
11/17 たね→よっしーさん
つけ麺さん大丈夫?
大丈夫じゃないよね。毎日毎日遅くまで仕事して疲れていることは知っていたのに、LINEで「つけ麺さんもしかして交換日記忘れてるんじゃ?」と催促してしまってごめんなさい。
つけ麺さんの日記に書かれていた「お互いの善意は100%あるのに、うまく噛み合わないみたいな不思議な空気が流れた」って箇所、私たち3人のこと?かも?と思った。
私たちはLINEで本当に思ったことを口にしているのでたまに意図せず相手を傷つけてしまったり、する。(つけ麺さんはしないかも。つけ麺さんは口をつぐむ)
そして3人とも決まって最後は自己嫌悪におちいる。
昨日、長田君から唐突にプレゼントをもらった。
唐突というか、前日に少しきまずい出来事があったからその仲直りをしたかったんだと思う。
私はもうすぐ誕生日だけど誕生日プレゼントは既に買ってもらっていて、なのにまたプレゼントを買ってきた。
私は高価なものをプレゼントしてくれるなら本当に自分の欲しい物を選びたいから先に相談してほしい、と前からずっと言ってある。そのことで半年以上に渡る長い諍いもあった。
なのに、どうしてなの、また、買ってきた。
6万するそのジャケットは、長田君の好きなブランドで、長田君は2着持っている。
私は長田君といるときに少し借りることがあり、その時に「これいいね、かわいいね」と言っちゃったから私が欲しがっていると思ったそうだ。
だけど誕生日プレゼントの選定で長田君からこのジャケットを勧められた時、私ははっきり「いらない」と何度も!断っている。
もらったジャケットをとりあえず着てみた。好みのデザインじゃない。持っていても絶対に着ない。
泣きそうになりながら「ありがとう」と言う。長田君は私の異変に気づき狼狽えるが私の神経を逆撫でするようなことばかり言ってくる。
どうして私が嫌だということを何度もしてくるのか?私にプレゼントをして喜ばせたいなら私が欲しがっているものを買ってくれればいいじゃん。何が欲しい?って聞いてくれればいいじゃん。ずっとそう言ってるじゃん。どうして自分の好きな物をいらないと言っているのに与えたがるの?僕のエゴだから気にしないでって何?エゴって言えば相手の嫌がっていることをしてもいいの?私の気持ちを軽んじないで。頼むよ..
ばーっと責め立てると、長田君は「僕の気持ちがたねちゃんにわからないように、僕にはたねちゃんの気持ちはわからない」と言う。
わかってほしい。けど、理解できないなら仕方ない。でも理解できなくても嫌がってることをしなきゃいいだけなんだけど…。
長田君がジャケットを袋に戻している。
悲しい。お店で店員さんに相談しながら選んでいる長田君を想像すると悲しい。
どうして喜んであげられないんだろう。
ごめん。
つけ麺さんとよっしーさんにLINEした。
よっしーさんが「自分が大切にされてないということを突きつけられてる感が悲しい」と言ってくれた。それです!その通り!
つけ麺さんは「いらないものをもらっても高いものだから良いものに決まってる。自分はそれを図るセンスがないだけ。いらないけどラッキー!と思って使います」と言っていて、つけ麺さんぽっくて好き。私もそうなら良かった。変にこだわりが強くてしんどい。
1年くらい前、長田君から心底いらない高級時計をプレゼントされた。
今、私はその時計を肌身離さず毎日つけている。今でも別に気にいってはいない。
でも、この時計は、気持ちを伝え合って傷つけ合って喧嘩しまくった日々を乗り越えてそれでも一緒にいたいと思った長田君と私の覚悟。
頑固な私が相手と上手くやっていくために、少し自分が折れて、受けいれて、時計を毎日身につけている。
ジャケットは一緒にお店に言って返品した。
行く道中も言い合いになって、長田君がイライラしてることに私はむかついたり悲しくなったりする。
交換じゃなくて返品でいいの?と聞かれて、交換の方が長田君は嬉しいよね、と思ったけど(他の形なら着れるのもある)もう折れたくなくて返品してもらった。
ジャケットが手元から消えたら急に心が軽くなった。
長田君はどうだろうか。ごめんなさい。