設計は編集作業である
少し前に、出向先の代表から聞いた言葉。
それは、VE内容を相談しに行った時に言われた。
色々教えていただいたが、
まとめとしては、
・設計は編集作業
・自分が持っている情報をどう編集するかに尽きる。
・その情報が多いと、色んなことを考えられる。
ということだった。
どこかで聞いたことはあったものの、いまいちピンと来ていなかった自分の背すじが、ピンと伸びた気がした。
というのも、計画の方針や設計思想などの、概念だけの話ではなくて、物理的な話と一緒に聞けたから。
その時に,鋼材ハンドブックなんかをみることも覚えた。(まだまだ使いこなせてはいないが)
その後ふと考えてみたことですが、鋼材ハンドブックは、いわゆる辞書で、ある部材を別な部材に置き換える時に性能が変わらないことを示してくれる。
それは、言葉を置き換える時に使う国語辞典と同じ事だなあと。
そう考えると,色んな建築を知っていること(建築の辞書を増やすこと)は、重要であると同時に、世の中の建築も編集の中で生まれていることがわかる。
新しい建築を見つけるために、必死に編集をしている仕事であると思うと,勉強することも楽しくなる。(ある種義務的にも感じるが…)
(少し話は飛んでしまうが)パクリというのは、その編集作業を行わなかったものなのではないかと思う。
これはまた別で書いてみたい内容です。
そんなこんなで、今日も仕事を頑張ります。