![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171978607/rectangle_large_type_2_651ef6f57d3cff4379a03942d911253c.png?width=1200)
いつも見るあの求人
よく聞く求人は、NG求人?
またあの会社が求人しているのか。
エージェントからの紹介や、求人広告などでこのように感じることはありませんか?
そして、「また」採用している会社にはネガティブなイメージをもっているのではないでしょうか?
「人がよく辞めるから」、「すぐクビにするから」、よく求人が出ている会社に対するイメージを聞くと、概ねこうした印象を受けている人が多いようです。
しかし、これは半分正解で、半分間違いです。
たしかに、よからぬ理由で常に採用をしている会社はあります。一方、少なからぬ会社が、ポジティブな理由で頻繁に採用活動をしています。
代表的な理由が、「業績がよく、立て続けに増員採用がある」です。
利益が出たり、大きい投資を受けたりしたら、採用に力を入れる会社は少なくありません。言うまでもなく、こうした会社は狙い目です。にも関わらず、転職者からの見え方は、「また採用している会社」で、避けられる傾向にあるのです。
また、「組織が大きい」というのも、よく採用をしている会社の特徴の一つです。
組織が大きければ、当然退職者も多くなります。
2021年の日本全国の離職率平均は、約14%なので、10人の部署でも毎年1人以上辞める計算になります。この数字には多くのトラディショナルなゆりかごから墓場までタイプの会社が含まれているため、外資やジョブ型雇用で採用している会社では、もっと多い可能性が高いです。
当然、これらの退職者の後任を必ず外から採用するわけではありませんが、ちょっとした規模の組織であれば、一年に何回も求人が出てもおかしくないということはわかっていただけたのではないでしょうか?
今度「また採用している」求人の話がきたら、反射的に忌避せず、冷静に自分のキャリア構築計画に沿うものかどうか判断されてみてはいかがでしょうか。