのだとは思う。
ただただ、カンチョーがしたいというピュアな欲望に従っただけなのだ。
彼にとって人間関係を円滑化させるためのコミュニケーションの一種であったに違いない。
いつからか、誰もがそのコミュニケーションが許されなくなってしまう時を迎える。人類皆平等にその時が訪れる。
カンチョーは子どもの特権なのだ。
悔しい。何か大人でもできる方法はないのか。
はやる気持ちをおさえて、六法全書を1ページずつ確認したが無理だ。
法の目をかいくぐってカンチョーをすることは、どんな知能犯でも不可能だ。
オフホワイトのカンチョーなんてこの世には存在しない。
じゃあカンチョーがしたくなったらどうすればいいのか?
私はそんな人たちのためにカンチョーのテーマパークを作りたい。
全てのアトラクションがカンチョーで動くのだ。
・カンチョージェットコースター
その名の通り、カンチョーすればするほど加速する。達人レベルに達すれば、富士急のドドンパを超えるスピードを記録することも可能だ。
・カンチョー観覧車
その名の通り、カンチョーすればするほど速く頂上に到達する。早いとこ頂上でキスをしたいカップルなんかにおすすめだ。
・カンチョーメリーゴーランド
馬にカンチョーすると加速する。動物愛護団体からクレームが来たら即撤去予定だ。
・カンチョーフリーフォール
自分の好きなタイミングでカンチョーすると勝手に落下する。怖いから落下したくないけどでもカンチョーしたい!という崇高なジレンマも楽しむことが出来る。
そう、ここはカンチョーの国。夢のテーマパーク。
でも決してスタッフにカンチョーしてはいけない。スタッフは生身の人間だからだ。
あの韓国人みたいになりたいのか?
生身の人間に対するオフホワイトのカンチョーなんてこの世には存在しないのだ。
ちなみにゲートの入退場もバーコードスキャンとかじゃなくてカンチョーで行いますし、東京カンチョーランドという名前で千葉につくる予定です。