【2012映画感想】ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(ブラッド・バード/2011)IMAXデジタルシアターで鑑賞。
IMAX初体験@としまえん。スクリーンの高さ、視野に覆い被さってくるように横にひろく湾曲する画面。本編の始まるまえに流されるIMAXとは何ぞやという能書き映像や予告編からしてすでにワクワク、およびドキドキがとまらない。幼少の頃に映画館に連れて行ってもらい、ポップコーンを食べながら緞帳の下りた(記憶では昔の映画館には緞帳があった)舞台前面を見上げていた感覚がよみがえってくる。
そして始まった本編も、幼い日の体験を裏切らないアクション映画を観る喜びに満ちたものだった。ストーリーは至極明解。悪の親玉がちょっとどうかと思う思想を背景に世界を破滅的な状況に陥らせようとするが、それがあまりにも常識外れなので常識的な人たちの組織は機能しなくなる。というか、悪の親玉の思惑通りに殺し合いが始まろうとする。世界の危機を阻止するべくイーサン・ハントを中心とする、たった4人のチームが奮闘する!
世界一高いドバイの超高層ビルを舞台にした高所アクション、砂嵐の中の追走劇、そしてお約束の絶体絶命のクライマックス。手に汗を握って画面を見つめたのはいつ以来だろう。
最近のトム・クルーズを見ていると、『ラッシュアワー』の頃のジャッキー・チェンを見るような気がする。輝かしいキャリアを積んで年は食っているけど、今が一番おいしいのではないかな。やや垂れ下がった大胸筋や後姿の腰周りとか…ごくり。
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