手牌チューブのトリセツ
Mリーグ2020セミファイナルシリーズから手牌チューブというYoutubeチャンネルを開設し運営しています。
点数計算もできないモブエンジニアが、Mリーグに魅了され、手牌チューブシステムを構築&運用し、そして(いつか)公式からお叱りを頂くまでの話をnoteにて共有させていただきます。(全X話)
手牌チューブの始まり
Mリーグの存在を知ったのは2020年11月でした。それから毎日食い入るように観戦しております。
しかしながら、麻雀初心者には打牌テンポがとても早く、各選手の手牌を把握する前に素早く画面が切り替わったり、選手が意図的に理牌を実施しないケースがあるため、手牌状況が全く頭に入ってこない事に気が付きました。
この時『物体検知技術(ディープラーニング)を使って麻雀牌を画像認識して、理牌した手牌を一覧表示すればいいんじゃない?』と思いつき、システムの構想、構築に至ったのが手牌チューブの始まりです。
手牌チューブの機能
自分のような麻雀初心者をターゲットに、手牌状況の把握しづらいポイントを可視化する機能を可能な範囲で実現しております。
・各選手の手牌を理牌して一覧表示
・シャンテン数の表示
・自摸番、自摸牌の表示
・和了牌候補の表示 (※役無しも含みます)
・手牌内の放銃牌をハイライト表示
ちなみに、今後以下のような機能の実現を検討中です。
・シャンテン数のプログレスバー表現
・ドラ牌のハイライト表示
・有効牌の受け入れ枚数表示
※他にも実現してほしいアイデアや機能があれば共有いただけると幸いです。
手牌チューブの目標(ゴール)
目標は特に無いです。
視聴者数を増やしYoutuberとして収益を最大化することに興味はあまりありません。(本業が忙しい為)
強いて言えば、この活動がMリーガーに認知されることや、Abemaの藤田社長に怒られるということが目標かもしれません。これ以上の名誉なことはありません。
本当のことを言うと、アイデアを思いつき、すんなりと構築してみましたが、システムを構築することよりも、これを運営し続けることが、とても辛い事に今更ながら気が付きました。。。(※年間108試合分19時~23時が拘束されてしまうという事実に絶賛絶望中)
Abemaプレミアムにて同様の機能/サービスが提供され、この手牌チューブをそっとクローズする日が直ぐに訪れることを切に願っております。
手牌チューブへの質疑応答
TwitterやYoutubeで反響やご質問を頂きましたが、まともに返事ができておらず申し訳ありませんでした。
この場にてピックアップした一部を回答させていただきます。
副露牌表示に関してご質問が多かったのですが、現状のMリーグの放送フォーマットでは副露牌を認識して表示するのが簡単では無いです。
河に関しては、需要があるとは全く認識しておりませんでした。。
もし実現可能であれば『捨牌チューブ』を開設します。
テンパイ時の最低/最高得点表示ですが、システム内部に点数計算ができるライブラリーを内包しているのですが、リーチ状態、ドラ牌、副露牌の情報が無い為、現段階では難しいです。
物体検知はYOLOv5を使っています。もし本システムの構成に関してご興味や需要があるのであれば、別記事にて軽くご紹介させていただきます。
もちろん許可は取っていません。絶対に白だ!とも思っておりません。公式から怒られてこの運用地獄から早く抜け出したいのも本音です。。。
牌譜というものが 麻雀初心者には縁がないものですので、考えもしていなかったです。。
基本的にAbemaでの同時視聴を利用ケースとして捉えているため、手牌チューブだけの視聴では面白みが無いように作ってます。
※音声は無音、過剰演出はせず、点数などAbema側で常時表示されているものは表示しない方針。
手牌チューブだけ見ても意味が無いと思うのですが、麻雀上級者の域に達するとこれだけで十分だったりするのでしょうか?
手牌チューブから感謝御礼
最後に。まともなプロモーションをしていない自分に代わり、本活動の意図を理解していただき、リツイート等で手牌チューブを広めていただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
一部ですが、リツーイト等のリンクを貼らせていただきます。
※モチベーションアップとなりました(涙)
最後まで読んでいただきありがとうございました。