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2023年1月公開映画【主演女優】ガチランキング
■総評:【主演男優】の時はこの総評から入ることを忘れたので、【主演女優】は総評から。
【主演男優】の時は『レジェンド&バタフライ』や『嘘八百 なにわ夢の陣』、『映画 イチケイのカラス』といった総合ランキングの下位の作品のランクインがあったが、【主演女優】はさらに大荒れ。中には「未体験ゾーン」作品や「のむコレ」作品もあり、こうした部門ランキングならではの顔ぶれというか、通常の作品ランキングで語りにくい作品にもスポットを当てているのでいいんじゃないかな、と。
それとさらに意外なのが、【主演男優】の時とは違って、いわゆる美人とは言い難い主演のランキングがほとんどであること。唯一、『レジェンド&バタフライ』の綾瀬はるかが美人らしい美人だが、これもまた多様性の時代というかルッキズム/反ルッキズムの観点からの台頭であろうか。その辺を一言コメントを踏まえて振り返りたい。
10位:『シャドウプレイ【完全版】』ソン・ジア
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主演女優と言っていいのか微妙なのは群像劇だからで、ギリギリOKかなー、ということで10位のギリギリランクイン。
9位:『スネークヘッド』シューヤ・チャン
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10位、9位と中華系のランクイン。特に『スネークヘッド』はアメリカ映画だから極端ではない広義のルッキズム込みで多様性というテーマがあったかな。「のむコレ」ならではの渋い作品だった。
8位:『恋のいばら』松本穂香
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玉城ティナは主演ではなくて助演になり、どちらかというと松本穂香の方が主演になる。図書館勤務の地味な女子がランクイン。
7位:『映画 イチケイのカラス』黒木華
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「イチケイのカラス」の黒木華って、存在感はあるんだけど、固いんだよねー。宝塚の男役みたいな感じがね。
6位:『殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります』ナジャラ・タウンゼント
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これぞ反ルッキズム時代のスリラー映画。「のむコレ」作品がここでもランクイン!
5位:『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』キャリー・マリガン
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一昨年『プロミシング・ヤング・ウーマン』で今回は二児の母親の新聞記者なんだけど、一気に老けすぎてないか? あ、そんなこと言っちゃアカンか。まあ、でもハーベイ・ワインスタインと戦う女子としてはたくましかった。けど、二児の母親役をやるような年齢になったのか、としみじみ思う。
4位:『レジェンド&バタフライ』綾瀬はるか
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『レジェンド&バタフライ』がいくらか引き締まったのはキムタクよりも綾瀬はるかのおかげと見ている。それにしても、『レジェンド&バタフライ』、キャストは良かったんだなー、と改めて思う。けど、個人的には評価が低い。
3位:『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』パク・ソダム
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このパク・ソダムが『ナイト・オン・ザ・プラネット』のウィノナ・ライダーみたいにはすっぱでカッコいいんだよね。髪が緑色というのも2020年代っぽいしね。
2位:『ドリームホース』トニ・コレット
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とにかくスーパーのレジ係やしょぼくれたパブのバーテンダーという負け組女子っぷりが凄かった。それとわざと痩せたのかな?そのせいか、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のアッパーな階級のレディーとは違って、どこからどう見ても労働者階級女子だったもんね。それに痩せたせいからか、どことなく馬に似た顔になってたし。でも、そんな彼女が良かった。
1位:『母の聖戦』アルセリア・ラミレス
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1位は『母の聖戦』のシエロ役のアルセリア・ラミレス。途中で髪を切って綺麗になるんだよね。それと娘探しの執念とはいえ敏腕刑事並の泥臭い捜査をやっててね。凄かったよなー。
※※※※
こんな感じで見ていくと、
映画をより深く味わえるよね。
1位:『母の聖戦』アルセリア・ラミレス
2位:『ドリームホース』トニ・コレット
3位:『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』パク・ソダム
4位:『レジェンド&バタフライ』綾瀬はるか
5位:『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』キャリー・マリガン
6位:『殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります』ナジャラ・タウンゼント
7位:『映画 イチケイのカラス』黒木華
8位:『恋のいばら』松本穂香
9位:『スネークヘッド』シューヤ・チャン
10位:『シャドウプレイ【完全版】』ソン・ジア
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