ドーナツ盤600円の頃~80年3月1日週
この週のデビュー曲は6曲。
どれも実力アーティストによる曲でした。
40位(前週65位)「ファイヤー・レイク」
ボブ・シーガー&ザ・シルバー・バレッド・バンド、初の全米1位アルバム「Against the Wind(奔馬の如く)」からのファーストシングル。
イーグルスのグレン・フライ、ドン・ヘンリー、ティモシー・シュミットがバックコーラスに参加しました。最高位は6位。
お馬さんのアルバムジャケットはフレームに入れて部屋に飾っています。
39位(前週42位)「アイ・サンキュー」
ZZトップのアイコン?ビリーとダスティの長いひげは一時活動を中止していた時の産物だそう。切々と歌うブルージーな曲。サム&デイブのカバー。日本でのシングル発売はなかったよう。とても残念。最高位は34位。
大学時代下宿で観ていたTVK「ミュージックトマト」では彼らのヒット曲「レッグス」、「スリーピング・バック」のビデオクリップが流れていたと思うが悲しいかな、全然記憶が無い…。
38位(前週41位)「男が女を愛する時」
オリジナルはソウル歌手パーシ・スレッジ。1966年所属していたアトランティックレコードに初めてゴールドディスクをもたらした曲でした。
ベッド・ミドラー自身が主演した映画「ローズ」の劇中歌として再びヒット。日本でのシングル盤は確認できず。最高位35位。
このソウルクラシックは1991年マイケル・ボルトンが歌い全米1位を獲得。
36位(前週44位)「アイム・ボーン・アゲイン」
ビリー・プレストンとシリータによる美しいデュエット曲。最高位4位。
ビリーの代表曲は70年前半の全米1位「ナッシング・フロム・ナッシング」、「ラウンド・イン・サークルズ」が有名ですね。
75年ジョー・コッカーで大ヒットした「You Are So Beautiful(美し過ぎて)」もビリーの作品です。
5番目のビートルズと言われたビリー・プレストン。ビートルズ解散後もジョージ・ハリソンとの交流は続きました。ジョージ追悼のコンサートで歌うビリー・プレストンの「マイ・スイート・ロード」は感動ものです。
32位(前週60位)「言い出せなくて」
この曲はランディー・マイズナーの後釜としてポコからイーグルスに加入したティモシー・シュミットがリードボーカル。最高位8位。
そういえばランディーもイーグルス加入前、ポコに在籍していました。
31位(前週46位)「風立ちぬ」
この年デビューしたクリストファー・クロスは1980年度グラミー主要3部門「最優秀レコード」「最優秀アルバム」「最優秀ソング」と新人賞を獲得。このデビュー曲はリトル・フィートのローウェル・ジョージに捧げたレクイエム作品。ドゥービーのマイケル・マクドナルドがバックボーカル参加。
最高位2位。
アルバム「南から来た男」はメロディー、アレンジ、コーラスともはずれ無しの名盤ですね。
1位(前週1位)「愛という名の欲望」
クイーン、2週目の首位。
2月14日東京ドームのライブからもうすぐ1年。また戻ってくるのかな?
次週は79年3月3日週です。
ではまた!