【読書記録】「博士の愛した数式」小川洋子
シンプルにめんどくさい爺さんの介護の話だが、めんどくさい爺さんでも向き合い方によっては愛おしく感じる。では自分にこの向き合い方ができるかというと、絶対にできる気がしない。数字の美しさもわからないではないが、個人的には数よりも数学の体系の方が美しいと思うタチなので、素数や完全数の話をこうもされると、どこかうんざりとしてしまいそうではある。
シンプルにめんどくさい爺さんの介護の話だが、めんどくさい爺さんでも向き合い方によっては愛おしく感じる。では自分にこの向き合い方ができるかというと、絶対にできる気がしない。数字の美しさもわからないではないが、個人的には数よりも数学の体系の方が美しいと思うタチなので、素数や完全数の話をこうもされると、どこかうんざりとしてしまいそうではある。