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2023年1月公開映画ガチランキング

■総評:2023年1月は新作映画だけで30本見ることが出来た。その内訳が以下の通り。

●日本映画11本


『ファミリア』、『嘘八百 なにわ夢の陣』、『恋のいばら』、『映画 イチケイのカラス』、『紫 ~MURASAKI~』、『そして僕は途方に暮れる』『ひみつのなっちゃん。』、『金の国 水の国』、『まくをおろすな!』、『レジェンド&バタフライ』、『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』

●南北アメリカ大陸映画7本(アメリカ4本、メキシコ1本、カナダ1本、ブラジル1本)


『殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります』(アメリカ)、『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(アメリカ)、『スネークヘッド』(アメリカ)、『ノースマン 導かれし復讐者』(アメリカ)、『母の聖戦』(メキシコ)、『キラーカブトガニ』(カナダ)、『ピンク・クラウド』(ブラジル)

●アジア6本(韓国3本、中国2本、インド1本)


『非常宣言』(韓国)、『カンフースタントマン 龍虎武師』(中国)、『パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女』(韓国)、『野獣の血』(韓国)、『エンドロールのつづき』(インド)、『シャドウプレイ【完全版】』(中国)

●ヨーロッパ映画6本(イギリス2、イタリア1本、アイルランド1本、ドイツ1本、デンマーク1本)


『ドリームホース』(イギリス)、『ヒトラーの死体を奪え』(イギリス)、『コペンハーゲンに山を』(デンマーク)、『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(イタリア)、『ヒトラーのための虐殺会議』(ドイツ)、『イニシェリン島の精霊』(アイルランド)

まあ、日本映画が多いのは当然として、アメリカ映画が意外と少なく、他の地域もわりと満遍なく見た印象がある。

それとジャンル別で見るとヒューマンドラマが多いのは予想通りとしても、MCUやハリウッド大作がなかったこともあり、ミニシアター映画がベストテン内に数多く入ったかな、と。それとドキュメンタリー映画を5本見ているのも個人的には多い方かも。

それにしても、新作映画を見た本数さ30本。先月が32本だったので2本減ったが、それでも1月に関して言えば過去最高。それも5つ星評価で見て5つ星が7本もあり、逆に1つ星評価が1本だけというのも特徴的だった非常に充実した月だった。



30位:『ファミリア』

https://note.com/teihenojisan/n/n94412524c84b

こいつは圧倒的に酷かったなー(笑)。

29位:『まくをおろすな!』

レビューでは書いてないが、ジャニーズの舞台班によるロケ撮影と舞台撮影を混ぜて作ったミュージカル映画。

28位:『ピンク・クラウド』

海を越えて来たブラジル産のシャマラン映画。

27位:『そして僕は途方に暮れる』

これまたジャニタレの主演映画なんだが、主人公のとにかく逃げて逃げての大逃げ劇。そこまで逃げなくてもいいだろ。

26位:『コペンハーゲンに山を』

イメージフォーラムでやってた自然環境系のドキュメンタリー。ある意味SDGs的な取り組み、かな。

25位:『ヒトラーの死体を奪え』 

これまたレビューしそこねたやつで、ヒューマントラストシネマ渋谷でやってる「未体験ゾーン2023」からの映画ね。

24位:『レジェンド&バタフライ』

出ました、キムタク信長映画(笑)。
これを見るならNHK大河ドラマ「どうする家康」のムロツヨシの秀吉の方がいいよね。

23位:『嘘八百 なにわ夢の陣』

このシリーズの映画を見ると、不思議と正月気分になるね。

22位:『カンフースタントマン 龍虎武師』

ずばり、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ショウブラザーズ&ゴールデン・ハーベストなドキュメンタリー映画だったね。

21位:『スネークヘッド』

ニューヨークの蛇頭を取り扱ったクライムサスペンス。シネマート新宿の「のむコレ」作品。

20位:『殺人美容師 頭の皮剥ぎ取ります』

これまたシネマート新宿の「のむコレ」で見たサイコパスなサスペンス映画。

19位:『映画 イチケイのカラス』

フジテレビの月9ドラマの劇場版ね。
『コンフィデンスマンJP』をやらない年はこれをやるのかな。「ガリレオ」と「HERO」を足して割ったの亜流感が否めないよね(笑)。

18位:『パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女』

『トランスポーター』+『ベイビードライバー』から音楽要素を抜いて脱北要素を加えたらコレだよね。

17位:『キラーカブトガニ』

これ、「未体験ゾーン」の作品ではなくて、一応ちゃんとした劇場公開作品というのがある意味凄いよね。こんなにポンコツな映画なのに、ちゃんとルッキズムを取り上げてるというね。

16位:『モリコーネ 映画が恋した音楽家』

確かにみんなエンニオ・モリコーネが好きなのは分かるが、ぶっちゃけ前半のイタリアポップス界隈のパートは眠かったよね(笑)。

15位:『非常宣言』 

今考えると空飛ぶダイヤモンドプリンセス号だったね。それにしても、あの横断幕はいつ作ったのか、謎過ぎる(笑)。

14位:『紫 ~MURASAKI~』

元祖ジャパメタの紫のドキュメンタリー。
意外にも新曲が良かったが、Spotifyで聴けないんだよねー。

13位:『ヒトラーのための虐殺会議』

これさ、本国ドイツではテレビ映画扱いなんだよね。流石に映画館では無理だったかな?
意外と客が入っていたね。

12位:『ひみつのなっちゃん。』

ドラァグクイーンで作った弥次喜多道中だよね、コレ。ネットでほ人気がイマイチだが、それなりに面白かった。

11位:『金の国 水の国』

ポストジブリになりそうな感じな作品だけど、
人気がいまいちな気がする。悪くはないんだよね。

10位:『野獣の血』

シネマート新宿ヘッド館公開作品らしい韓国ノワール映画。

9位:『ノースマン 導かれし復讐者』

ベルセルクになったアムレートを見て「北斗の拳」の牙一族を思い出した人は俺だけじゃないはず(笑)。

8位:『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』

これが意外と良かった。ビートルズが出ないビートルズ映画だよね。

7位:『恋のいばら』

この映画が今月のトップ3から漏れるとは思わなかったけど、なかなか秀逸なオンナたちによる『欲望』。

6位:『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』

この映画、作品クオリティーが高いのにアメリカのアカデミー賞にはちっともノミネートされてないのが闇だよね。製作のプランBってロビイスト力が結構たかいんだけどね。

5位:『シャドウプレイ【完全版】』

俺が大好きな『パリ、ただよう花』や『ブラインド・マッサージ』のロウ・イエ監督による中華電映圏のノワール映画だったね。

4位:『ドリームホース』

ひょっとしたら年間ベストテンに残るかな?
まあ、普通の人なら確実に2023年の年間の映画ベストテンに入れるよ、きっと。

3位:『エンドロールのつづき』

やっぱりインド版『ニュー・シネマ・パラダイス』って言いたくなるよね。これがギリギリ年間ベストテンに入るか入らないかかな。

2位:『母の聖戦』 

いわゆる韓国映画『母なる証明』や昨年公開したマット・デイモン主演映画『スティルウォーター』タイプの親の執念系のサスペンス映画。

1位:『イニシェリン島の精霊 』

圧倒的だった!
今月公開した映画の中ではぶっちぎりだったね。
しかしながら、
キモいオヤジの喧嘩に見えるか、
人間関係を深堀したスーパーヒューマンドラマに見えるか、
両極端に評価されるね。

1位:『イニシェリン島の精霊 』
2位:『母の聖戦』
3位:『エンドロールのつづき』
4位:『ドリームホース』
5位:『シャドウプレイ【完全版】
6位:『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』
7位:『恋のいばら』
8位:『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』
9位:『ノースマン 導かれし復讐者』
10位:『野獣の血』
11位:『金の国 水の国』
12位:『ひみつのなっちゃん。』
13位:『ヒトラーのための虐殺会議』
14位:『紫 ~MURASAKI~』
15位:『非常宣言』
16位:『モリコーネ 映画が恋した音楽家』
17位:『キラーカブトガニ』
18位:『パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女』
19位:『映画 イチケイのカラス』
20位:『殺人美容師 頭の皮を剥ぎ取ります』
21位:『スネークヘッド』
22位:『カンフースタントマン 龍虎武師』
23位:『嘘八百 なにわ夢の陣』
24位:『レジェンド&バタフライ』
25位:『ヒトラーの死体を奪え』
26位:『コペンハーゲンに山を』
27位:『そして僕は途方に暮れる』
28位:『ピンク・クラウド』
29位:『まくをおろすな』
30位:『ファミリア』


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