初恋クレイジー
好きな曲について書いてみる月曜日。にしよ。とりあえず今日は。
人生で一番好きな曲とか、人生を変えた曲とかって考えると悩むけど、そもそも好きな曲っていっぱいあるだよ、生きている以上ね、環境も変わるし、学生だったり、仕事だったり、幸せだったり、落ち込んでたりと、様々な状況の中で自然と聞く音楽も変わっていくものだと思う。でもその中でもやっぱり、お気にりの歌やアルバム、アーティストがあるし、それが人によっても違うから、人生ちょっと面白い。特に、思わぬ相手と好きな曲やアーティストが一緒だった時なんて、もう恋に落ちるレベル。不思議。もう思いっきり反対の場合は、もちろん興味も持たないですよね。いや、逆に惹きつけられる場合もあるかも?不思議。
そんなこんなで、今日書いてみようかなと思う曲。
スピッツ「初恋クレイジー」
1996年に発売されたアルバム「インディゴ地平線」の2曲目。
この曲を初めて聴いた当時、私は小学2年か3年か4年(無駄なカモフラージュ)だったのですが、なんて事のない平日に(だったと思う)オトンが買ってきて、CDプレーヤーにいれて家族で聞いたのを覚えています。青二才にもいかないほどの子ども。
最初の曲、「花泥棒」すっごいロックな感じで、駆け抜けていきます。
花泥棒!ってちょっとこの人達、悪い人達なのかなって思ってしまったのを覚えています。
そしてオカンの言葉、花泥棒って逆に人の家に花を植えていく人なんだよとの事。
優しい人やん。
ロマン、チック?
なんて思ったのを覚えています。
まぁ花泥棒、言葉の意味は諸説あるのだと思います。
そんなスピード感のあるロック(ロマンチック)ソングの後、間髪入れずに聞こえてくるピアノのイントロ。もうこの音。初めて聞いたあの時から今もずっと好き。この初恋クレイジーっていう曲は花泥棒とセットで好きっていう方も多いのではないでしょうか。エネルギッシュなロックな気分にされたと思いきや、爽やかユートピアにそのまま体ごと持っていかれる様な感覚。もう4D。
まだ社会の事とか、大人の事情とか、お金のこととか全くわかっていない子どもだったのですが、分かりやすい歌詞、でもユニークで、現実的で、高揚感だけじゃない喜び感、ユートピア漂うメロディーと音。
何かが心の中でストンと納得いくような。人生のドキドキってこんな風に受け止めればいいのか、と今思えばそんなことを感じとった様な気がします。
で、それ以来ずっと好き。大人になったつもりの今でも。いやぁ本当に出会えてよかった。初恋クレイジー。そしてこのアルバム、インディゴ地平線。ホント名曲たくさん、歌の宝箱や〜状態です。
このアルバムについてどんどん語りたくなってしまうので、この辺にしておこ。
ちなみに数年前にこのアルバムのアナログレコード盤がスピッツの30周年を記念して限定発売されていたことを最近知りました。レコード盤、聴いてみたいな。やっぱり好きなアーティスト情報はちゃんとチェックしておかないといけないですね。またリリースしてくれないかな〜。
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