【BO3ミシック帯勝率70%超!】タイムレス緑タイタンで遊ぼう!
みなさん、「タイムレス」楽しんでますか!?
昨年末急遽MTGアリーナに実装された新フォーマット「タイムレス」。
その内容はMTGアリーナに実装されたカード全てが使用可能(チャネル、デモチュー、ティボ計の3種は1枚制限)というぶっ飛びフォーマット。
オーコをはじめとした過去の禁止カードやらダリチュネクロポーテンスといった古の強カードやらが大暴れのカードパワー暴力環境でこれがもう理不尽で面白いのなんの…!
フォーマット実装以降、貯めに貯めてたワイルドカードをぶっぱして、毎日暇な時間を見つけてはタイムレスのラダーで対戦をしています。
そんな私がハマっているのが下記のデッキ。
所謂「タイタン原野」と呼ばれる《原始のタイタン》(通称緑タイタン)と《死者の原野》を使ったデッキで、その魅力は何といっても簡単さと豪快さ!
ざっくりとブン回ったときの動きを紹介するとこんな感じ。
1t目に縦置きの土地から《樹上の草食獣》or《竹林の神》から土地を追加セット→2t目に《洞窟探検》から土地を追加セット→3t目に《自然な秩序》or《ギャレンブリング城》があれば6マナ出るので手札から緑タイタンを出し、《ハンウィアーの城塞》と赤マナ出る土地を持ってきて速攻つけてアタック→《死者の原野》2枚持ってきてゾンビトークン4体。
以降毎ターンゾンビが増えて相手を圧倒…というデッキです。
タイタンに速攻つけて殴るの気持ち良すぎ!!!!!!
それに尽きます。
もちろんこの通りの動きにならなくとも、《沈んだ城砦》があればギャレンブリング城が起動できたり、洞窟探検が無かったら普通にハンウィアー経由せずに死者の原野持ってきたりと、緑タイタンを出す難易度は見た目よりもさらに簡単。
カーンのシルバーバレットで色々と器用な立ち回りもできるので、対応力もそこそこ。
環境初期から一定数存在しており、その強さから2024年1月現在のタイムレスミシック帯ではメタの一角としてよく見かけるデッキでもあります。(他は死儀礼ラガバンオークといった凶悪カードを詰め込んだジャンドや1tダリチュ→ネクロポーテンスから無茶苦茶する黒単等をよく見かける。)
某オンライン大会でトップ8に入賞した緑単カーンタイプ、タッチ白タイプ、原根プロが配信で回していたタッチ赤タイプ、オーコ・ウーロ・カウンターを足したタッチ青タイプ等々様々な派生があります。いろいろと試しましたがその中でも緑単カーンタイプが特に感触が良く、個人的な好み(=タイタンの殴り始められるタイミングが早いブン回り性と、カーンによるメタカード対策)に合わせる形で調整していって今の形になりました。
ここからはデッキ内採用カードの役割や使い方をいくつか紹介します。
・メインボード(スペル)
・樹上の草食獣、竹林の神
竹林の神の魂力は結構使うので、無理に出す必要が無ければ出さない。
また、上述のため優先順位としては絶対先に草食獣。
・むかしむかし
禁止は伊達じゃない優秀サーチ。大体1マナ生物かタイタンか縦置きランドを探す。2枚目以降はすぐには使わず、月対策で母聖樹探すのに使ったり。
・洞窟探検
アミュレットが無い代わり。こいつの効果で沈んだ城砦を出すと4点回復するのが地味に偉い。たまにこいつのドローに合わせてオーク出されて余計なダメージを食らうのがご愛敬。
・エルフの再生者
入れ替え候補No1。たまに緑タイタンも自然の秩序も引けないときに無理やり土地7枚揃えるのに使ったりする。普通に土地にした方が良いかも。
・自然の秩序
これがあるおかげで実質タイタン8枚体制。孔蹄のビヒモスをサイドインして圧殺を1t早めたり。ヨーグモスに使われた時のこいつの凶悪さがヤバい。
・大いなる創造者、カーン
原野メタとして血染めの月が流行っているので非常に役立つ。サイドからメタカードを引っ張ってくることで本来キルターンの違いで勝てないヨーグモス医院を封殺出来たり、対同型で塗膜から土地を止めたり割ったり、酒杯でトークン一掃して実質先手後手入れ替えたり。
パイオニア禁止は伊達じゃない便利さ。
・原始のタイタン
八面六臂の大活躍。ヴァラクートタイタン時代に使ってた自分としてはまた使えてうれしい。統率者禁止解除して。
・メインボード(土地)
・沈んだ城砦
最初はこれ4枚も必要か…?と思っていたが、実際に使ってみたら評価が一番変わったカード。ギャレンブリング城の起動が1t早まる、踏み鳴らされる地引いちゃった時でも赤指定でハンウィアーのマナが払える、爆発域のカウンターめっちゃ貯められる等々土地の起動型能力は結構重めのものが多いのでデッキの潤滑油として超便利。極力4枚入れたい。
・死者の原野
いわずもがな、禁止経験もあるぶっ壊れ土地カード。土地が出るだけでなぜかゾンビが湧く、コントロール・アグロ殺し。たまに同じ土地が2枚あるのに気づかずゾンビが出なかったりする…なんてことにはならないよう土地はちゃんと見よう!4枚はオーバーキルという事で3枚にしているリストがあるが、同型対決で仮に1枚母聖樹で割られた時に勝ちづらくなるのでこれも絶対4枚。
・ギャレンブリング城
起動で丁度6マナとタイタン早出しするために生まれたといっても過言ではない土地。当然4枚。オートタップだと土地が余っていても魂の洞窟のマナよりもこちらからマナを出す方が優先されるので、魂の洞窟を絡めて出したいときは先に魂の洞窟のマナを出しておく。
・森、冠雪の森、踏み鳴らされる地、マナーボーン地区への門、フェッチ4枚
フェッチ&フェチから持ってくる4人衆。基本は冠雪の森を最初に持ってきます。
理由としては森は竹林の神でダブる可能性あり、踏み鳴らされる地はうっかりフェッチから出すとタイタンからハンウィアー持ってきたら寝かせてるパターンがあったり、じゃあ沈んだ城砦持ってくるかとなったときにダブってて別名土地枚数カウントが減る可能性があるから。
マナーボーン地区への門は地味に森なの偉すぎ。思考囲い打ってくるタイプのデッキ相手に非常に役立ちます。
フェッチを手に残してアショクを出されると悶絶するので優先的にフェッチは使うこと。
昔はフェッチ6枚入れてた時もあったがそんなにいらない…。土地総数増やすなら検討しても良いかも。(でも土地増やすなら光輝の泉の方が優先順位高い。)
・ウェストヴェイル修道院
大体ゾンビ5匹が見えた時に原野とセットで持ってくる。同型やアグロ相手に飛行絆魂9点が偉すぎる。2番目の能力はほぼ起動しない。剣を鋤にで死ぬのでタイムレスでは信用しすぎないように。
・母聖樹
貴重なメインから血染めの月を割れるカードなのでなるべく取っておく。タイタンを最速で出せる場合は出す。
・魂の洞窟
そもそも環境にパーミッションやコントロールが少ないので、枚数減らして母聖樹増やしても良いかも。でも一定数対抗呪文メモラプ打ってくるデッキもいるのであると安心。
・ハンウィアーの砦
タイタンを色々試した時に、タッチ赤タイタンでこいつで速攻を持たせるのが衝撃だったので、土地をいじって緑単に無理やり積む形に。タイタンが速攻を持つとすごい!(語彙力皆無)
・ハイドラの巣、爆発域
アショクを落とす数少ない手段。爆発域はジャンドの1マナ軍団壊滅させると気持ちいい。
・ボジューカの沼
次のターンに脱出か巡航されそうだなーって時に出して相手を悶絶させよう。タルモのサイズを下げるために自分対象にすることも。
・カルニの庭
当初入れていなかったのだが、デッキがばれて1マナ域にも積極的に除去打たれるようになったので、自然の秩序の弾増やし。
・サイドボード
・夏の帳
こちらも禁止経験がある激強色対策カード。
カウンターを使う相手はもちろん、ハンデスたくさん入れてくる相手に先手番で入れたりもする。ジャンド相手にハンデス兼除去除け用に入れたらハンデス打たれず除去も稲妻しか打ってこずで一生手にあり負けたこともあるので枚数が難しい。
・カーンの酒杯
なんとこれを置くとネクロポーテンスが起動できなくなる。ヨーグモスも。
黒単ネクロ、ヨーグモスに効くので枚数多めに積んでおり、普通に3ターン目に置きたいのでカーン経由は考えず全部サイドインする。
アグロ系にも効くように見えてタップインが祟り普通に間に合わなかったりする。
・トーモッドの墓所
これがクリティカルな墓地利用デッキは少ない環境だが、死儀礼やタルモなど地味に墓地を使うカードが多いので地味に役立つ。
・液鋼の塗膜
とりあえずやることない時にカーンから持ってくるその2
土地ハメ出来たら大体勝てるが、黒単信心や緑単信心と違ってカーンを置いて即出すという動きが意外とあまりできないので、そうはならないがち。
・街並みの地ならし屋
とりあえずやることない時にカーンから持ってくるその3
緑単信心などと違って膨大にマナが出るデッキではないので別のカードも検討したい。
・石の脳
同型相手にタイタンぶっこぬきたいね(今まで実現したことなし)
・金線の酒杯
主に同型相手でゾンビを一旦すべて吹き飛ばしてこちらだけゾンビがいる場を作ったり、ジャンドの1マナ2マナ軍団を吹き飛ばしたりする。
・真髄の針
とりあえず相手が緑黒土地出して来たら「スランの医師、ヨーグモス」を指定しよう。なおアガサの魂の大釜で他の生物に能力をつけられたら意味ないのでチャンプアタックしてきたヨーグモスは絶対に殺さないこと。
あとは黒単のネクロポーテンスとか。
・墓掘りの檻
これもそこまで刺さる相手がいる環境ではないが、ヨーグモスには刺さるのであって損はない。ほかに良いのがあれば入れ替えるかも。
・機能不全ダニ
カーンから持ってこれるエンチャント除去。革命。
これで憎き血染めの月もイチコロ!
・孔蹄のビヒモス
同型対決でゾンビ合戦になったときにトランプルで無理やりねじ込んだり、キルターンを1早めたり。基本は自然の秩序から出す想定だが、このデッキは万が一引いてしまっても手からも出せるのが良い所。
・メタ上の立ち位置に関して。
デッキの基本骨子が強く、キーカードが実質複数枚積める安定性もあるのでそこらのデッキには簡単には負けないが、徐々にメタられ始めているのも真実。
具体的には「血染めの月」と「夢を引き裂く者、アショク」がメタカードとしてよく使われる。血染めの月は母聖樹、酒杯、ダニで何とかできるので1枚までだったら結構何とかなるが、アショクはかなりキツく、実質酒杯で何とかするか普通にタイタンただの6/6トランプルとして殴るしかない。
上手い相手だと小粒に殴られて落ちるのを避けるために忠誠度能力を起動しないといった立ち回りをしてくるので、そういう立ち回りをされるとかなりきつい。
ちなみに「血染めの月」よりも「石の雨」でタイタンを出すターンをズラされる方がきついんだが、こちらはまだ流行ってない(流行らないでくれー!)
あとはヨーグモス医院は互いにブン回ると相手の方が先に決まるので、こちらがメタカードを引けないと厳しい。
逆にそれらを意識すれば、地力が強いこともありメタ上のほぼすべてのデッキに勝てる可能性があるデッキといえる。
最後に、私が12月1月でミシック帯でタイタンデッキを回した勝率を記載します。
長々とお付き合いありがとうございました!
みなさんも3t目にタイタンを走らせて気持ちよく相手を爆発させよう!!!
それでは!