お金で自分の価値をはかる
こんばんは
来週末に引き渡しの物件が大詰めをむかえています。
その物件が僕にとって初めての完了検査でした。
心がすり減っているのを感じながらも、無事完了済証を頂けて一安心です。
そんな中で新たな物件に携わらせていただき、初めての見積もり図作成、確認申請の手続きを進めている状況。
状況はさておき、先ほど出向中の所長から言われた言葉。
[君は今いくら稼いでいるんだい?]
設計料はこのくらいで、経費(人件費もろもろ)がこのくらいで、手元にはこのくらい残る。
金額だけで換算すると、君は今○○円位を稼いでいる事になる。
事務所を回していくには、ひとり○○円位稼がないとやっていけない。
などなど、
リアルな数字を教えて頂きました。
そして僕はこう思った。
[そんな能力を持った人間に到底なれていない。]
そんな人間になるためにどう行動していったらいいのだろう。
それに合う環境とはどのような場所なのだろう。
そもそも目標は何なのか。
あるべきと思う建築は何なのか。
お金で人の価値を決めるのは、嫌悪感を覚えてしまう。
だけど、自分の立ち位置をはかるにはとても分かりやすいなと思った。
1つの基準として、一度自分をお金で換算してみるといいかもしれない。
その結果に悲しんでもいいけれど、前に進むことだけは忘れないで。