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ドーナツ盤600円の頃~78年2月4日週
音楽に釣られてジョントラ・ボルタ主演「サタデイ・ナイト・フィーバー」観たけど、フィーバーできず。中学生にはちょっと無理でした。
この週のデビューは4曲。
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40位(前週43位)「オールズ・アンド・フォーエバー」
前年秋に「ブギー・ナイト」の大ヒットを放ったヒート・ウエイブ。
「ブギー・ナイト」とは真逆なチークダンス向けのゆったりバラード。日本シングル盤は発売されていなかったよう。ちょっと残念。最高位は18位。
39位(前週42位)「フォーリング」
デュオ・グループ、ルブラン&カー。じわじわと17週目にトップ40入り。
レニー・ルブランとピーター・カーはスタジオ・ミュージシャンのメッカ「マッスル・ショールズ」というアラバマ州にある小さな村でミュージシャン、プロデューサーとして数々の名盤に名を連ねました。
切ないメロディはもうすぐ卒業間近の時期と重なり忘れられない曲となりました。最高位13位。
38位(前週58位)「あなたは最高」
リタ・クーリッジは、エリック・クラプトンが参加したデラニー&ボニーのツアーに帯同するなど60年代末期から歌手として活動。
ジャニス・ジョプリンの「ミー・アンド・ボビー・マギー」を作曲したシンガーソングライター、映画俳優のクリス・クリストファーソンと夫婦の時期もありました。
77年のヒットアルバム『エニイタイム…エニイホエア』から「ハイヤー・アンド・ハイヤー」、ボズ・スキャッグスのカバー「みんな一人ぼっち」に続くシングルとしてリリースされました。
オリジナルヒットはソウルコーラスグループのテンプテーションズ、作者はモータウンの重鎮スモーキー・ロビンソン。最高位は20位
UB40のカバーも良いよね。
28位(前週45位)「レイ・ダウン・サリー」
アルバム名「スロー・ハンド」はクラプトンのニック・ネーム。
第一弾シングルの「レイ・ダウン・サリー」は日本では「コカイン」のB面扱いでした。
サビの女性コーラスはイボンヌ・エリマンとマーシー・レビィの二人。マーシーはこの曲の共同作者でもありました。最高位3位。
アメリカでは「コカイン」は80年30位「タルサ・タイム」のB面で両面ヒット扱いでした。クリーム時代の「サンシャイン・ラブ」ぽいね。
1位(前週3位)「ステイン・アライブ」
青春映画「サタデイ・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックより。
4週間1位を続けました。
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次回は1980年2月9日週です。
ではまた!