乾久美子さんが好き
1週間ぶりに更新笑
遅くに帰って、ご飯食べるともう眠くて眠くて書けないのです。
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「1番好きな建築家は?」
と聞かれたのであれば、僕は即答で
「乾さん」
と答えます。
(恥ずかしながら、建築家の作品集と言われるものは三分一さんの「瀬戸内の建築」しか持っていないし、エルクロッキーなんかも欲しいとは思わないのですが、ここ最近は乾さん関連の本が欲しくてうずうずしております。)
乾さんの建築は、非常に曖昧な感じと優しさで溢れているようなイメージを持っています。
意味を反転させるのが上手いと言えるのかもしれません。
それらのイメージは、乾さんの語り口、言葉によるものがかなり大きいと思うんです。(まだ作品を生目で見たことがないのもありますが)
そっと建築をおいてみると
の中で、「おおらかな雰囲気をたたえる」と書いてあるのですが、なんかもう
ぼやぼやしてる言葉が更にぼやぼやして、分かるようだけど分からない。文章ですよね
また、〜だけれども、〜なのかもしれない、という言い切らない語尾を使っているのも、曖昧で優しい雰囲気を作っているのかもしれない。
どのような設計プロセスなのかまだまだわかっていないのですが、多くの人が無視してしまいそうな小さな部分に気づいて、その気づきをどんどん発展させて形にしていった建築が多いなと思っています。
思えば、自分が学生だった頃、小さなところからよく考えてたなあと思い出しました。そこから広げることができなくて、気づきで終わって結果としてよく分からないものばかり作っていましたが。笑
卒業設計もそんな感じではありましたが、
そこにある小さなもの・場所から始まる建築が1番豊かな空間を作れるんじゃないか
と根拠のない仮説を立てたもの思い出しました。
しばらくは乾さんの本や記事を読み漁って、思考を深掘っていきたいなと思います。
モヤモヤっとしたものをモヤモヤっとさせたままだけれども、とても気持ち良さそうでおおらかな空間を作る技術真似していきたいな
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小さな風景からの学びは、写真集としてもかなり楽しいのでぜひ見てみてください笑
皆さんの好きな建築は誰で、どんなところが好きですか?