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読書記録

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L'homme qui ne pense pas n'est qu'un roseau.
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記事一覧

【読書記録】「国内旅行の裏ワザ・隠しワザ」平成暮らしの研究会

20年以上前の旅行テクニック本。「プランを立てるならネットを使おう!」とか言ってる時代。言…

低音
8日前
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c=1 CFTをざっと学ぶにあたって参考にした文献一覧

川上行間がバリ広い はじめからcompact bosonで一貫させている 間違いなく1周目で読むもので…

低音
1か月前
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【読者記録】「付加価値のつくりかた」田尻望

キーエンス万歳本。ほぼ全てのケーススタディがキーエンスなので、純粋な付加価値の付け方より…

低音
2か月前
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【読書記録】「最高の集い方 記憶に残る体験をデザインする」プリヤ・パーカー 著, 関…

私は今、来年開催の大型サマースクールの運営として準備に忙しくしている。スクールの趣旨は …

低音
3か月前
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【読書記録】「増補新版 広告コピーってこう書くんだ!読本」谷山雅計

どこで読むべきと思ったんだか覚えてないが、積読リストにあった。小手先のテクニックも多く紹…

低音
5か月前
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【読書記録】「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読ん…

上京区役所のリサイクルコーナーで見つけた。あまりに懐かしい。なにこの書影。イラストにそこ…

低音
6か月前
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【読書記録】「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス

方々で名作と言われる。まごうことなき名作である。設定の妙はもちろんだが、この本で唱えられている話と自分の現状を比較せざるを得なかった。 これを書いている今、私は研究室から足が遠のいている。日が出てしばらくしてから眠りにつく生活が常態化している。人とは生活リズムが後ろにずれているだけと自分には言い聞かせているが、研究室の湿度を言い訳に最近は他人とさほど変わらない時間に帰宅している。もちろん登校は遅い。布団から起き上がることはできるが、起き上がってからスマホのアラームを止めて、

¥100〜
割引あり

【読書記録】「翔ぶが如く」司馬遼太郎

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』と合わせて幕末・明治の超大作を成す。 優しいデブ、西郷隆盛。…

低音
7か月前
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【読書記録】「プロジェクト・ヘイル・メアリー」アンディ・ウィアー

この本を読み始めると必ず日が昇ってくる。各所で絶賛されているのを聞いて、ずっと読みたいと…

低音
10か月前

【読書記録】「竜馬がゆく」司馬遼太郎

歴史に疎く、坂本龍馬というと薩長同盟の立役者という知識しかなかった。船中八策、脱藩、新婚…

低音
1年前
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【読書記録】「三体」劉慈欣 (大森望・光吉さくら・ワンチャイ 訳)

王道SFと言われ、世界中で名だたる受賞歴もあることから、東洋発のSFの傑作と言われるのだろう…

低音
1年前
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【読書記録】「勝つための論文の書き方」鹿島茂

「勝つための」などと銘打っているが、内容は「実生活でも論文の思考を使おう」という、あまり…

低音
1年前

【読書記録】「教養としての経済学」一橋大学経済学部編

凄まじくアジったタイトルだが内容は経済学を学び始める人に向けたもの。専門的な話が巧妙に隠…

低音
1年前

【読書記録】「中国の死神」大谷亨

こちらより。 動画内では無常と言う存在の紹介に留まっているが、本の中ではその存在と来歴について唸るような考察がなされている。こんな論文書きたいな。 市井の宗教施設に地獄のパノラマがあって、塑像は図工が得意な小学生が作ったクオリティ。まずこの時点で最高。こういう塑像って誰が作っているのだろうか。日本だったら技術ある職人が作るところだが。