人格者になりたい

人格者というと誰を想像するだろうか。読む人によってそれぞれ人格者のイメージは異なると思うが、今はそれぞれが思う人格者の定義で読んでほしい。

最近、仕事が辛い。

体力的や技術的に追いつかないから辛いじゃなく。ただ、純粋に辛い。そしてなぜ辛いかというと、自分の人格に問題があるのではないかと自覚し始めた。

もともと、仕事を辛いと思うことは少なく独立してからは特に大きなストレスを抱えることがなかった。それが今年に入ってから辛いことが多くトータルで辛い。

現在、独立してから丸3年と約4ヶ月経過しており、年々売り上げも上がってきている。ここから自分がどう考えてきたかを説明していく。

独立当初はとにかく「いい人」で仕事をしていた。理由としては、ある意味フリーのような形で仕事をしていく上でスキル以上に誰とやりたいかというのを意識して仕事をしていたからだ。当時は自分にも特にスキルがなく、最悪ダメだったらエンジニアとして働けば良いという思考にもなっていた。その結果、「周りの人が自分のいい人にフリーライドをしている」と考えるようになってしまった。実をいうと今もそうで、その考えを2021年からは矯正したいと考えている。

もう少し、その結果について掘り下げると、例えば質問が発生する会話ひとつ切り取っても、「(それを聞く前に自分でどれだけ調べたのか)」、「(雑にボールを投げて考えるリソースをこちらに回しているんじゃないか)」...等々、そういうことを思ってしまうようになった。

そうした思いがどういう行動に移されたかというと、そうこちらが受け取った相手に対し異常なほど冷たい態度を取るようになった。会話のやりとりひとつとってもイライラさせられる。時間を使いたくない。翻ってその行動が向こうの自分に対する不信感にも繋がり負の螺旋となる。それが冒頭に上がった「最近、仕事が辛い」の正体。

2020年の冒頭から感じていたこのモヤモヤに、とあるきっかけから客観的に意見をもらう機会がありようやく言語化できた。なので2021年解決するべく人格者になりたいと思っている。

難しいのは人格者へのなり方。仮に当初の「いい人」に戻っても同様のことが起こるのは目に見えている。なんとか「いい人」とそうではないことのバランスをとって自分の望む人格者になりたい。

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濁沼広樹@teit_inc
旅行が好きでそれに関わる事業を行なっています。写真のレベルをもっとあげたい!