喉元から考える身体観。
最近は喉元のリラックスについて少し注目している。今日のstudioRADAのクラスで話しながら色々とまた考えた。喉が開く、上を向くと魚のような気持ちになる。水を口に通しながらエラで酸素を取り込んでいる魚。吸うはあるけど吐くはない。数はあるけど、拍はない。バカな顔になると強くなるという武術があったことを思い出す。喉元を開くと口から横隔膜までがひとつながりであることがよくわかる。舌の根の力を抜くと言葉を話すことができなくなる。言語以前の身体観。言語のおとづかいが今の人間ほど複雑ではない生き物たちは何で表現するのか。それは踊りにつながっているんじゃないのか。また色々なことを考える。形や動きの元にあるカラダの状態こそが踊りで表出する根源。そこがなにかなければ動きも形もなにもない。言語以前のカラダの状態、複雑な言語が発音できる前のカラダ、その身体観。赤ちゃん?老人?動物?喉元の力が抜くことからこれからなにが見つかるのか結構大きなテーマかもしれない。
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