【孫子と西田敏行からのメッセージ】もしもピアノが弾けて、日本を攻め落とすとしたら
日本は専守防衛である。先制攻撃はしない。軍事のことはよくわからないが、憲法的に合憲なのか違憲なのかも判明しないまま、防衛の専門は東洋の中心の島に一極集中している。東京に人口の十分の一がいる感じみたいに。
これで大丈夫なのだろうか。
この島の隣のクニ、日本に現在敵国がいるのかどうか、知らん。人というのは自分のとこで精いっぱいである。
戦争というのは何でもありで、敵をいかに欺くかに要諦がある。「やあやあわれこそは」という戦記は全部ウソである。勝つためにはあらゆることをやる。なんでもやる。己や家族、同胞の生命がかかっているのだから。
関門海峡から瀬戸内海、また黒潮にのって太平洋航路を大型フェリーがのんびり航行している。もし私が敵国のアドヴァイザーなら、民間のフェリーを装って、中に沢山の兵士と兵器を搭載して、北と南から攻める。まずは四国を制圧する。
トロイの方舟。
また東シナ海から南下し、同時に瀬戸内海から北上して中国地方を制圧し本州を分断する。分断がおわれば、もう日本はオワリ(尾張)である。そうなったとき果たして本土にこれを防衛する兵力があるのか。これを防ぐに足る同盟国(アメリカ)の基地はあるのか。
同盟国は、スクランブルを発して同胞の救出に懸命になるだろう。しかし、その他の、自衛隊や日本の庶民、百姓のことまで気にかける余裕はないだろう。
そりゃそうだ。誰が、見も知らぬ異国の庶民・百姓のためにイノチを賭すだろう。というかこのオペレーションは二の次三の次というか、本国でも予算が認められるわけがない。
「ニホンジン? オータニ?」
とゆう感じ。
たとえばなしをする。おそらく現実現在の話だが、ウクライナとかガザ地区とかではいまもたくさんの人が死にかけている。サーカス団の呼子の女が右腕をもぎとられてうんうん唸っている。
だからなに?
それを救うために自衛隊一個師団を派遣しますといって、このクニの誰が納得するだろう。それどころではない。選挙も近い。金もない。円もずいぶん安くなった。性病も蔓延している。
申し訳ないけど、そちらはそちらでお願いします。
とゆうことになる。別にそれを気にすることもない。仕方のないことなのだから。腕をもがれたサーカス団の呼子の女なぞ、何人かも知れないし。わからないことなのだから気にしてもしょうがない。
うちはうち。そとはそと。
何も気にしなくてよい。
とはいえ、一点だけ。ひとつだけ考えて欲しいのは、ここ。
ここはどこなのであろうか。今私たちがいるここは。
日本人というのは義理と人情にあついとゆわれている。その通りだと思う。ただし、身内に関してはね。
私たちは?
もう何十年もお願いしている。けど、何も聞いてくれない。では、やっぱり身内ではないのかな。残念だけど。
日本というクニは中途半端に大国で、島国なので独自に発展を遂げた。外交が極度に下手で、ガラパゴス的である。取り入れるのはわりかし得意だが、はにかみやがおおい。
もっと。もっと自分が思うことを言うべきである。
さいわい極東にわだかまって、東洋の思想は独自の発展を遂げている。これをもって対話をすることだ。
身内だけではなく。
世界はひろい。
紙や電子情報の、日本文字をけして捨ててはならない。
なかったことにしてはならない。
同胞としてアドヴァイスさせてもらうと、こういうことになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?