【読書記録】「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
方々で名作と言われる。まごうことなき名作である。設定の妙はもちろんだが、この本で唱えられている話と自分の現状を比較せざるを得なかった。
これを書いている今、私は研究室から足が遠のいている。日が出てしばらくしてから眠りにつく生活が常態化している。人とは生活リズムが後ろにずれているだけと自分には言い聞かせているが、研究室の湿度を言い訳に最近は他人とさほど変わらない時間に帰宅している。もちろん登校は遅い。布団から起き上がることはできるが、起き上がってからスマホのアラームを止めて、