難しいことをするより、めんどくさいことをしましょう、という話
ある程度勉強が、できる子に多いのかと思いますけど
難しい問題にすぐに挑戦したりしますよね、そしてそれが
決して悪いことではないですし、むしろやってみなければ
解ける問題かどうかも、わからないわけなのでまずは
やってみるということは、大正解かと思います、けど、ここで問題になってくることは
基礎が全然できていないのに、取り組んでいる場合だったり
自分は今、応用問題をやっているよ!という意味のない見栄とか本当に無駄なわけです
それで仮にできたとしても何回かやっているからその問題と
解き方、答えを覚えてしまい、できた気になっているだけですよね
そして、似たような問題を解かせてみたら見事に
できないとか、結構あるあるなのではないでしょうか
そもそも、いきなり難しいことをやったってできないわけですよ
キーボードを叩くにしても、いきなりタッチタイピングなんて
一回、二回やっただけでできるようにはならないですし
目玉焼きを作るにしても、大抵、最初は黄身がぐちゃぐちゃになった状態で
焼きあがったり、焦げつかせたりするのではないでしょうか
それにそもそもが、難しいことにチャレンジしなければいけないんでしょうか?
という疑念もあるわけです、それはなぜか?と言いますと
自分に向いていない、または合っていない難しいことって
かなりの確率で続かないので、やらなくてもいいのでは?
という考えがあってもいいのではないかと個人的には考えます
その代わりタイトルにある通り、めんどくさいことをしましょう、ということなんですね
勉強でも基礎を完璧に仕上げるなんてほとんどの人はやらないですよね
それは、基礎をこれだけやったんだからもっと難しい問題に挑戦しよう!
と多くの人がなるのかと思います、それにもう完璧だろう!
もう覚え尽くしたでしょう!という状態で、あきもせずに
基礎をひたすらやるなんて、めんどくさいですし多くの人が
もういいわ!となりますよね、けど、ここが実は運命の別れ際で
社会に出たらぶっちゃけ難しいことに挑戦する人よりも
めんどくさいことをいかに絶え間なくやり続けられる人の方が
圧倒的に成果を出せるわけですよ、営業でも足を使って
一軒一軒、挨拶回りをするとかめんどくさいですよね
メールでの一斉送信で済ませられたらどれだけ楽なのか
でも後者の人なんていっぱいいるわけですし、誰でもできてしまうので
結局、勝つのは前者なわけです、受験でもなんだかんだで
いかに難しい問題をたくさん解いたかではなく、いかにして
基礎を完璧にした受験生が、勝つ勝負それが、受験というものなのかと思います
難しい問題ばかりをやっていても受験での難しい問題は
一部の人を除いて、ほとんどの人は、解けないのではないでしょうかね
そうなると上からボロボロと落ちてくるわけですよ
けど基礎が完璧の受験生って、仮に難しい問題を解けなかったとしても
基礎は100%できているわけなので、ある一定ライン以上は落ちようがないわけです
そんな中、上から落ちてきた基礎もあやふや応用問題なんちゃって解けるさんたちが
さらに下に落ちていくので、基礎完璧受験生が、そのまま勝ち残るという仕組みなんですよ
ですので、めんどくさい基礎を受験生のみなさんだけでなく
来年、再来年、数年後に受験生になるみなさんは、ひたすら基礎をやりましょう、という話です
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