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ドーナツ盤600円の頃~76年3月27日週

この年3月10日発売「ビューティフル・サンデー」はオリコンチャートで
15週1位とこの年最も売れた洋楽曲。テレビの影響は大きかったですね。
この週のデビュー曲は4曲。

40位(前週45位)「ホップ」

オハイオ・プレイヤーズの全米2位アルバム「ハニー」より。
全米1位「愛のローラーコースター」に続く3枚目シングル。
彼らお得意のファンキーナンバー。最高位は30位。

39位(前週44位)「ローレライ」

「アメリカン・プログレ・ハード」を代表するバンド、スティクス。
メジャー・レーベル移籍後の5枚目アルバム「分岐点」からのシングル。
まだ日本での知名度は低く、この曲は後追いで知りました。最高位27位。

37位(前週42位)「素敵なウィーク・エンド」

1958年結成のソウル・トリオ、オージェーズ。
彼らはフィリー・ソウルの立役者ギャンブル&ハフが71年に設立したレーベル会社フィラデルフィア・インターナショナル・レコード(=PIR)で「裏切り者のテーマ」「ラブ・トレイン」など多くのヒット曲を放ちました。
この曲は「愛のユニティー」のB面として日本発売。最高位は20位。

72年3位「裏切り者のテーマ」。
「Back Stabbers」の直訳は「背後から刺す者」なのでこの邦題なんですね。

73年1位「ラブ・トレイン」。黄金コンビ、ギャンブル&ハフ作品。

PIRのハウスバンド「MFSB」をバックにスリー・ディグリーズが歌う「ソウル・トレインのテーマ」。74年1位。

フィリー・ソウルと呼ばれるアーティストで一番身近で良く聞いたグループは「スタイリスティックス」でした。日本で大ヒット「愛がすべて」。

36位(前週41位)「アイドゥ・アイドゥ」

スウェーデンが生んだ世界的ポップグループ、アバ。
ウェディング・ソングの定番となったこの曲はイントロ、間奏で流れるサックスとノスタルジック風メロディが良いね。このシングル盤はA面がエス・オー・エスとのカップリングでお得盤でした。最高位15位。

A面の「SOS」75年15位。


1位(前週1位)「1963年12月(あのすばらしき夜)」

3週目の首位キープ。
フォーシーズンズはデビュー曲「シェリー」から3連続全米ナンバーワンを放ったブルーアイドソウルグループ。60年代ポップスの主役でした。
フランキー・ヴァリのファルセットボイスとコーラスワークが魅力。

1曲目のナンバーワンヒット「シェリー」

2曲目のナンバーワンヒット「恋はヤセがまん」

3曲目のナンバーワンヒット「恋のハリキリ・ボーイ」

次回は80年3月29日週です。

ではまた!

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