ドーナツ盤600円の頃～76年2月28日週

日本では「およげたいやきくん」が大ヒットしてました。
この週のデビューは3曲。
どれも30位前後の中ヒット。日本では知る人ぞ知る曲でしょうか。

40位（前週51位）「ユー・アンド・アイ」

メリサ・マンチェスターはクラブで弾き語りをしているところバリー・マニロウ、ベッド・ミドラーに誘われ、アリスタレコードでデビューしました。
このバラード曲は最高位27位。

75年6位「ミッドナイト・ブルー」はメリサにとって初のトップ10ヒット。作詞家キャロル・ベイヤー・セイガーとの共作。

38位（前週44位）「インセパラブル」

ナタリー・コール、デビューアルバム「インセパラブル」のタイトルソング。歌詞内容から海外では結婚式で使われているそう。最高位は32位。

76年に日本で大ヒットした「ミスター・メロディ」。東京音楽祭に来日し、この曲で大賞を受賞しました。イントロのオルゴール音が懐かしい～。
当時の愛聴番組「オールジャパンポップ20」では8月～9月にかけてトップ5入り、ベイ・シティ・ローラーズ、クイーンなどのアイドル勢に混じり年間順位は20位と大健闘。ちなみに番組パーソナリティは「せんだみつお」だったことは皆さんご存じだったでしょうか。
アメリカでは49位とトップ40には届きませんでした。

33位（前週43位）「一夜のロックン・ロール」

バックマン・ターナー・オーバードライブは元ゲス・フーのランディ・バックマンを中心に結成したカナディアンロックグループ。
彼ららしいドライブ感あふれるロックン・ロールナンバーは最高位33位。

バックマン・ターナー・オーバードライブと言えば「恋のめまい」で決まりでしょう。軽快なギターとサビで歌う「ベ・ベ・べ・ベイビー」がなんともキャッチーなポップロック。74年全米1位。
以前在籍したゲス・フーでは「アメリカン・ウーマン」が70年に全米1位。
アメリカン・ウーマンとは大国アメリカのことを指した反米ソングでした。
どちらの曲も世紀に残るロッククラシックです。

1位（前週2位）「反逆のテーマ」

リズム・ヘリティジはスタジオミュージシャンが集められた実体のないグループ。参加メンバーにジェフ・ポーカロ、レイ・パーカー・ジュニアいたとは驚き。
テレビシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」のテーマ曲。
自分と同じ還暦世代の方々には水曜スペシャル「川口浩探検隊シリーズ」のテーマ曲と言った方がお馴染みです。

次回は80年3月1日週です。

ではまた！