見出し画像

【読書記録】「教養としての経済学」一橋大学経済学部編

凄まじくアジったタイトルだが内容は経済学を学び始める人に向けたもの。専門的な話が巧妙に隠されていて、しっかり学ぼうと思うなら真面目に教科書を読まなければならないことを痛感させるいい本。これを読んで教養が身につくとは思ってはならない。

アウトリーチのお話として取り上げる個々の事例が面白かった。「『大学生が多すぎる』は本当か?」「廃棄物の値段はどう決まる?」「腎臓移植で考えるマーケットデザイン」「温泉資源から見た資源利用の歴史」など。

いいなと思ったら応援しよう!