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【読書記録】「もの思う葦」太宰治


数ページ、短いものは一言のエッセーをまとめたもの。元々は雑誌に1年ほどかけて掲載していたものらしい。ゆる言語学ラジオで一節が紹介されていたので興味を持った。

この手の文章はどうも読み方が掴めない。「これは」と思う言葉にハイライトを引いて満足するが、それ以外の場所はそもそも言葉の意味が掴みづらい。ハイライトも無駄に長くなる。短いから読み切ることはできたが、これまで記録を上げてきた本に比べて読後感がなさすぎるので、本当にこれで「読書記録」と銘打っていいものかとすら思われる。

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