#3 わたしのじんせい あれやこれ

前回ここで紹介させていただいた記事にコメントをいただき、こちらのマガジンに寄稿していただきました。ありがとうございます。

義務教育を終え、初めて足を踏み入れた高校という場所で「うまいこといかない」という経験をするのはある意味人生における義務教育だと思います。
デビューを試みてみたり、自分を変えようと思ってみたり、中学時代の栄光を携えてみたり。
寝ているときに「これ夢の中だ」と気付くように、大人になると、失敗しても「これいつか笑えるやつだから大丈夫だ」と、自分自身に言い聞かせることもできるようになりますが、高校時代というのは10代の終わりの最も不安定で心が柔らかい時期で。失敗したくない、間違えたくない、と思い、失敗や間違いをした日には一巻の終わり、とても「いつか笑える」なんて思えないくらい必死です。

それでも、絶対に振り返ったとき笑えるようになったり、人に話せるようになったり、社会人になれば人に笑ってもらいたいとすら思えるようになると思います。そりゃあ失敗しないに越したことはないし、しなくていい苦労もあります。死にたいくらい辛い経験なんてない方が良いに決まっているけれど、ちょっとしたかすり傷、捻挫くらいならした方が強くなると思います。

最後の一言に、「つま先立ち」という言葉がありますが、本当にその通りで、学生時代なんて常につま先立ちしながら過ごしているようなもので、でもつま先立ちしていたことに気付くのは随分経ってからなんですよね。
私は等身大の自分を見つけてから友達がいなくなっていったパターンですが、自分の失敗を省みて、成功体験まで得られたことは大きな糧になったのではないかと思います。

高校時代にかかわらず、学生時代の話って面白いですよね。学生時代に絞って話を聞いてみたいくらいです。
因みに私は、高校時代クラスに友達がいなさすぎて、たまたま部活の友達と談笑しているところを見たクラスメイトに「〇〇ちゃんって笑うんだ~」と言われたことがあります。
これはもう、どこで話しても爆笑必至のエピソードです。良かったね、17歳の私。

素敵な記事を寄稿いただきありがとうございました。


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#エッセイ #コラム #わたしのじんせいあれやこれ

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